整髪料が薄毛の原因に!?使用する際の注意点とは? | 新宿AGAクリニック
整髪料が薄毛の原因に!?使用する際の注意点とは?

整髪料が薄毛の原因に!?使用する際の注意点とは?

 

ヘアセットの際、日常的にワックスやヘアスプレーを使用する方も多いのではないでしょうか。

 

AGA(男性型脱毛症)の主な原因は男性ホルモンですが、加齢、ストレス、食生活や生活習慣の乱れ、飲酒、喫煙、間違ったヘアケアなどが原因で抜け毛や薄毛を進行させる原因になります。

 

今回はワックスやヘアスプレーを使用することで薄毛に影響するのか。

また、使用する際の注意点についてご紹介します。

 

ワックスやヘアスプレーを使う事で必ずしも薄毛になるとは言えませんが、使い方や選び方を誤ると抜け毛や薄毛が進行してしまう可能性があります。

整髪料が薄毛に影響する原因とは?

ヘアスタイルを整えたり、艶やかさを出すなど便利なアイテムが整髪料です。

では、整髪料が薄毛に与える影響とはどのようなものでしょうか。考察してみましょう。

原因1 成分による影響

ワックスの成分は合成界面活性剤、油分、香料、防腐剤などが原料として作られています。

整髪料を頭皮に直接付けたり、整髪料が付いたまま寝てしまう事によって頭皮環境を悪化させ、薄毛の原因になってしまうのです。

「合成界面活性剤」

石油などの原料で作られた合成界面活性剤は水と油分などの本来混ざらないものを混ぜ合わせ分離させない為に必要です。身近なものでは洗剤やシャンプーなどにも使用されております。

使用し過ぎてしまうと油分が奪われ肌荒れの原因になり頭皮環境が悪化する恐れがあります。

また、髪の毛の主成分のたんぱく質を分解する作用があることから髪の毛を細くしてしまう可能性があります。

天然の界面活性剤も存在しますが一般的に売られている物の大半は合成界面活性剤が使用されております。

「油分」

髪にツヤやキープ力を与える為に含まれている油分ですが、頭皮に付着すると毛穴を詰まらせ、フケやかゆみ、炎症などの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。

「香料」

科学的に作られた「合成香料」と天然由来の成分の「天然香料」があります。

合成香料は、肌にアレルギー反応を起こすとかぶれや炎症を引き起こし、薄毛の原因になります。

「防腐剤」

科学的に作られた「合成防腐剤」としてパラベンがよく使われます。

香料と同じように肌にアレルギー反応を起こすとかぶれや炎症を引き起こし、薄毛の原因になります。

原因2 洗い過ぎる

整髪料は油分が多く含まれている為、落としにくく洗い過ぎる原因になります。

頭皮を保護するための必要な皮脂まで落としてしまう事で頭皮が乾燥し、皮脂分泌が過剰になり頭皮環境が悪化し薄毛の原因になります。

原因3 牽引性の脱毛

セット力の強い整髪料を使う事で局所的に血行不良を引き起こし抜け毛の原因になります。

整髪料で固める事で引っ掛かりやすくなる為、髪に負担がかかり本来、抜ける周期では無い成長期の毛が抜けてしまう事もあります。

原因4 粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)

粃糠性脱毛症は頭全体に大量にフケが出る症状で髪が薄くなる病気です。

毛穴に皮脂や汚れ、フケが詰まって炎症を引き起こし頭皮環境が悪化することで起こります。

ワックスによってホコリやフケを付着させることで粃糠性脱毛症を引き起こす可能性があります。

原因5 脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)

脂漏性脱毛症は脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)に伴って起こる脱毛症です。

頭皮には常在菌の一種のマラセチアという真菌が存在します。

エサとなる皮脂の量が過剰に増える事により繁殖し、頭皮環境が悪化し脂っぽいフケや脱毛の原因になります。

頭皮にワックスが付着することで毛穴が詰まり脂漏性脱毛症を引き起こす可能性があります。

整髪料を使う場合の注意点について

使い勝手の良い整髪料ですが、どのようなことに注意して使用すれば良いのでしょうか。

整髪料を使う際の注意点についてまとめてみました。

頭皮に整髪料がつかないように使用する

頭皮に直接整髪料が付いてしまう事で毛穴を詰まらせ薄毛の原因になります。

整髪料を付ける際は毛先を中心に使用し髪の根元に付かないように注意しましょう。

夏は汗で整髪料が流れ頭皮に付着し、整髪料を髪に付けたまま寝てしまうと頭皮に付着してしまいます。

整髪料を使用した日は必ずその日のうちにシャンプーをし、しっかり落としましょう。

適量を付ける

整髪料を付ける量が多いほど頭皮や髪に負担がかかる為、付け過ぎには注意しましょう。

セット力の強い整髪料を選ばない

セット力の強い整髪料は髪の引っ掛かりの原因になり抜け毛の原因になります。

シャンプーの際も落としにくい為、洗い過ぎる原因に繋がります。

天然成分の整髪料を選ぶ

髪や頭皮になるべく負担の少ない天然素材をベースにしたオーガニック系の整髪料を選ぶ事もおすすめです。

使用回数を減らす

毎日使用することで頭皮に負担がかかってしまう為、たまには髪や頭皮を休ませてあげましょう。

その日のうちにしっかり落とす

整髪料を使用した日は必ずその日のうちに洗い流すようにしましょう。

シャンプーの際はゴシゴシ洗い過ぎてしまうと必要な皮脂まで取り除き、頭皮環境が悪化し薄毛の原因に繋がってしまいます。

シャンプーの際は頭皮をしっかりお湯で予洗いをした上で指の腹で優しく隅々まで洗い、すすぎ残しが無いように気を付けましょう。

まとめ

 

整髪料は使い方や選び方によって頭皮環境を悪化させ抜け毛や薄毛の原因になります。

整髪料を使用する際は正しい使い方をし、使用後はしっかり落とす事が大切です。

 

ただし、急激に抜け毛が増えた・明らかに薄毛の兆候が見られる等の場合には整髪料に注意するだけではなく、薄毛に特化した治療が必要になっているかもしれません。

 

ご自身で判断が難しいけれど日々不安に感じらる…という場合には早めに専門医までご相談頂いた方が得策かもしれません。

 

新宿AGAクリニックではお一人お一人に合わせたオーダーメイドな治療をご提案しております。

お一人で悩まずお気軽にご相談ください。

 

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