スマホの使い過ぎは薄毛に悪影響ってホント!?
スマートフォンはもはや生活の一部です。
「時間が出来ればすぐにスマホを覗いてしまう」という方がほとんどかと思います。
しかし長時間にわたりスマホを見続けてしまうことで、ストレートネックやスマホ首と呼ばれる症状を訴える方が増えています。
実はストレートネックやスマホ首は薄毛の進行にも悪影響を及ぼす可能性が潜んでいます。
今回はその理由や対処法についてのお話です。
目次
スマホ首やストレートネックの症状とは?
頭を支えている首の骨は、本来カーブを描いています。
しかし、「スマホや首」や「ストレートネック」は首の骨(頸椎)がまっすぐになってしまう状態です。
ストレートネックになると、首や肩に悪い負荷がかかってしまうことで、ひどくなると痛みや痺れを起こしてしまいます。
ストレートネックが悪化すると・・・
「最近肩こりが酷くなった」「目が異常に疲れやすい」「首や肩に痺れを感じる」といった症状が気にある場合には、ストレートネックになっている可能性が非常に高いです。
ストレートネックは血行不良をもたらしてしまうため、このような症状がおきはじめてしまうのです。
ストレートネックによる血行不良は薄毛にも影響が・・・
髪の毛を成長させる毛根へ栄養を届けているのは毛細血管です。
しかし、ストレートネックやスマホ首の影響で血流が滞ると、必要な栄養が行き届かなくなるので、髪が育ちにくい環境になってしまいます。
健康な髪の成長には血流が重要!
首や肩がこり、硬直する事で血流が悪くなることは想像がつきやすいと思います。
特に頭皮の毛細血管は、体の末端に位置しているため、よりいっそう血流の影響を受けやすいのです。
全く血流がなくなることは当然ありませんが、血流の悪化によって薄毛に良い影響がないことは確かと言えます。薄毛を気にかけている男性は、パソコンやスマホの使用に関して少し注意が必要かもしれません。
関連記事「血行が悪いと薄毛になりやすい?毛細血管の重要性とは。」はこちらから
スマホやパソコンを使う時、何に注意したら良いの?
スマホやパソコンが薄毛に悪影響があるからといっても、使用しないことは難しいのが現代社会です。しかし、ちょっとの工夫で影響を最小限に食い止めることができるかもしれません。
スマホは休憩をはさみながら使用する
長時間同じ姿勢でスマホを見続ければ、当然身体は凝り固まり、眼精疲労も引き起こしてしまいます。
長時間見続けず、適度に休憩をはさむことを意識してみましょう。
休憩には軽いストレッチを
休憩をはさんだ際に、腕や首を軽く回してみたり、腕を組んで伸びをしてみたりと軽いストレッチを加えてみてください。これだけで随分と肩回りが軽くなり、血流の滞りも防ぐことができます。
入浴をしてしっかり身体をあたためる
身体をあたためることで、凝り固まった筋肉がほぐれ、血流を良くすることができます。
精神的にもリラックス状態になるので、良質な睡眠のサポートにも繋がります。
間違っても浴室にまでスマホを持ち込まず、リラックスタイムに徹しましょう。
まとめ
長時間のパソコンやスマホの使用は、ストレートネックを誘発し血流を悪化させることで薄毛に悪影響であることがわかりました。
しかし、薄毛の原因は生活習慣だけではありません。
AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)、もしくはその他の脱毛症を発症している場合も考えられます。
毛量に変化を感じ始めたら、どのような脱毛症でも早めの発見と治療が大切です。
気になり始めたらお一人で悩まず、当院までお気軽にご相談ください。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医