ドライヤーでの抜け毛がやばい？男性・女性で抜ける本数に違いはあるのか？ | 新宿AGAクリニック

ドライヤーでの抜け毛がやばい？男性・女性で抜ける本数に違いはあるのか？

1日の間で抜け毛が気になるタイミングはいくつかありますが、ドライヤーを掛けた後に床に散らばる髪の本数が気になる方もいるのではないでしょうか。

抜け毛はだれにでも見られる生理現象の一種ですが、何本程度の抜け毛があると薄毛の兆候と考えられるのでしょう。

本記事では1日に抜ける平均的な抜け毛の本数から、ドライヤーを掛けた後に何本くらい抜け毛があると要注意なのかについて解説します。

 

男性・女性の1日に抜ける髪の本数の平均は？

日本人の毛髪は、およそ10万本あるとされており、そのうちのおよそ50本から100本が毎日抜けては生え変わるとされています。

1日に100本と聞くと多いように思うかもしれませんが、髪の毛全体の量からするとわずか0.05%〜0.1%に過ぎません。

春先や秋口など季節の変わり目になると1日に150本以上の抜け毛が見られる時期もありますが、長く続かないようであれば過度に心配する必要はありません。

ドライヤー時の抜け毛が多いとやばい？

ドライヤーを掛けた後に、床に散らばっている髪の毛の本数が多いと、薄毛が進行しているのではないかと心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、抜け毛の本数がどの程度であれば正常で、何本以上あると要注意と言えるのでしょう。ドライヤーを掛けた後に抜け落ちている髪の毛が気になる方は、本数だけでなく抜け毛の状態もチェックしてみてください。

抜け毛の本数

冒頭でもお話したように、1日あたり50本から100本程度の抜け毛が見られるのは当たり前の生理現象です。

しかし、髪の毛が抜けるタイミングはさまざまなため、ドライヤーを掛けた後に何本程度の抜け毛であれば大丈夫なのか分からない方もいらっしゃることでしょう。

そこで、10本前後、20本前後、30本以上の抜け毛が見られる際の脱毛症のリスクについて考えてみましょう。

10本前後

1日の間で抜け毛が起こるタイミングはさまざまですが、髪の毛がぬれた状態でドライヤーを掛けると、ドライヤーの熱や風による摩擦で髪の毛が抜けやすくなります。

しかし、ドライヤーを掛けた後に床に散らばっている抜け毛が10本前後であれば、正常の範囲内と考えて良いでしょう。

20本前後

ドライヤーを掛けた後に床に散らばっている抜け毛が20本前後であっても、過度に心配する必要はないでしょう。

そもそも、ドライヤーを掛けた後に何本以上の髪の毛が抜けていると、脱毛症を発症しているなどというエビデンスはありません。

ドライヤーを掛けた後に何本の髪の毛が抜け落ちているかよりは、以前と比べて抜け毛の量が増えているかどうかに着目する方が良いでしょう。

30本以上

1日に抜け落ちる髪の毛は平均するとおよそ50本から100本ということですが、そのうちのおよそ6割から8割がシャンプーにともなって抜けるとされています。

季節によって若干の変動はありますが、シャンプーにともなって抜け落ちる髪の毛はおよそ30本から80本程度という計算です。

逆に考えると、ドライヤーを掛けた後に20本から40本の抜け毛が起こっても不思議はありません。

特に髪の毛が長い方の場合、シャンプーの際に抜けた髪の毛が、他の髪と絡み合いドライヤーを掛けた際に抜け落ちる可能性も考えられます。

抜け毛の太さや長さ

ドライヤーを掛けた後に床に散らばっている髪の毛が気になる方は、本数ではなく抜け毛の太さや長さにも着目してみましょう。

髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期をヘアサイクルと呼んでおり、成長期を終えて自然と抜け落ちる髪の毛は、十分に育っていて太いことが多いです。

ドライヤーを掛けた後に抜け落ちている髪の毛が細いようであれば、十分に育つ前に抜け落ちている可能性があります。

また、以前と比べて抜け毛が短い場合も、ヘアサイクルが短縮されて髪の毛が十分に育っていない可能性があります。

ドライヤーを掛けた後に、細くて短い髪の毛が多く落ちているようであれば、注意が必要と言えるでしょう。

抜け毛の毛根

ドライヤーを掛けた後の抜け毛が気になる方は、抜け落ちた髪の毛の毛根にも着目してみてください。

正常なヘアサイクルを終えて抜け落ちた髪の根元には、半透明でゼリー状の毛根鞘（もうこんしょう）が付着しており、若干の丸みを帯びています。

一方、ヘアサイクルが短縮されて抜け落ちた髪の毛は、1本の棒のように真っすぐな傾向が見られます。

毛根鞘が付着していない真っすぐな棒のような抜け毛が多い方は、何らかの脱毛症を発症している可能性があるため注意が必要です。

ドライヤーで髪が抜ける原因は何？

ドライヤーを掛けた後にある程度の抜け毛が見られるのは仕方のないことですが、気になる量の髪の毛が抜け落ちている場合、以下2つの原因が考えられます。

 

