マカを摂取するとはげる?副作用や女性が摂取した場合の効果を解説

マカを摂取するとはげる?副作用や女性が摂取した場合の効果を解説



マカは南米ペルー原産の多年生植物で、栄養価が高いことから古来「アンデスの女王」と呼ばれ親しまれてきました。

 

現代でもスーパーフードの1つとしてサプリメントなどに配合されており、男性の精力の向上だけでなく、女性のエイジングケア目的で用いられています。


薄毛の予防・改善目的でマカを利用している方もいますが、「マカを摂取するとはげる」と言われることがあり不安に思う方もいるでしょう。


本記事ではマカを摂取するとはげると言われる理由や期待できる効果が出るまでの期間、女性にとってのメリットなどを解説します。

 

マカを摂取するとはげると言われる理由


結論、マカを摂取してもはげることはありません。

 

マカを摂取するとはげると言われる理由としては、男性の性機能の向上が期待できる点が挙げられます。


昔から精力が強い男性ははげるといったイメージが持たれる傾向にあるため、マカを摂取するとはげるとの誤った認識が広まった背景があります。


マカの摂取にともない精力が向上するのは、男性ホルモンの一種であるテストステロンの増加が関わっているのではないかと考えられています。


実際にマウスなどを用いた実験では、マカを投与した群にテストステロン値の増加が見られましたが、ヒトのテストステロン増加に関する研究は行われていません。


また、薄毛に関わるのはジヒドロテストステロン(DHT)であり、テストステロンではありません。

 

いずれにせよ、マカを摂取するとはげる説に医学的根拠はないと言えるでしょう。

男性がマカを飲むとどのような効果がある?


男性が日常的にマカを摂取した場合、次のような効果が期待できます。

 

  • 勃起不全の改善
  • 精子の活性化


それぞれについて詳しく解説します。

勃起不全の改善


マカを摂取すると勃起不全の改善効果が期待できます。


軽度の勃起不全(ED)に悩まされている白人男性50名を対象に、マカ乾燥エキスおよびプラセボを投与する二重盲検臨床試験が行われています。


12週間におよぶ治療の結果、マカ乾燥エキス投与群とプラセボ群の両方に、国際勃起機能指数 (IIEF-5) の上昇が見られました。


特にマカ乾燥エキスを投与した群では、プラセボ群にくらべIIEF-5・SAT-Pに有意な上昇が見られています。


また、満足度プロファイル(SAT-P)に関しても双方に有意な上昇が見られましたが、ベースラインと比較して大幅な改善が見られたのはマカ乾燥エキス投与群のみでした。


マカと性欲に関する臨床試験のデータは少ないながら、上記の試験からマカが軽度の勃起不全患者の性的幸福感の上昇に役立つのではないかと考えられています。

精子の活性化

 

マカを摂取すると精子が活発化する効果も期待できます。


海外で行われた3つのランダム化臨床試験において、男性不妊症の方に精子の運動性の向上が見られ、2つの試験では健康な男性に精液の質の向上が見られました。


また、海外で行われた2つの非対照観察研究においても、マカが精液の質に好ましい影響をおよぼすことが示唆されています。

 

ただし、マカは催淫剤や媚薬(びやく)とは異なり、服用したからといって、すぐに勃起を起こすわけではありません。


正常な勃起のためには男性に対して何らかの性的刺激が加わる必要があります。

女性がマカを飲むとどのような効果がある?


マカは男性だけでなく女性が摂取しても以下のメリットが期待できます。

 

  • 疲れが取れる
  • ホルモンバランスが安定する
  • 脂肪が燃えやすくなる
  • 若々しさを保てる


それぞれについて詳しく解説します。

疲れが取れる


女性がマカを摂取するメリットの1つが、疲労が回復しやすくなる点です。

 

マカにはタンパク質を構成するアミノ酸の一種であるアルギニンが含まれています。


アルギニンには成長ホルモンの分泌を促進する作用があるため、マカを摂取して良質な睡眠をとると疲労の回復を早める結果につながります。


マカには免疫力を高めるはたらきもあるため、風邪をひきやすい女性にもおすすめです。


海外で行われた研究では、マカの抽出物を摂取した成人被検者に、気分・エネルギー・健康状態の改善が見られました。


マカの抽出物は自然由来の成分のため、カフェインとは異なり副作用のリスクが低い点もメリットの1つです。

ホルモンバランスが安定する


ホルモンバランスが安定することも、女性がマカを摂取するメリットの1つです。


選択的セロトニン阻害薬(SSRI)の服用による性機能障害を持つ外国人女性42名に対し、マカおよびプラセボを投与する二重盲検プラセボ対照試験が行われました。


その結果、マカ投与群ではプラセボ群に比べ、選択的セロトニン阻害薬(SSRI)の服用にともなう性機能障害が有意に緩和しました。


選択的セロトニン阻害薬(SSRI)は女性の更年期障害の治療にも用いられる医薬品ですが、服用した方のおよそ半数が性機能障害を発症すると考えられています。


マカにはホルモンバランスを整える作用があるため、選択的セロトニン阻害薬(SSRI)の服用による性機能障害の改善につながると考えられます。


参考:NIH_抗うつ薬誘発性女性性機能障害の治療薬としてのマカ根の二重盲検プラセボ対照試験

マカは生理中・PMSにも効果が期待できる?

