薄毛に良い食べ物とは?薄毛対策に効果的な食べ物を紹介! | 新宿AGAクリニック
薄毛に良い食べ物とは?薄毛対策に効果的な食べ物を紹介!

薄毛に良い食べ物とは?薄毛対策に効果的な食べ物を紹介!


私たちの身体は日々の食事によって作られますが、髪の毛に関しても例外ではありません。栄養価の低い食事メニューや、偏った食事を続けている場合、髪の毛の成長が阻害され、薄毛になってしまう可能性もあります。

 

薄毛を予防して、毛髪量を年齢相応にするためには、髪の毛の成長に必要な栄養素を積極的に摂取して、薄毛を誘発するような乱れた食習慣を改善することが欠かせません。

 

今回の記事では、薄毛を予防するために摂取したい栄養素を紹介するとともに、薄毛や抜け毛と食べ物の気になる質問について解説しています。薄毛対策に良い食べ物を知りたい方は参考にしてみて下さい。

 

育毛・発毛対策に食事は効果的?

髪の毛は食べたものから作られるということですが、では、髪の毛の成長に効果的な食事や栄養素は存在するのでしょうか。育毛や発毛に取り組みたい方は、食事と髪の毛の関係について理解しておきましょう。

あくまでも栄養学的な予防・進行抑制

髪の毛も日々の食事から作られるので、そういった意味では、食事内容をみなおすことが、薄毛の予防や進行抑制に繋がるといった考え方も可能です。

 

ただし、食事内容の見直しによって薄毛の予防や進行抑制ができるというのは、栄養学的観点からのお話に過ぎません。確かに髪の毛はタンパク質からできており、髪の毛の合成には亜鉛が必要です。

 

その意味でいえば、タンパク質や亜鉛を摂取することが、薄毛の予防や進行抑制に繋がるということは可能です。

 

ただ、薄毛の原因は栄養素の欠如だけではありません。例えば男性に多く見られるAGAの多くは遺伝が原因であり、食事内容にはあまり左右されません。

 

食生活の見直しは、あくまでも健康な髪の毛を成長させる手段の1つであり、実際にAGAを発症している場合、食事内容の変更だけでは発毛効果が期待できないことも知っておきましょう。

食生活の改善も重要

薄毛を予防したり、薄毛の進行を抑制したりするには、食事内容を見直すだけでなく、食生活を改善することも重要です。

 

仮に髪の毛にとって良いとされる成分を摂取していたとしても、食事の時間が日々バラバラであったり、特定の食品ばかりを摂取していたりすれば、薄毛の予防や進行抑制は期待できないでしょう。

 

また、栄養素というものは単体で作用するものではありません。例えばカルシウムを吸収するためにはビタミンDの摂取も欠かせません。毎日のことだからこそ、決まった時間に栄養バランスの取れた食事を摂取することが重要と言えます。

髪の毛を増やす栄養素と食べ物

薄毛を予防するためには、髪の毛の成長をサポートしたり、頭皮環境を良好に保ったりする栄養素を摂取することが重要です。髪の毛を増やすための栄養素や食べ物としては、主に以下のような例が挙げられます。

栄養素

はじめに、髪の毛を増やしたり、薄毛を予防したりする効果が期待できる栄養素について見ていきましょう。

タンパク質

私たちの髪の毛は、タンパク質の1種であるケラチンによって作られているといわれています。このため、日々の食事から良質のタンパク質を摂取することが求められます。

 

ケラチンは18種類ものアミノ酸から構成されていますが、アミノ酸は普段の食事から摂取しやすいものばかりです。

 

以下で紹介する栄養素についても同様ですが、どのような食品に栄養素が含まれているのかは後程詳しく紹介します。

ビタミン類

髪の毛を増やしたり、薄毛を予防したり、頭皮環境を良好に保ったりするためには、ビタミン類を摂取することも欠かせません。

 

ビタミン類には頭皮を酸化から守ったり、細胞分裂を活性化させたりする働きがあるとされています。ほとんどのビタミンは体内で合成できないため、日々の食事から摂取することが求められます。

ミネラル

髪の毛の健康状態を保ち、良好な頭皮環境を維持するためには、ビタミン類と併せてミネラルも摂取する必要があります。

 