• 熱によるダメージ
• 風による摩擦

熱によるダメージ

ドライヤーで髪が抜ける原因の1つが、熱によって髪の毛に加わるダメージです。ドライヤーの吹き出し口からは熱風が出ており、あまりに近くで髪の毛を乾かそうとすると、髪の毛を構成するタンパク質が破壊されてしまいます。

ドライヤーの正しいかけ方に関しては諸説ありますが、髪の毛から5センチメートル程度の距離で熱風を当て続けると、髪の毛の表面にあるキューティクルが傷つき、抜け毛や切れ毛を引き起こしやすくなると考えられます。

風による摩擦

ドライヤーの風によって生じる摩擦も、髪の毛が抜ける原因の1つです。髪の毛がぬれているときは、紙の表面を覆うキューティクルが開いた状態になっており、ダメージを受けやすくなっています。

その状態でドライヤーの風による摩擦が生じると、抜け毛や切れ毛を引き起こすリスクが高くなると考えられています。

一般的にドライヤーで髪の毛を乾かす際に根元から始めるように言われるのも、無駄な摩擦が生じるのを避けるためです。

抜け毛におすすめのドライヤーの選び方は？

ドライヤーを掛けた際にある程度の抜け毛が出るのは仕方ありませんが、少しでも抜け毛の量を減らすためには以下3つの特徴を持つ商品を選ぶのがおすすめです。

 

• 温度の設定ができる
• 風量が調節できる
• ヘアケア機能がついている

ドライヤーを掛けた後の抜け毛が気になる方は、商品を選ぶ際の参考にしてみてください。

温度の設定ができる

抜け毛が気になる方は温度の設定ができるドライヤーを選びましょう。

市販のドライヤーのほとんどに温風と冷風を切り替える機能が付いていますが、中にはさらに細かく温度設定できる商品があります。

そもそもドライヤーを掛ける時間が長くなりすぎると、その分だけ髪の毛を傷つけるリスクが増加します。

そのため、はじめは温風で乾かし始め、髪の毛全体のおよそ8割が乾いたら、冷風に切り替えて仕上げるのがコツです。

ドライヤーを選ぶ際には、温風機能と中温機能、および冷風機能を備えたドライヤーを選ぶと効率的に髪の毛を乾かせます。

風量が調節できる

ドライヤーを選ぶ際には、風量が調節できる商品を選ぶのもポイントの1つです。

前述の通りドライヤーを掛ける時間が長くなると、その分だけ髪の毛を傷めるリスクが増加します。

髪の毛を早く乾かすためにはドライヤーの温度を上げるのではなく、強い風で仕上げるのがコツです。

熱によるダメージを避けつつ、適度な風量で髪の毛を乾かすと、ぬれた状態で起こる摩擦を最低限度に留めることが可能です。

一般的なドライヤーの風量は1.3㎥/minとされますが、風量を重視するのであれば1.5㎥/min以上の商品を選びましょう。

ヘアケア機能がついている

ドライヤーの中には、マイナスイオン機能やスカルプケア機能がついている商品もあります。

マイナスイオンがついたドライヤーには静電気を抑える作用があるため、髪の毛同士の摩擦を軽減する効果が期待できます。

スカルプケア機能がついたドライヤーを使うと、頭皮へのダメージを抑える効果が期待できるため、良好な頭皮環境の維持に効果的です。

抜け毛を予防する正しいドライヤーの仕方とは？

抜け毛を予防するためには、正しいドライヤーのかけ方を身に付ける必要があります。

以下の手順でドライヤーを行い、髪の毛や頭皮に与えるダメージを抑えるように心がけましょう。

 

1. シャンプーを終えたら毛先から水滴が落ちない程度にタオルドライを行う
2. 髪の毛を無理に引っ張らないようにしてブラッシングをする
3. 髪の毛を立ち上げて根元から乾かし始める
4. 根元が乾いたら中間、毛先を乾かす
5. ドライヤーを20センチメートルほど話して髪の毛全体を乾かす
8割ほど乾いたら冷風に切り替えてセットしながら仕上げる

ドライヤーの時間はなるべく短くするのが基本のため、シャンプーを終えたらしっかりとタオルドライしておきましょう。

一般的に髪の毛は先っぽの方が乾きにくいため、ドライヤーの時間を短縮するためにも根元から乾かし始めるのが基本です。

髪全体が8割ほど乾いたら冷風に切り替え、セットしながら仕上げましょう。

AGA治療に関するご相談なら新宿AGAクリニックへ

抜け毛は毎日のように見られる生理現象の一種で、抜け落ちる本数が50本から100本程度であれば過度に心配する必要はありません。

1日の間でドライヤーを掛けている際に抜ける髪の毛も多く、30本程度であれば心配ないと言えるでしょう。

心配するべきは、抜け毛の本数が以前と比べて急に増えたケースや、抜け落ちた髪の毛が細く・短くて弱々しいケースです。

1日に100本以上の抜け毛が長く続くようであれば、何らかの脱毛症を発症している可能性が疑われます。その際には、無料カウンセリングが受けられる新宿AGAクリニックまでお気軽にお問い合わせください。

 

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