 

マカには生理中に見られる気分障害や、PMS(Premenstrual Syndrome:月経前症候群)にともなう諸症状を緩和する効果も期待されています。

 

生理中に見られる気分障害やPMSは、更年期障害と同様に女性ホルモンのバランスが変動して起こる点が特徴です。

 

卵巣摘出ラットにゼラチン化処理済みの有機マカを投与する研究を実施した結果、更年期に見られる気分障害や認知機能障害が緩和、軽減、もしくは遅延される可能性が示唆されました。

 

マカにはホルモンバランスを整える作用があるため、更年期に見られる症状と同様に、生理中に起こる気分障害やPMSの改善にも役立つと考えられます。

 

参考:ゼラチン化処理済み有機マカ(Lepidium peruvianum Chacon)のホルモンバランス調整効果

マカは鬱にも効果が期待できる?

 

マカには、鬱(うつ)症状を緩和する効果も期待されています。

 

卵巣摘出ラットにゼラチン化処理済みの有機マカを投与したところ、典型的な抗鬱剤様プロファイルを示しました。

 

マカによる抗鬱作用は、コルチゾールとACTH(副腎皮質刺激ホルモン)レベルの低下によってもたらされると考えられています。

 

参考:ゼラチン化処理済み有機マカ(Lepidium peruvianum Chacon)のホルモンバランス調整効果

脂肪が燃えやすくなる


女性がマカを服用すると、脂肪の燃焼をサポートする効果が期待できます。

 

ただし、マカに脂肪燃焼効果がある訳ではありません。


マカの服用にともない疲れが取れやすくなると、ジョギングやランニングをする意欲が向上し、結果として脂肪を燃えやすくする効果が得られます。


また、立命館大学の研究チームによるとマカには骨格筋細胞の成長を促し、筋肥大をもたらす作用があることも分かりました。


筋肉量が増えると基礎代謝が向上するため、脂肪燃焼効果を高める結果につながります。

若々しさを保てる


女性がマカを摂取すると、若々しさを保つ効果も期待できます。

 

マカには気分・エネルギー・健康状態を改善する効果があるため、いつまでも元気で若々しい印象を周囲に与えやすくなります。


マカにはビタミンB群が多く含まれており、新陳代謝を活発化させる作用があるため、肌の健康を保つうえでも有益です。


臨床研究においてもマカの抗酸化作用や免疫力向上作用が確認されており、身体能力を高める効果も期待されています。

マカを摂取するタイミングと効果が出るまでの期間


マカには性機能を向上させたり心身の健康を維持したりする作用が期待できますが、服用してすぐに効果があらわれるとは限りません。


ここでは、マカの効果を最大限に高めるための摂取するタイミングや、効果が出るまでの期間について解説します。

摂取するタイミング


マカは医薬品ではないため摂取するタイミングは決まっていません。 どのような効果をマカに期待するのかにより、摂取するタイミングを決めるのがおすすめです。


例えば1日を元気に過ごしたいのであれば、朝の空腹状態のタイミングでマカを摂取するとよいでしょう。


空腹時にマカを摂取することで、有効成分が体内に吸収されやすくなります。心身の健康を改善する目的であれば、就寝前にマカを摂取するのがおすすめです。


マカには成長ホルモンの分泌を促す作用があるため、就寝前に服用すると身体の疲労を回復させ、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

効果が出るまでの期間


マカの効果が出るまでの期間は、摂取する目的により異なります。

 

1日を元気に過ごしたい方がマカを摂取すると、すぐに効果を実感できるケースもあります。


心身の健康を改善する目的であれば、最低でも3ヶ月〜半年は摂取を続ける必要があるでしょう。


マカは医薬品ではなくあくまでも健康補助食品的な位置づけのため、根気よく摂取を続けるのが体質改善に必要なポイントです。


また、マカはコップ一杯の水もしくはぬるま湯で服用してください。

 

牛乳やコーヒー、ジュースなどでマカを服用すると、有効成分の吸収を妨げる可能性があります。

マカを摂取した際に副作用はある?


