ヘアサイクルが乱れるのはなぜ?薄毛対策をするなら生活習慣を見直そう | 新宿AGAクリニック
ヘアサイクルが乱れるのはなぜ?薄毛対策をするなら生活習慣を見直そう

ヘアサイクルが乱れるのはなぜ?薄毛対策をするなら生活習慣を見直そう

ヘアサイクル

男性はもちろんのこと、女性の中にも薄毛や抜け毛に悩まされている方はたくさんいらっしゃいます。薄毛や抜け毛の原因について理解するためには、ヘアサイクルについて知っておく必要があります。


ヘアサイクルが乱れると髪の毛の成長に悪影響をおよぼし、薄毛や抜け毛のリスクを高めるからです。こちらの記事では、ヘアサイクルの3つの段階や、ヘアサイクルが乱れる原因などについて解説しています。 ヘアサイクルが乱れる原因や対処法を知り、抜け毛対策を行いたい方は参考になさって下さい。

 

ヘアサイクル(毛周期)とは?3つの段階


ヘアサイクルは髪の毛が生え替わる周期=毛周期のことを意味します。髪の毛は定期的に抜けては生えるといった周期を繰り返しており、一生涯の間に20回から40回のヘアサイクルが起こるとされています。ヘアサイクルには以下の3つの段階があります。

 

  • 成長期
  • 退行期
  • 休止期


これらの周期が乱れると、抜け毛や薄毛のリスクが高くなります。それぞれの時期の特徴や、男女のヘアサイクルの違いについて見ていきましょう。

ヘアサイクルは男性と女性で異なる


髪の毛が生えて抜け落ちるまでの周期をヘアサイクルと言いますが、ヘアサイクルは男性と女性とで異なっています。男性のヘアサイクルがおよそ3〜5年周期であるのに対し、女性のヘアサイクルはおよそ4〜6年周期となっています。


一生涯に繰り返されるヘアサイクルの回数は決まっているため、女性よりも男性の方が早くヘアサイクルの終わりを迎えます。そのため、長寿の男性の多くが薄毛となってしまうのです。

髪が成長する成長期


次に、ヘアサイクルの3つの段階について解説します。成長期はその名の通り、髪の毛が太く・強く成長する時期を意味します。ヘアサイクルのおよそ85%から90%を占めており、主に髪の毛の成長期が何らかの原因によって短縮されると、抜け毛や薄毛のリスクが高くなります。


成長期はさらに、早期・中期・後期に分けられます。早期成長期に髪の毛の成長が始まり、中期成長期から後期成長期にかけて、髪の毛が太く・強く育っていきます。

毛乳頭細胞からの指令や栄養の供給が弱まる退行期


ヘアサイクルの大部分を占める髪の毛の成長期が過ぎると、次に退行期が訪れます。退行期はヘアサイクル全体のおよそ1%を占めており、毛根に送られる栄養素の供給や、毛乳頭細胞から下される発毛の指令が停止します。


その結果、髪の毛の根元部分にある毛根が退縮し始め、毛乳頭細胞も毛母細胞から徐々に離れていきます。この時期に、髪の毛の成長が完全に止まるわけではなく、髪の成長が鈍くなるのが特徴です。

毛乳頭細胞からの指令や栄養の供給が止まる休止期


ヘアサイクルの退行期が過ぎると、最後に休止期を迎えます。髪の毛の休止期になると、発毛の指令や栄養の供給を司る毛乳頭細胞が収縮し、その働きを停止します。その結果、髪の毛の成長は完全に停止します。


ヘアサイクルの内、休止期が占める割合はおよそ10〜15%とされています。正常なヘアサイクルの場合、休止期を迎えた毛穴の奥では、すでに新しい髪の毛の成長が始まっています。そして、新しく育ってきた髪の毛に押し出されるようにして、古い髪の毛が抜け落ちるのです。


【関連記事】壮年性脱毛症とは-セルフチェック項目や進行を抑える方法を知って対策を!

