女性の薄毛を目立たなくする髪型とスタイリングの方法とは?
女性の薄毛の特徴は加齢による女性ホルモンの低下や生活習慣の乱れなどが原因でホルモンバランスが乱れる事で髪が細くなり髪全体のボリュームが無くなる事が特徴です。
女性の薄毛が目立つ部分は分け目や頭頂部の薄毛、生え際の後退です。
加齢は避けて通る事は出来ませんが生活習慣を見直すことや薄毛治療を行う事で薄毛対策をすることができます。
今回は、すぐにできる薄毛をカバーする髪型やスタイリングの際のポイントをご紹介します。
薄毛を目立たなくする髪型やスタイリングのポイント
薄毛をカバーするには髪型やスタイリングを工夫して解決しましょう!
➀髪のボリュームを出しやすいショートヘアやボブヘアにして立体感を出す
ロングヘアは髪の重さで下に引っ張られることでトップのボリュームが減ってしまう為、余計に髪が薄く見える原因になります。なるべく軽いショートやボブにすることでふんわりとボリュームを出しやすくなります。
②ミディアムヘアでパーマやコテで全体にボリュームを出す
ショートヘアやボブヘアに抵抗がある場合はミディアムヘアでパーマやアイロンを利用し全体にボリュームを与えましょう。
③分け目を定期的に変える
同じ分け目にしていると髪の重さで頭皮に負担がかかり薄毛の原因になります。
定期的に分け目を変えましょう。頭頂部の薄毛が気になる場合も分け目を変えて薄毛をカバーしましょう。
④額の後退が気になる場合は厚めの前髪を作る
額の後退や薄毛が気になる場合は、ポニーテールなどで前髪を引っ張ってアップにしてしまうと更に薄毛の原因になります。
厚めの前髪をつくる事で額をカバーしましょう。
⑤ドライヤーやカーラーでボリュームを出す
ドライヤーやカーラーを利用し髪の根元を立ち上げて髪にボリュームを出しましょう。
⑥髪を結ぶ際は緩めに結ぶ
髪を一つに結ぶ際は強く結ぶと薄毛の原因になる為、緩めに結びトップの髪をラフな感じに引き出しボリュームアップさせる。
⑦頭頂部の薄毛が気になる場合はお団子ヘアをする
頭頂部の薄毛が気になる場合は薄毛が気になる位置でポニーテールをしてお団子ヘアを作る事で薄毛を目立たなくさせる事ができます。
頻繁に行ってしまうと髪を引っ張る事で起こるけん引性の薄毛になる可能性がある為注意しましょう。
薄毛対策
ヘアスタイルの工夫と並行して、薄毛対策も行うことが得策です。
ここからは薄毛対策としてできることをご紹介します。
バランスの良い食生活
3食規則正しく、バランスの良い食事を摂る事が大切です。
乱れた食生活は自律神経が乱れ、ホルモンバランスが乱れる事で薄毛の原因になります。
食事で毎日補いにくい栄養はサプリメントを取り入れて補うこともおすすめです。
規則正しい生活と睡眠時間の確保
早寝早起きをして規則正しい生活習慣と睡眠習慣を心がける事で自律神経のバランスが整います。
自律神経が乱れるとホルモンバランスが乱れ薄毛の原因になります。
睡眠時間は最低でも6時間は確保しましょう。
睡眠の質を上げる為に寝る前のスマホやパソコンの使用は控えましょう。
運動をする
ウォーキングや水泳、サイクリングやラジオ体操などの運動を習慣的に取り入れ、普段から階段を意識的に利用するなどできる事から工夫して行いましょう。
全身の血行を良くすることで頭皮に栄養が届きやすくなります。
ヘアケアを見直す
自分にあったシャンプーを選び、シャンプーの仕方を見直しましょう。
ストレスを溜めない
ストレスはホルモンバランスが乱れる原因になります。
運動や趣味などを楽しみストレス発散をしましょう。
禁煙をする
喫煙は髪に栄養が届きにくくなるため禁煙をおすすめします。
専門クリニックを受診する
女性の薄毛治療には女性ホルモンを優位にする薬や血流を促して発毛を促す薬、髪の成長に必要な栄養が入ったサプリメントの処方や発毛を促す注入治療などがあります。
関連記事「女性の薄毛治療薬の効果と副作用について解説」はこちらから
薄毛の目立たない髪型やヘアアレンジをしておしゃれを楽しみましょう。
薄毛が進行してしまうとできるヘアスタイルやアレンジも限られてしまう為、できる事から薄毛対策をすることも大切です。
生活習慣やヘアケアなどの見直しをしても薄毛が改善されない場合、早めに専門医に相談する事をおすすめします。
お一人で悩まず、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医