プロペシア(フィナステリド)の歴史について | 新宿AGAクリニック
プロペシア(フィナステリド)の歴史について

プロペシア(フィナステリド)の歴史について

 

今回はプロペシア(フィナステリド)の歴史について説明します。

もともとは前立腺治療の薬だった!?

今やAGA、薄毛治療のお薬として一般的に認知されているフィナステリド(プロペシア)も、はじめから薄毛の治療薬として開発されたわけではありません。

 

元々はアメリカで前立腺治療の薬として開発されました。前立腺とは膀胱の隣の臓器で、肥大すると尿切れが悪くなったり、尿が出なくなってしまいます。前立腺肥大は「男性ホルモンの働き」が関与していることは間違いなく、中高年になって男性ホルモンを含む性ホルモン環境の変化が起こることにより、前立腺が肥大すると考えられています。その男性ホルモンの効果を抑える薬としてフィナステリドの開発が進みました。

 

フィナステリドが前立腺治療薬としてアメリカ食品薬品局(FDA)に認可を受けたのが1992年です。(プロスカーという名前のお薬です)

 

ところが、その発売後に行われた臨床治験で、思わぬ副作用が発見されました。

「何だかみなさん毛が生えてきている」という副作用でした。

 

その後本格的なAGAに対する治験が行われ1997年にはAGAに対するアメリカ食品薬品局(FDA)の認可が下りました。

「予想外」が医療の進歩につながる!

こういった「予想外なうれしい副作用」は製薬業界では珍しくありません。

ED改善薬のバイアグラなども狭心症(心臓の血管が循環不全を起こす病気)の治療として当初開発されていました。バイアグラ開発担当者に開発秘話を尋ねたところ、最初われわれが試験していたのは血管障害に対する研究で、バイアグラの主成分シルデナフィルの血圧降下作用に関する効果だった。

しかしその間、バイアグラの試験薬を使った人たちがそれを返してこないことに気づいた。

その薬(バイアグラ)に、勃起の促進や持続時間を長くする効果があったからだった。という逸話も聞かれます。

薄毛治療の薬においても、ミノキシジルは血圧を下げる薬の副作用として発見されました。まつ毛の育毛剤で有名なルミガン(ビマトプロスト)も緑内障の治療薬として発見されました。

 

フィナステリド(プロペシア)の商品化

 話は戻りまして、フィナステリドは日本でも1年間の臨床治験の後、2005年10月に厚生労働省の認可を受け。2005年12月に当時の万有製薬(万有製薬株式会社とシェリング・プラウ株式会社が統合し、2010年10月に新会社「MSD株式会社」となりました。)

 日本ではファイザー株式会社が2015年4月6日に後発薬の「フィナステリド錠1mg・ファイザー」を発売しました。

 さらに2015年9月には強力な新成分「デュダステリド」の認可が下り。AGA、薄毛治療薬「ザガーロカプセル」がグラクソ・スミスクライン(GSK)社から発売が決定しました。おそらく11月の発売になると思います。

新宿AGAでは患者様に合わせた薬の選定を行います

新宿AGAクリニックでは、「プロペシア錠」「フィナステリド錠・ファイザー」「アボルブカプセル」だけではなく、海外の薄毛治療薬も信頼できる業者から仕入れしております。

もちろん最新のAGA治療薬「ザガーロカプセル」も発売日当日に入荷する予定です。

今後も患者様に、よりよい治療をお届けできるよう、薬にもこだわり、サービス提供してまいります。

 

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