特に必須ミネラルの一種である亜鉛には、体内のアミノ酸を再合成して、髪の毛に作り替える働きがあるといわれています。多くの育毛剤やサプリメントに亜鉛が含まれているのも、このためです。

コラーゲン

コラーゲンは肌を美しく保つために必要とされる栄養素の1つですが、髪の毛にとっても必要な成分として知られています。

 

髪の毛は毛母細胞が分裂することで成長しますが、その際にコラーゲンが必要となるのです。コラーゲンが不足すると細胞分裂が正常に行われず、結果として薄毛のリスクを高めるとされています。

イソフラボン

大豆に含まれる成分としてよく知られているイソフラボンには、女性ホルモンに似た働きがあります。

 

男性の体内でも微量ながら女性ホルモンが分泌するとされており、女性ホルモンの分泌量が増大すれば、相対的に男性ホルモンの分泌量が減少します。

 

その結果、抜け毛の原因となる有害なサイトカインが産生されにくくなるでしょう。

食べ物

髪の毛にとって有益な栄養素について知っていただいたところで、次に、具体的にどのような食べ物を摂取すれば良いのか見ていきましょう。

アミノ酸スコアが100と、必須アミノ酸をバランスよく含む卵は、毎日でも摂取したい食品の1つです。

卵には髪の毛を作る元となるタンパク質が豊富に含まれているほか、髪の毛の成分となるケラチンを構成するアミノ酸も含まれています。

牛肉

牛肉の赤身には、アミノ酸をタンパク質に再合成する際に必要となる亜鉛が豊富に含まれています。

レバー

レバーには頭皮を保護したり、新陳代謝を活発化したりする働きがあるビタミン類が多く含まれている他、亜鉛やシスチンなど、髪の毛の合成に必要な栄養素が豊富に含まれています。

納豆

納豆には髪の毛の元となるタンパク質が多く含まれています。また、納豆の成分であるナットキナーゼには、血液をサラサラにする作用も期待されています。

乳製品

乳製品にも髪の毛の元となるタンパク質が多く含まれています。また、ヨーグルトには腸内環境を整え、免疫機能を強化する作用も期待されています。

牡蠣

海のミルクとも呼ばれる牡蠣には、髪の毛を作る際に必要となる亜鉛が豊富に含まれています。また、新陳代謝を活発にするためのビタミンB群も多く含まれています。

海藻類

ワカメや昆布といった海藻類には、血液をサラサラにして、髪の毛にとって必要な栄養素を頭皮に送り届けやすくする働きが期待されています。

薄毛・抜毛対策で避けるべき食生活

薄毛や抜け毛を予防するためには、髪の毛にとって良い成分を摂取することはもちろん、髪の毛や頭皮にとって好ましくない食生活を避けることも重要です。では、どのような食生活を避ければ良いのでしょうか。

糖分・塩分が多い食事

薄毛や抜け毛を予防するためには、糖分や塩分が多い食事を避けるようにしましょう。糖分を過剰に摂取すると、身体の糖化=老化が進むと考えられています。

 

また、塩分を過剰に摂取すると体内の水分バランスが崩れ、いわゆるドロドロ血液となり、頭皮へと栄養を送り届ける機能が低下してしまいます。

高脂質・高カロリーな食事

高脂質・高カロリーの食事も、髪の毛や頭皮にとっては好ましくありません。脂質が多く含まれる食事を好んで摂取した場合、頭皮からの皮脂分泌量が増大します。

 

皮脂の量が増大すると、皮脂をエサとして成長する常在菌が繁殖して、脂漏性皮膚炎などの発症リスクを高めます。

 

高カロリーの食事をしていると、どうしても髪の毛や頭皮にとって必要なビタミンやミネラルが不足する傾向にあります。

過剰な食事制限

髪の毛の成長を促すためには、過剰な食事制限を避けるようにしましょう。過剰な食事制限によって栄養が不足すると、髪の毛が成長するためのエネルギーが不足するからです。

 

薄毛というと男性だけの問題のように思われがちですが、若い女性の中には、過剰な食事制限(ダイエット)に伴って薄毛を発症する方が少なくありません。

 