結論、マカを摂取したからといって副作用を起こす可能性は低いでしょう。

 

自然由来のマカで製造されたサプリメントやドリンクは、医薬品ではないため副作用のリスクは低いと考えられます。


海外で行われた臨床研究でもマカの摂取で副作用が起こるケースはまれであり、低い毒性と良好なヒト耐性が確認されています。


ただし、マカに限らずサプリメント類を過剰に摂取すると、思わぬ健康被害を招く恐れがあるため注意が必要です。


マカの過剰摂取により起こり得るトラブルとしては、ホルモンバランスの乱れによる月経不順や更年期障害の症状悪化、腹痛・排便障害・胃の不快感などの消化器症状が挙げられます。


マカに限らずサプリメントや健康食品を摂取する際には、事前にパッケージや添付文書を確認し、用法・用量を守って服用するのが原則です。


妊娠中や妊娠の可能性がある女性は、自分の判断でマカを摂取するのではなく、かかりつけ医に相談するようにしましょう。

マカの肝臓への副作用

 

マカに限った話ではありませんが、サプリメントに含まれる成分は主に肝臓で代謝されるため、規定量を超えて服用した場合、肝臓に負担をかける可能性があります。

 

ただし、小規模な臨床試験においてマカ抽出物は安全で忍容性が高く、副作用は軽微で一時的な症状に留まるとされています。

 

また、血清酵素の一過性上昇や臨床的に明らかな急性肝障害など、マカと肝障害を結び付けるような説得力のある報告はありません。

 

マカは医薬品ではなくサプリメント(栄養補助食品)に用いられる成分であるため、臨床的に明らかな肝障害の原因としては可能性が低いと考えられています。

 

参考:薬剤性肝障害に関する臨床および研究情報

マカを摂取するデメリット・注意点

 

マカにはさまざまな健康効果が期待できますが、摂取することにより以下のデメリットを生じるケースもあるため注意が必要です。

 

  • 過剰摂取は体調不良につながる
  • アレルギー症状が起きる可能性がある

 

マカを摂取するデメリット、および注意点について解説します。

過剰摂取は体調不良につながる

 

マカを摂取するデメリットおよび注意点として、過剰摂取は体調不良につながる点が挙げられています。

 

マカの過剰摂取がもたらす代表的な体調不良として、胃部不快感や下痢、腹痛などの消化器系の症状、頭痛、不眠などが挙げられています。

 

ただし、サプリメントの過剰摂取が体調不良につながるのはマカに限った話ではありません。

 

用法用量を正しく守って服用すれば、マカは安全性および忍容性が高いとわかっています。

アレルギー症状が起きる可能性がある

 

マカを摂取する際の注意点として、アレルギー症状を起こす可能性が挙げられています。

 

特にブロッコリーや大根、キャベツをはじめとするアブラナ科の食物に対するアレルギーをお持ちの方は注意が必要です。

 

また、過去に何らかのサプリメントを服用してアレルギー症状が出た経験がある方は、マカを服用する前にかかりつけ医や専門医に相談してください。

持病のある方や服薬中の方は医師に相談する

 

持病のある方や服薬中の方は、自分の判断でマカを服用する前に医師に相談してください。

 

マカの摂取はホルモンバランスや血流に影響するため、ホルモン補充療法を受けている方や、降圧剤を服用している方などは注意が必要です。

 

マカに限らず何らかのサプリメントを摂取する際は、事前にかかりつけ医や専門医に相談するよう心がけましょう。

マカを摂取するとはげ予防になる?


マカの摂取がはげ予防につながるかどうかは、抜け毛の原因によります。

 

抜け毛の原因が食習慣や生活習慣の乱れであれば、マカの摂取がはげ予防につながると言えるでしょう。


マカには髪の毛の元となるアミノ酸が多く含まれているため、日常的な摂取により髪の毛の成長をサポートする効果が期待できます。


また、マカには成長ホルモンの分泌を促す作用があるため、就寝中の毛母細胞の分裂を活発化させる効果も見込めるでしょう。


一方、脱毛症が原因の抜け毛に関しては、マカの摂取では効果が期待できないケースもあります。


特に男性に見られるAGAは主に遺伝が原因で起こるため、マカに限らず食習慣の見直しでは改善が期待できません。


AGAは進行型の脱毛症のため、発症が疑われる際には適切な治療を行い、薄毛の進行を遅らせることが大切です。


AGAは専門のクリニックで治療できる時代のため、抜け毛や薄毛が気になる方は早めの受診をおすすめします。

AGA治療に関するご相談なら新宿AGAクリニックへ


マカには心身の健康状態を維持・改善し、成長ホルモンの分泌を促進させ、髪の毛の成長をサポートする効果が期待できます。


心身の状態を改善する目的でマカを摂取するのであれば、最低でも3ヶ月〜半年は服用を続けるのがおすすめです。


マカの摂取を続けても抜け毛が減らない方は脱毛症の疑いがあるため、早めに新宿AGAクリニックを受診してください。


新宿AGAクリニックでは男性だけでなく、女性の薄毛や円形脱毛症も治療しています。

 

抜け毛や薄毛が気になる方は、お気軽に無料カウンセリングまでお問い合わせください。


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大藪 顕

大藪 顕 新宿AGAクリニック院長

【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長

【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医

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