子供が脱毛症になる原因とは?症状の種類や家庭でできる対策も解説 | 新宿AGAクリニック
子供が脱毛症になる原因とは?症状の種類や家庭でできる対策も解説

子供が脱毛症になる原因とは?症状の種類や家庭でできる対策も解説

脱毛 症 子供


脱毛症と言った場合、大人の問題だと思われる方も多いのではないでしょうか。実際には子どもであっても、脱毛症を発症するケースがあります。とはいうものの、自分の子どもが薄毛になってしまうと、何が悪かったのか悩んでしまうこともあるでしょう。


こちらの記事では、子どもに見られる脱毛症の種類や原因、および家庭でできる対策について解説しています。子どもの抜け毛が増えていて心配な方や、薄毛を早く改善したい方はお役立て下さい。

子供の脱毛症の原因とは


子どもに見られる脱毛症の特徴として、まとまった量の髪の毛がいきなり抜け落ちてしまうことや、自分で自分の髪の毛を引き抜いてしまうことなどがあげられます。


成人男性に見られる脱毛症のように、薄毛が徐々に進行するのではなく、短期間のうちに薄毛が目立つようになる傾向があります。子どもの脱毛症の原因は、大きく分けると次の2点に分類されます。

  • ストレスによる脱毛症
  • 自己免疫疾患に伴う脱毛症


それぞれの脱毛症の特徴や原因について詳しく見ていきましょう。

ストレスによるもの


子どもの脱毛症の原因として、ストレスの存在が挙げられています。ストレスが原因となる脱毛症がトリコチロマニア(抜毛症)です。トリコチロマニアの特徴は、自然に髪の毛が抜け落ちるのではなく、自分で自分の体毛を引き抜いてしまうのが特徴です。


日常生活の中でストレスを感じる局面が多いと、髪の毛を始めとする体毛を引き抜くことで不安感を解消しようとします。トリコチロマニアは、学童期に多く見られるのも特徴です。


いじめや子どもにとってストレスの多い家庭環境、引っ越しなどが原因となってストレスが溜まると、トリコチロマニアの発症リスクがたかくなります。

自己免疫疾患によるもの


子どもの脱毛症の原因としては、自己の免疫異常も挙げられます。免疫異常によって起こる脱毛症としては、円形脱毛症がよく知られています。円形脱毛症はその他の脱毛症とは異なり、年齢や性別を問わず、誰にでも起こり得るのが特徴です。


円形脱毛症を発症する方の5人に1人は、15歳以下の学童や生徒というデータもあります。円形脱毛症という名前から、コイン大の脱毛斑ができるイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際には広範囲に渡って抜け毛が見られたり、体中の体毛が抜け落ちたりするケースもあります。


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子供の脱毛症の症状は主に5種類


子どもに多く見られる脱毛症の1つが円形脱毛症なのですが、円形脱毛症は症状の程度によって以下の5種類に分類されます。

  • 単発型
  • 多発型
  • 全頭型
  • 蛇行型(だこうがた)
  • 汎発型(はんぱつがた)


それぞれについて詳しく見ていきましょう。

単発型-1〜2カ所程度部分的に髪の毛が抜ける


円形脱毛症の中でもっとも軽症例が、単発型の円形脱毛症です。コイン大の脱毛斑が1ヶ所ないし2ヶ所程度見られるのが特徴です。脱毛斑は頭部にだけ現れるのではなく、眉毛や体毛に脱毛斑が現れることもあります。


症状の程度が軽微であれば、放っておいても自然に治ることもあるのですが、場合によってはさらに広範囲に渡って薄毛となるケースもあります。単発型の円形脱毛症は年齢を問わず発症するのが特徴で、子どもから老人まで発症率に大きな差異は認められません。

多発型-頭の複数箇所に脱毛が見られる


多発型の円形脱毛症は、頭部の複数箇所に脱毛斑を認めるタイプの円形脱毛症です。突然何の前触れもなく多発型の円形脱毛症を発症するケースもあれば、単発型の円形脱毛症から移行するケースもあります。


