肥満と薄毛って関係あるの?

肥満と薄毛って関係あるの?

 

「太っている人に薄毛が多い」

そんな事を耳にしたことはありませんか?

 

肥満はさまざまな病気の原因になることは良く知られています。

 

更には薄毛の進行にも関係があることがわかっています。
今回は、肥満と薄毛の関係についてのお話しです。
— 目次 —
  • ・薄毛と肥満って関係あるの?
  • ・どんな状態が肥満なのか
  • ・日本における肥満の割合
  • ・肥満の解消には何が効果的か

薄毛と肥満って関係あるの?

なぜ太っていると薄毛になるのか、そのメカニズムについご説明致します。

薄毛の原因はDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる悪玉男性ホルモンですが、DHTは男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素が結びついて作られます。


しかし全ての男性ホルモンがDHTになる訳ではありません。

男性ホルモンの大半はSHBG(性ホルモン結合グロブリン)という物質と結びついた状態で存在しています。

また体内に存在する男性ホルモンの内、約1~3%が遊離テストステロンと呼ばれる状態です。
遊離テストステロンは、5αリダクターゼと反応してDHTになりやすいという特徴があります。

一方、肥満の方の体内ではインスリンというホルモンの効きが弱くなってしまいます。
インスリンは血糖値を下げるホルモンです。このインスリンの効きが弱くなると、人体はその分をフォローしようとしてインスリンを多めに分泌するようになります。

インスリンの分泌が多くなると、今度はSHBGの生成が抑えられてしまうのです。
SHBGが少なくなる=体内の遊離テストステロンが増えるという状態になります。
結果、遊離テストステロンが増えDHTが作られやすくなり、薄毛が進行しやすくなってしまうのです。

どういう状態が「肥満」なのか

ご自身が肥満にあたるのかわからない、という方も多いと思います。

そのような時は、BMI(肥満度指数)を計算すれば自分が肥満なのかそうでないかを見極めることができます。


これは簡単な式で求めることができます。

 

「BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」

BMIを計算し、結果が25以上であれば肥満に分類されます。

 

特にBMIが35オーバーの方は高度肥満と診断され、生活習慣病やうつ病など他の病気に対するリスクも高まってしまいます。髪の毛以外にも体の不調が目立つようになるので、太りすぎには注意が必要です。

日本における肥満の割合

私たち日本人で肥満に該当する割合はどのくらいなのでしょうか。

 

厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、2016年における20歳以上の肥満者の割合は男性31.3%、女性20.6%と統計が出ています。

 

世代別に見てみると、男性は40代~50代の肥満割合が特に高く、女性の場合だと60代まで年代の上昇に比例して肥満割合が高くなる傾向にあります。

 

しかし男性に比べ肥満割合は少なく、むしろ20代の女性では痩せ気味な傾向が目立っています。

太る原因を考えた時、真っ先に「運動不足」や「食べ過ぎ・飲みすぎ」を思い浮かべることでしょう。

 

生活習慣の乱れは、肥満の原因になります。

 

それ以外にも過度なストレスや便秘、ホルモンバランスの乱れなどの環境的・体質的な要因も肥満の要因となってしまいます。

 

薄毛の進行に限らず様々な不調を招く肥満は、生活習慣を見直し、日ごろからしっかりと意識する必要がありそうです。

肥満の解消には何が効果的か

では、どのようなことを意識すると肥満は防げるのでしょうか。

 

ここでは肥満を予防・改善するために効果的な考え方をご紹介いたします。

肥満予防やダイエットには、やはり生活習慣を見直す必要があります。


特に「食生活」と「エネルギー消費を意識した生活」の2つがポイントです。


単純に考えて、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば肥満になりやすくなります。

カロリーは食事から摂取するものなので、肥満と食生活は直結します。


太らないためには、次の点を意識してみましょう。

 

  • ・よく噛むことを意識する。
  • ・1日3食、規則正しく食べる。
  • ・夜は食事の量を軽めにする。
  • ・栄養バランスを考えた食事にする。
  • ・アルコールを飲み過ぎないよう注意する。
  •  

基本的なことばかりですが、これらを意識することで肥満にとどまらず、総体的な健康管理が行えます。

早食いや過度な飲酒、ジャンクフードばかりの食生活は控え、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取しましょう。

 

また、ちょっとした日常の心がけで消費カロリーをUPしていくとより効率的です。
日常生活で消費されるカロリー量は約20~40%と言われており、なかなか高い割合です。

普段から運動不足な方が、いきなりジムやランニングを始めるのはなかなか難しいです。例えば、エレベーターに頼らず階段を使う、軽いウォーキングを初めてみるなど、少しずつ日常の中に運動を加えてみてはいかがでしょうか。

 

このような小さな意識で、肥満からくる薄毛は予防できます。

もしも既に進行が気になってきている場合も、これらの生活習慣の見直しに加え、クリニックでの治療を併行することで毛量の改善が可能です。


新宿AGAクリニックでは、生活習慣についてのアドバイスも併せて行っております。進行が気になりはじめたら、どうぞお気軽にご相談下さい。

 

 


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