フォリックスレーザーの効果とは?回数や値段についても解説

抜け毛が増えた、地肌が透けて見えるようになったと感じ、薬以外の治療法を探している方も多いでしょう。
フォリックスレーザーは、頭皮にレーザーを照射して毛包の周囲を刺激する、比較的新しい薄毛治療です。
本記事では、フォリックスレーザーに期待できる効果や実感までの期間、回数と値段の目安、デメリットを順に解説します。
内服薬や外用薬との違いも整理するため、治療を選ぶ際の判断材料としてお役立てください。
目次
フォリックスレーザーとは?AGA治療における仕組み
フォリックスレーザーは、イスラエルのルミナス社が開発した薄毛治療用のフラクショナルレーザーです。
2024年に米国FDAの510(k)クリアランスを取得しており、薬を使わない薄毛治療の選択肢として国内でも一部の医療機関が導入しています。
フォリックスレーザーが頭皮に働きかける仕組み
波長1565nmのレーザーを点状に照射し、頭皮の表面を削らずに真皮へ微細な熱の刺激を与えます。
その刺激をきっかけに体が本来持つ修復の働きが高まり、血流やサイトカインの活動が促されて毛包が刺激される仕組みです。
施術は1回30分ほどで、注射や手術を必要としない点も特徴です。
フォリックスレーザーが向いている人
内服薬の副作用が心配で、服用に抵抗がある方に向いた治療です。
また、すでに内服薬や外用薬を使用している方も、医師に相談のうえ、フォリックスレーザーによる治療を検討することができます。
ただし、他のAGA治療との併用については、安全性や有効性に関する十分なデータがないため、慎重な判断が必要です。
米国FDAでは、薄毛治療を希望する成人男女のうち、フィッツパトリック皮膚タイプⅠ〜Ⅳを対象に、頭髪の外観改善を目的とした使用が認められています。
一方、頭皮に感染症や慢性的な皮膚疾患がある方、皮膚がんの既往がある方は施術に適していません。
フォリックスレーザーの効果と効果が出るまでの期間
フォリックスレーザーには、抜け毛の減少や髪質の改善、発毛の促進が期待されています。
ただし、髪の毛の生え変わりには時間がかかるため、実感までの期間もあわせて把握しておきましょう。
フォリックスレーザーに期待できる効果
フォリックスレーザーに期待できる効果は、以下の通りです。
| 期待できる効果 | 内容 |
| 抜け毛の減少 | 治療の途中から抜け毛が減ったと感じる場合がある |
| ハリ・コシの改善 | 太くしっかりした毛(硬毛)の増加が報告されている |
| 発毛の促進 | 毛髪の本数や密度の増加が報告されている |
メーカーの臨床試験では、毛髪数の増加と頭髪の見た目の改善が確認されています。
2026年の米国レーザー医学会では、AGA患者を対象とした無作為化試験の結果も発表されました。
硬毛の本数や総毛髪数、毛包の密度に統計的に有意な改善がみられ、最大82%の方に測定可能な変化があったという報告です。
参考:ReachMD_ASLMS 2026: Lumenis Reports New Laser Findings in Scalp Treatment
フォリックスレーザーの効果が出るまでの期間
ヘアサイクルは成長期・退行期・休止期からなり、新しい髪が育って目に見えるまでには数ヵ月を要します。
このため、フォリックスレーザーは、4週間おきに4〜6回の照射を行うことがメーカーから推奨されています。
ただし、効果を実感するまでの期間には個人差があります。
メーカーによると、抜け毛の減少や産毛の発生といった初期の変化は、治療期間の途中から気づく場合もあるようです。
1〜2回で判断せず、医師と経過を確認しながら続ける姿勢が大切でしょう。
参考:Lumenis公式サイト_Laser Hair Loss Treatment
フォリックスレーザーの回数と値段の目安
治療を始める前に、治療に必要な回数と総額の目安を把握しておくと、無理のない計画を立てやすくなります。
ここでは、通院ペースと料金の一例を紹介します。
フォリックスレーザーの回数と通院ペース
メーカーが示す標準的な計画は、4週間に1回の照射を4〜6回おこなう方法です。
その後は、年に2〜3回のメンテナンス照射で状態を維持する流れが推奨されています。
AGAは進行性の脱毛症であるため、照射をやめると時間の経過とともに薄毛が再び進む可能性があります。
必要な照射回数は進行度によって変わるため、診察で個別に確認しましょう。
フォリックスレーザーの値段の相場
フォリックスレーザーは保険が適用されない自由診療のため、料金は医療機関ごとに異なります。
| 回数 | 料金の一例(税込) | 1回あたり |
| 1回 | 49,900円 | 49,900円 |
| 3回 | 143,700円 | 47,900円 |
| 6回 | 269,400円 | 44,900円 |