ヘアサイクルが乱れる原因とは


男性に見られる薄毛にも、女性の毛髪のボリュームダウンにも、ヘアサイクルの乱れが深く関わっていると考えられています。ヘアサイクルが乱れる原因としては、主に以下のような点が挙げられています。

 

  • 生活習慣の乱れ
  • ストレスによる自律神経の乱れ
  • 加齢による毛母細胞の働きの低下
  • ホルモンバランスの変化


それぞれについて詳しく解説します。

生活習慣の乱れはヘアサイクルの乱れに直結


ヘアサイクルが乱れる原因としては、生活習慣の乱れが挙げられます。睡眠不足や疲労状態が継続すると、睡眠の質が低下し、髪の毛の成長にも悪影響をおよぼします。


また、食習慣の乱れもヘアサイクルを乱す原因となります。脂っこいものを好んで食べていたり、ジャンクフードやスナック菓子を食べたりする習慣がある場合、皮脂の過剰な分泌に伴って頭皮環境が悪化し、ヘアサイクルを乱すリスクが高くなります。


運動不足に伴う筋力の低下も、ヘアサイクルを乱す原因となり得ます。筋力が低下すると、血液の循環に悪影響を及ぼすからです。頭皮へと送られる血液量が減少すると、頭皮環境の悪化に伴って、ヘアサイクルが乱れる結果となります。

ストレスによる自律神経の乱れ


ストレスによる自律神経の乱れも、ヘアサイクルが乱れる原因の1つです。自律神経は交感神経と副交感神経の2つから構成されており、両者がバランスをとることで私たちの生命活動が円滑に保たれています。


ストレス状態が昂じると、自律神経のうち交感神経が優位に傾きます。交感神経が優位に傾くと、血管が収縮し、血液の循環が悪くなります。それによって頭皮へと送られる血液量が減少すると、頭皮環境の悪化に伴うヘアサイクルの乱れを引き起こしやすくなります。


また、自律神経のバランスが乱れると、睡眠の質の低下にともない、髪の毛の成長にも悪影響を与えます。自律神経のバランスが乱れる原因としては、ストレス以外にも寒暖差や騒音、排ガス、アレルゲンなど様々なことが挙げられます。

加齢による毛髪細胞の働きの低下


ヘアサイクルが乱れる原因としては、加齢に伴う毛髪細胞の働きの低下も挙げられます。細胞分裂のピークは20代から30代とされており、それ以降は徐々に細胞の老化が進行していきます。


細胞が老化すると毛髪細胞の働きも低下するため、ヘアサイクルの乱れによって抜け毛を引き起こすリスクが高くなります。ただし、細胞の老化スピードには個人差があり、見た目が若々しい方は細胞の老化速度もゆっくりと進行します。


細胞の老化が早い方の特徴としては、筋力が弱いことやバランス感覚に劣っていること、歩くのが遅いことなど、運動の能力が密接に関わっているとされています。加齢による毛髪細胞の働きの低下を予防するためには、普段から身体を使うよう意識することが重要です。

ホルモンの働きによるAGA


ホルモンバランスの変化も、ヘアサイクルを乱す原因となります。男性の場合、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が増加すると抜け毛を引き起こし、AGA(男性型脱毛症)を発症するリスクが高くなります


AGAは進行型の脱毛症なので、いったん発症が確認されたら、根気強く治療を続ける必要があります。女性の場合、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量減少にともない、抜け毛の量が増える場合もあります。


出産後の女性に一時的な脱毛(分娩後脱毛症)が起こるのも、更年期を迎えた女性に抜け毛が目立つようになる(女性男性型脱毛症)のも、女性ホルモンのバランスが変化するからだと考えられています。


【関連記事】脱毛症の治療方法は複数ある!自分の症状に合った適切な治療を受けよう

ヘアサイクルの乱れを戻すには生活習慣の見直しや治療を視野に


抜け毛や薄毛の原因となるヘアサイクルの乱れを元に戻し、正常化させるためには、生活習慣の見直しが必要となります。場合によっては治療を視野に入れる必要もあるでしょう。ヘアサイクルの乱れを戻す方法としては、以下のような例が挙げられます。

 

  • 食生活を改善する
  • ストレスを発散させる
  • 育毛剤やマッサージを習慣にする
  • AGA専門のクリニックで相談する


それぞれについて解説します。

食生活を改善する


ヘアサイクルの乱れを戻し、髪の毛の成長をサポートするためには、食生活を改善することが欠かせません。髪の毛はタンパク質の一種であるケラチンから作られているので、毎日の食事に良質のタンパク質を取り入れるよう意識してみましょう。


