AGA遺伝子検査で何がわかるのか | 新宿AGAクリニック
AGA遺伝子検査で何がわかるのか

AGA遺伝子検査で何がわかるのか

AGA遺伝子検査では二つの事がわかります。

 

①将来のAGA、薄毛の発症・進行の可能性

②薄毛治療薬(フィナステリド)の効果予測

 

 

男性型脱毛症の原因は男性ホルモンであるアンドロゲンによる影響が大きいです。その男性ホルモンの受容体(アンドロゲンレセプター:以後ARと記載します)の感受性の高さを、遺伝子レベルで解析を行い男性型脱毛症のリスクを測定します。

 

遺伝子検査の方法

 

①専用の綿棒をキャップに触れないように取り出す

 

②両側の口腔粘膜を10回ずつ左右こする。(採取30分前は飲食を避けていただきます)

 

③すぐにキャップを閉じて、スタッフに渡す。

 

以上、全く痛みのない施術数分で終了します。検査結果は一か月弱を目安にお知らせ可能です。

 

AR遺伝子のCAGリピート領域の解析で判ること。

 

遺伝子:DNA(デオキシリボ核酸)は二本の規則正しい鎖のらせん状の構造になっています(二重らせん構造を言います)。そのらせん構造についている塩基(アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C))の四つの塩基構造の配列により、DNAを構成します。

DNAのAR領域のCAG(シトシン、アデニン、グアニン)のリピートの解析が、フィナステリド(プロペシア)の効きやすさに関与していることがわかってきています。

 

CAGリピート率が

 

○23以下・・・効果が出やすいタイプ

△24.25.26・・ 標準的

×27以上・・・効果が出にくいタイプ

 

と統計学的にわかってきました。

 

 

AR遺伝子のCAGリピートとGGCリピート合計数の解析で判ること。

 

CAG,GGCの繰り返しが少ないと、AR蛋白の合成率が高くなり、細胞内のAR分子が多く産生されます。アンドロゲンを受け入れが多くなってしまうため、作用を受けやすくなり薄毛、AGA症状が進行しやすいと言われています。

 

CAG,GGCリピート数の合計が

 

×38以下・・AGA発症リスクが高い

○39以上・・AGA発症リスクが低い

 

とされています。

 

 

新宿AGAクリニックでは、DHT検査などのホルモン検査、一般血液検査による生活習慣の検査に加え、遺伝子検査を積極的に導入しています。将来のリスク、薬の効きやすさを正確に知ることにより、効率の良い発毛治療、そして不要な治療の排除の実現に貢献しています。


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