過剰な食事制限に伴って起こりうる薄毛としては、粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)がよく知られています。

過剰な飲酒

酒や百薬の長と言われることがありますが、過剰な飲酒は髪の毛や頭皮にとって好ましくありません。

 

アルコールを代謝させる際には体内の水分が消費されるため、過度にアルコールを摂取すると、血液がドロドロになり、頭皮の栄養状態低下を招きやすくなります。

 

また、アルコールを過度に摂取すると、睡眠の質が低下するリスクも高くなります。アルコールには覚醒作用があるため、寝ている際に脳が興奮状態になりやすいからです。

就寝直前の食事

就寝直前の食事も、髪の毛の成長を妨げる一因です。寝る前に食事をすると消化や吸収にエネルギーが取られ、髪の毛が成長するためのエネルギーが不足しやすくなります。

 

また、満腹状態で布団に入ると、睡眠の質を低下させるリスクも高くなります。

薄毛・抜け毛と食べ物の気になる質問

ここまで髪の毛や頭皮にとって好ましい栄養素や食品、好ましくない食事法などを紹介してきました。次に、薄毛や抜け毛と食べ物との関係に関して、よくある質問に答えていきます。

薄毛対策にいい飲み物はあるか?

薄毛対策に良い飲み物としては、豆乳が挙げられます。大豆を原料とする豆乳には、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれています。

 

イソフラボンは女性の薄毛に対して効果が期待できるだけでなく、男性ホルモンが過剰になり過ぎることで起こるAGAに対しても効果が期待できます。

 

また、豆乳には髪の毛の元となるタンパク質も多く含まれています。薄毛対策に良い飲み物としては、カテキンを多く含む緑茶も挙げられます。

 

カテキンには抗酸化作用があるため、頭皮環境を良好に保つことが期待できます。ただし、飲みすぎると睡眠の質を低下させる可能性もあるため注意が必要です。

サプリメントを飲んでも薄毛対策になるのか?

サプリメントは栄養補助食品の1種であり、日常の食事で不足しがちな栄養素を補うことが可能でしょう。しかし、サプリメントを摂取したからといって、髪の毛がどんどん生えてくるようなことはありません。

 

ただ、将来の薄毛を予防するという観点から言えば、髪の毛の成長をサポートするサプリメントの摂取は有効と言えるでしょう。

ワカメは髪の毛を増やすのにいいの?

結論から申し上げますと、ワカメなどの海藻類を積極的に摂取したからといって、髪の毛が増えるようなことはありません。

 

確かに、海藻類には身体にとって必要なビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。しかし、海藻類に限らず、特定の食品を摂取することで、髪の毛が生えてくるようなことはないと知っておきましょう。

 

もちろん、サプリメントと同様に、将来の薄毛を予防する目的であれば、日常的に海藻類を摂取した方が良いことは間違いありません。

AGAを抑える食べ物はあるの?

AGAの多くは遺伝的要因がきっかけとなって発症すると考えられています。このため、AGAの進行を特定の食品によって抑えることは難しいでしょう。

 

もちろん、ビタミン類やミネラルが髪の毛の成長にとって必要であることは間違いありません。ただ、AGAの進行を抑えられるという医学的根拠はありません

男女で薄毛の効果が違う食べ物はあるの?

男性の薄毛は大半がAGAの発症に伴うものであり、食習慣の見直しだけで改善することは難しいでしょう。

 

女性の場合、過度の食事制限やホルモンバランスの乱れによって薄毛を発症するケースがあり、その場合は食事内容の見直しで薄毛を改善することが期待できます。

まとめ

髪の毛はタンパク質の1種であるケラチンから作られているため、日々の食事から良質のタンパク質を摂取することは欠かせません。


また、アミノ酸を再合成して髪の毛に作り替えるため、必須ミネラルである亜鉛も積極的に摂取すると良いでしょう。


ただし、特定の食品を摂取したからといって、髪の毛がみるみる生えてくるようなことはありません。


特に男性の薄毛はAGAの発症に伴って起こるケースが多いため、AGAの発症が疑われる場合は専門医に相談し、適切な治療を受けることが重要です。


AGAでお困りなら、駅前AGAクリニックにご相談ください。

 


  |  

#