| 12回 | 525,330円 | 約43,800円 |
上の表は国内で導入している医療機関が公表した2024年12月時点の料金で、1回あたり5万円前後が一つの目安になるでしょう。
6回コースでは総額が27万円ほどになるため、メンテナンス費用も含めた総額を事前に確認しておくと安心です。
参考:ゴリラクリニック_プレスリリース(神戸新聞NEXT掲載)
フォリックスレーザーは効果なし?実感しにくい原因とデメリット
フォリックスレーザーを受けても、十分な効果を実感できない場合があります。
治療効果には個人差があり、薄毛の進行度や照射回数なども関係するため、実感しにくい原因とデメリットを事前に知っておくことが大切です。
フォリックスレーザーで効果なしと感じやすいケース
一つ目は回数不足で、推奨される4〜6回に届く前に照射を中断すると変化を感じにくくなります。
二つ目はAGAの進行度で、毛包の働きが弱まった状態が長く続いた部位では、刺激への反応が乏しい場合があります。
三つ目は個人差で、臨床試験でも全員に改善がみられたわけではありません。
また、レーザーにはAGAの原因であるジヒドロテストステロンの産生を抑える作用がありません。
このため、単独の治療では薄毛の進行を抑えきれない可能性もあるでしょう。
フォリックスレーザーのデメリットと副作用
副作用として、照射後の赤みや腫れ、かゆみ、一時的な抜け毛が挙げられています。
また、水ぶくれややけど、色素の変化が生じる可能性も示されているため、異常を感じた際は早めに医師へ相談しましょう。
痛みは温かくチクチクする程度と表現されることが多いものの、感じ方には個人差があります。
費用が積み重なる点や、月1回の通院が必要な点も負担になる場合があります。
施術後は頭皮への強い刺激を避け、洗髪や整髪料を再開する時期は医師の指示に従うと安心です。
フォリックスレーザーと他のAGA治療との違い
AGA治療には複数の方法があり、それぞれ作用する場所が異なります。
違いを理解したうえで、自分の症状や希望に合う方法を選びましょう。
内服薬・外用薬との違い
以下では、内服薬と外用薬の違いについて説明します。
| 治療法 | 主な作用 | 使い方 | 主な注意点 |
| フォリックスレーザー | 毛包の周囲を熱で刺激し発毛を促す | 4週間に1回の照射 | 赤み・腫れ、費用負担 |
| フィナステリド(内服) | 5αリダクターゼⅡ型を阻害し抜け毛を抑える | 1日1回の服用 | リビドー減退など。女性は服用不可 |
| デュタステリド(内服) | 5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型を阻害し抜け毛を抑える | 1日1回の服用 | 性機能不全など。女性は服用不可 |
| ミノキシジル(外用) | 毛乳頭や毛母細胞を活性化し発毛を促す | 1日2回の塗布 | 初期脱毛、頭皮のかゆみ |
フィナステリドとデュタステリドは抜け毛の原因に働きかける薬で、ミノキシジル外用薬は発毛を促す薬です。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、男性型脱毛症に対してこの3つが推奨度Aと評価されています。
一方、フォリックスレーザーは登場から日が浅く、同ガイドラインでは評価の対象になっていません。
長期的なデータは、今後の蓄積が待たれる段階といえます。
参考:日本皮膚科学会_男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
自分に合ったAGA治療の選び方
治療法は、薄毛の進行度と希望、予算の3点を踏まえ、医師の診断をもとに選ぶのが基本です。
たとえば抜け毛の進行を抑えたい男性では、フィナステリドやデュタステリドが第一選択薬となる場合が多いでしょう。
フォリックスレーザーも治療の選択肢ですが、薬剤との併用については十分な検証がされていないため、医師と相談して判断する必要があります。
なお、薬に抵抗がある方は、レーザーを中心にした計画を相談するのも一案です。
高額なコースを自己判断で契約する前に、必要な治療だけを組み合わせた見積もりを確認しましょう。
AGA治療に関するご相談なら新宿AGAクリニックへ
フォリックスレーザーは薬を使わずに毛包を刺激できる治療ですが、回数や費用、進行度との相性を踏まえた判断が重要です。
新宿AGAクリニックでは、患者様に合わせた治療プランを提案しています。
新宿駅から徒歩4分、西新宿駅から徒歩1分の立地で、年中無休のため、お仕事帰りにも通いやすいです。
ご予算に合わせて必要な治療だけをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。