体内に取り入れられたタンパク質はいったんアミノ酸レベルにまで分解され、身体の必要な箇所へと送られます。髪の毛はアミノ酸がタンパク質に再合成されることで作られます。その際に必要な栄養素が必須ミネラルの一種である亜鉛です。


亜鉛は牡蠣や豚レバー、牛赤身肉、卵などに多く含まれているので、これらの食品を取り入れた献立を考えるのもよいでしょう。脂っこい食べ物やジャンクフードなどは皮脂の分泌量のバランスを乱すため、なるべく摂取を控えるようにしましょう。


ただし、なんらかの食品を摂取したからと言って、みるみる髪の毛が生えてくるようなことはありません。ヘアサイクルが正常化した後、徐々に太く・強い髪の毛が増えてきます。

ストレスを発散させる


ヘアサイクルの乱れを戻すためには、ストレスを発散することも重要です。仕事に関するストレスがある方は、仕事のことを忘れる時間を作るとよいでしょう。考えないようにするのは難しいので、趣味に没頭するなど工夫するようにしましょう。


育児にストレスを感じているのであれば、パートナーや家族の協力を得て、自分1人の時間を作るのも効果的です。お風呂にゆっくりと浸かってリラックスすれば、副交感神経が優位に傾き、心身共にリラックス状態へと導くことが可能です。


ストレスは精神的なものばかりではありません。身体的ストレスを解消するためには早寝早起きを心がけ、適度に身体を動かし、良質の睡眠を得るよう工夫する必要があります。

育毛剤やマッサージを習慣にする


ヘアサイクルの乱れを戻すためには、育毛剤を利用したり、マッサージを習慣にしたりするのも効果的です。ヘアサイクルを改善するためには、頭皮環境を良好に保つことが欠かせません。


頭皮環境を良好に保つためには、頭皮へと送られる血液の流れをスムーズにすることが重要です。育毛剤の中には、カプサイシンなど血行促進作用が期待できる成分が含まれた商品もあります。また、女性の場合はエストロゲンに似た働きを持つ、イソフラボンを配合した育毛剤を利用するのもよいでしょう。


入浴中に頭皮マッサージをおこなえば、頭皮への血行を促進し、頭皮環境を改善することが期待できます。爪や指の先で頭皮を刺激しないように、指の腹で優しくマッサージするよう心がけましょう。

AGA専門のクリニックで相談する


ヘアサイクルの乱れに伴う抜け毛や薄毛が疑われるようであれば、AGA専門のクリニックで損談するとよいでしょう。頭皮の炎症やできものなどであれば皮膚科を受診してもよいのですが、抜け毛を伴う場合は、AGA専門のクリニックを受診するようにしましょう。


抜け毛がAGAや女性男性型脱毛症によって起こっている場合、皮膚科医では専門外である可能性もあります。AGA専門のクリニックには、抜け毛や薄毛の改善に特化した医師が在籍しているため、個々人に合った治療法や対処法を提案してもらうことが可能です。


特に男性に見られる代表的な薄毛であるAGAには、進行型という厄介な特徴があるため、発症が疑われる場合、できるだけ早めに対処することが求められます。

ヘアサイクルの乱れの悩みを早期に解消するなら


ヘアサイクルの乱れの悩みを早期に解消するなら、駅前AGAクリニックまでご相談下さい。ヘアサイクルの回数には上限があるため、何らかの原因によって髪の毛の成長期が短縮している場合、若くしてヘアサイクルの終わりを迎える可能性もあります。


ヘアサイクルは髪の毛1本1本毎に異なっていますが、ヘアサイクルの終わりを迎えた毛穴が増えれば増えるほど、薄毛を治すことは難しくなります。とくにAGAは進行型の脱毛症であるため、なるべく早めに治療を始めることが重要です。


駅前AGAクリニックでは男性の薄毛はもちろんのこと、女性の薄毛や円形脱毛症など、薄毛全般の治療に取り組んでいます。カウンセリングは無料で行っていますので、治療方法や費用に関するご相談、お悩みなどなんでもお問い合わせ下さい。

 

>>無料カウンセリングのご予約はこちらから

 


  |  

#