脱毛斑同士が結合して、薄毛の範囲が広くなった場合、多発融合型の円形脱毛症と呼ばれるようになります。円形脱毛症の経過は様々なのですが、多発型の円形脱毛症の場合、脱毛斑が融合や拡大、縮小を繰り返すのが特徴です。また、多発型の円形脱毛症は、いったん治癒しても再発するケースが少なくありません。

全頭脱毛症-髪が全体的に抜ける


全頭脱毛症(全頭型の円形脱毛症)はその名の通り、脱毛斑が頭部全体に広がるタイプの円形脱毛症を意味します。髪の毛が頭部全体の疎らに残っているケースもありますが、最終的には頭髪全部が抜け落ちてしまいます。


後で紹介する汎発型の円形脱毛症と同様に、完治するまでにかなりの時間を要する、もしくは完治が困難な例も少なくありません。日本皮膚科学会が策定する円形脱毛症の診療ガイドラインでは、全頭型の円形脱毛症を発症した場合、治療を断念しかつらなどの使用を勧めるといった選択肢もある旨が記載されています。

蛇行型-髪の生え際が帯状に抜ける


蛇行型の円形脱毛症は、円形に髪の毛が抜けるのではなく、蛇が這った跡のように細長く、うねったような形で髪の毛が抜けるといった特徴を持ちます。一般的には、後頭部から側頭部の生え際に欠けて脱毛斑を認めます。


全頭型の円形脱毛症や、後述する汎発型の円形脱毛症ほどではありませんが、蛇行型の円形脱毛症も難治例とされています。多発型の円形脱毛症と同じく、単発型の円形脱毛症から蛇行型へと移行するケースもあります。

汎発型-髪だけでなく全身の毛が抜ける


汎発型(はんぱつがた)の円形脱毛症は、髪の毛はもちろんのこと、まつげや眉毛、腕や足の毛、陰毛など全身の体毛が抜け落ちる円形脱毛症を意味します。円形脱毛症の中でもっとも改善が困難なタイプでもあります。


全頭型の円形脱毛症と同じく、汎発型の円形脱毛症も完治する望みが低いため、治療を断念し、かつらやウィッグを利用する方法も検討する必要があるとされます。

子供の脱毛症への対策


子どもが脱毛症を発症した場合、本人が大変なショックを受けるため、周囲の大人によるフォローが欠かせません。子どもの円形脱毛症への対策としては、以下のような方法が挙げられます。

  • ストレスの原因を考え軽減できるよう援助する
  • 生活習慣を見直し改善する
  • 広範囲で抜ける場合は早めに皮膚科を受診


それぞれについて詳しく解説します。

ストレスの原因を考え軽減できるよう援助する


子どもの抜け毛や薄毛が気になる場合、何らかのストレス状態に陥っていないかを確認することが先決です。子どもの中には、大人に心配をかけないよう、何らかのトラブルを抱えていても黙っている児童や生徒も少なくありません。


子どもの脱毛の原因として多いのがストレスの存在であるため、まずは何がストレスになっているのかを把握し、ストレスを軽減できるよう援助することが重要です。また、ストレスによって自分の髪の毛を抜いてしまうケースもあるため、髪の毛が抜けた跡に着目する必要もあります。


円形脱毛症の場合は、脱毛斑と髪の毛が生えている箇所の境界が明確です。一方、自分で髪の毛を抜いてしまうトリコチロマニアの場合、脱毛部位とその他の箇所の境界が明確ではありません。

生活習慣を見直し改善する


子どもの脱毛症への対策としては、生活習慣を見直して改善することも挙げられます。幼児の頃は規則正しい生活をしていたのに、小学校や中学校にあがると生活習慣が乱れるケースも少なくありません。


特に子どもの場合、睡眠不足にならないよう気をつける必要があります。睡眠不足になると身体の発育に悪影響を及ぼすことはもちろんのこと、髪の毛の成長にも悪影響を与えます。


睡眠不足が続くと自律神経のバランスが乱され、血液の循環が悪くなります。髪の毛は、毛母細胞が毛細血管からエネルギーを受け取って分裂・成長します。そのため、睡眠不足になると髪の毛が成長するためのエネルギーが不足し、抜け毛のリスクが高くなるのです。

広範囲で抜ける場合は早めに皮膚科を受診


髪の毛が広範囲に渡ってまとまって抜け落ちるような場合は、できるだけ早めに皮膚科などの専門医に見てもらうよう心がけましょう。皮膚科が近くに無ければ、かかりつけの小児科などで見てもらうのも良いでしょう。


仮に円形脱毛症を発症している場合、脱毛部位が広くなればなるほど、回復するのに時間がかかる、もしくは回復が困難となります。皮膚科や小児科を受診した結果、トリコチロマニアによる脱毛が疑われる場合は、心療内科で治療を受けるのが一般的です。

子供の脱毛症はどのくらいで治るのか


子どもが脱毛症を発症した場合、どれくらいの期間で治るのか気になることでしょう。トリコチロマニアの場合は、抜毛癖が治まれば、脱毛状態は自然と回復に向かいます。円形脱毛症が回復するまでの期間に関しては以下の通りです。

  • 単発型ならほとんどが1年以内で治る
  • 単発型以外の場合数年〜10年以上かかる場合も


それぞれについてさらに詳しく見ていきましょう。

単発型ならほとんどが1年以内で治る


円形脱毛症の場合、症状の程度が軽ければ軽いほど、完治しやすい傾向にあります。もっとも軽症例である単発型の円形脱毛症であれば、およそ80%が1年以内に回復します。特別な治療を受けなくても、ストレスの軽減に努めたり、生活習慣を見直したりすることで治るケースも多くなっています。


ストレスは円形脱毛症の直接的な原因ではありませんが、精神的なストレスがきっかけとなって、免疫系に異常を引き起こす可能性があります。そのため、トリコチロマニアの場合はもちろんのこと、円形脱毛症の場合もストレスの軽減に努めることが重要です。

単発型以外の場合数年〜10年以上かかる場合も


多発型・全頭型・蛇行型・汎発型の円形脱毛症の場合、回復するまでに数年から10年以上が必要となるケースも少なくありません。そのため、親子ともに根気強く円形脱毛症の改善に向き合っていくことが求められます。


脱毛範囲が広がっている場合であっても、毛根自体が死滅しているケースは稀です。そのため、治療がうまくいけば再び髪の毛を生えさせることが期待できます。また、周囲の大人が外見によって人の価値は決まらないことをアドバイスし、子どもを不安な状態にしないことも求められます。


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AGA治療に関するご相談なら


子どもに見られる脱毛症の多くが、トリコチロマニアか円形脱毛症に分類されます。トリコチロマニアは精神障害の一種であるため、発症が疑われる場合は心療内科を受診し、原因となるストレスを取り除くための治療を受けることが重要です。


円形脱毛症の場合、脱毛範囲が小さければ自然に回復することもあるのですが、多発型の円形脱毛症などに移行する可能性もあるため、自己判断せずに、専門の医療機関で見てもらうことが重要です。


新宿AGAクリニックでは、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)の治療だけでなく、円形脱毛症の治療も行っています。


子どもが治療を受ける場合は親権者の同伴(もしくは親権者の同意書)が必要となりますが、早期治療によって早期改善が期待できます。カウンセリングは無料で承っていますので、疑問点や不安点がある方は何でもご相談下さい。

 

 

【監修者】

大藪顕(新宿AGAクリニック院長)

経歴

平成14年 大阪医科大学卒業

平成14年 大阪医科大学形成外科

平成16年 城山病院形成外科・美容外科

平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)

平成18年 大手美容外科形成外科部長

多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験

平成28年 新宿AGAクリニック院長

資格

日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医

 


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