知っておきたい!薄毛の前兆と対策とは?
薄毛には前兆があります。進行して手遅れになる前に気づくことが重要です。
自分の髪の毛は毎日見ている為、なかなか変化に気が付きにくいものです。
「頭皮が透けて見える」「分け目が目立ってきた」「額が広くなってきた」
もしもこの様な症状が現れた場合、既に薄毛が始まっている可能性が高いです。
薄毛の治療や対策は進行してから始めるよりも早ければ早いほど改善の見込みがあります。
今回は薄毛を見過ごさない為の、薄毛の前兆と対策についてのお話です。
目次
薄毛の前兆には以下の点をチェックしましょう!
薄毛の前兆にはいくつかのサインがあります。
下記の項目にチェックが多い場合には薄毛の前兆があると疑った方が良いかもしれません。
☑抜け毛が増えた
健康な髪の毛は2年~6年かけて成長し抜け落ちます。
健康な髪の状態でも1日に50~100本程度の抜け毛は正常で、季節によっては200本程抜けることもあります。
排水溝に溜まる抜け毛の量、ヘアブラシに付いている抜け毛の量、枕に付いている抜け毛の量など以前よりも増えていないか普段からチェックしましょう。
また、髪を洗う際や髪を触った時に抜ける髪の毛に短い毛が混ざっている場合は、成長途中の髪の毛が抜けている可能性が高くヘアサイクルが短くなっている証拠です。
☑抜け毛の根元が細い
抜け落ちた髪の根元が白く、マッチ棒の様に丸い膨らみがある場合は正常な抜け毛です。
しかし、髪の根元が黒く、丸い膨らみも無く一本の棒状になっている場合や、波打つように曲がっている場合は髪の成長過程で抜けている状態です。
☑髪のハリコシが無くなり細くなった
薄毛の原因、男性の場合、AGA(男性型脱毛症)はDHT(ジヒドロテストステロン)が髪の成長を妨げることにより細くて弱々しい髪になります。女性の場合、FAGA(女性男性型脱毛症)は女性ホルモンが減少し男性ホルモンが優位になる事で髪が細くなり弱々しい髪になります。
また頭皮に栄養が行きづらくなっている場合にも髪は細くハリやコシが無くなります。
☑生え際の後退
元々、額が広い場合は生え際が一直線でしっかりとした髪の毛が生えています。
しかし以前より額が広くなっている場合や、額の両脇が徐々に薄くなり髪の毛自体が細くなっている場合は薄毛の前兆です。
男性に見られるAGA(男性型脱毛症)を発症すると額の髪が細くなり後退し、いわゆるM字の薄毛になるリスクが高いです。
生え際の薄毛は頭頂部の薄毛に比べると治るまでに時間がかかる事が多い為、前兆を早めに見極める事が重要です。
☑頭皮が固くなった・頭皮にかゆみや赤みがある
頭皮が固い状態は血行が悪い可能性があります。
血行が悪くなると髪の毛に栄養が届きづらくなる為注意しましょう。
また、頭皮のかゆみや赤みは乾燥や炎症が原因と考えられます。炎症が原因で薄毛になるリスクもある為、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
☑フケの量が多い
フケは角質が剥がれ落ちたもので誰にでもみられるものです。
フケの量が多い場合、フケと汚れや皮脂が混ざり毛穴に詰まって炎症を起こす事で粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)を発症している可能性があります。
また、皮脂分泌が過剰になりフケが黄色くベタベタしている場合、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)を発症いている可能性があります。
フケがあまりにも多い場合は薄毛の原因になる可能性が高くなる為、早めの医療機関の受診をおすすめします。
知っておくべき薄毛対策とは?
前項でチェック項目が多かった方は、次の薄毛対策を早めに行ったほうが良いかもしれません。
生活の中で見直すべき薄毛対策について次にあげてまいります。
生活習慣を見直す
薄毛は遺伝だけが原因と思われがちですが、様々な原因が絡み合った結果起こるものです。
生活習慣もその原因の1つです。
質の良い睡眠と栄養バランスの良い食事、適度な運動をし、飲酒や喫煙はなるべく控えることが大切です。
睡眠中に細胞を活性するホルモンが分泌される為、良質な睡眠をとる事が大切です。
また、ストレスを溜めないことも大切です。ストレスフルな生活は自律神経が乱れ髪の毛の成長に悪影響を与えます。
食生活の見直し
インスタント食品や、ファーストフード、コンビニの弁当などが中心の食事は栄養が偏よる可能性が高いです。
脂質や糖分、塩分などの過剰摂取は控えたんぱく質やビタミン、ミネラルなど積極的に摂取しバランスの良い食事を心がける事が大切です。
食事でなかなか摂れない栄養はサプリメントで補うこともおすすめです。
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シャンプーの見直し
誤ったシャンプー選びやシャンプーの仕方も薄毛のリスクを高めます。
髪質や頭皮の状態に合っていないシャンプーを使う事で頭皮環境を悪化させ薄毛のリスクを高めてしまう為、自分の髪質や頭皮にあったシャンプーを選ぶことが大切です。
髪を洗う時はゴシゴシ力を入れて洗ってしまうと頭皮を傷つけ炎症を起こしてしまう為、しっかり泡立てて指の腹で優しく丁寧に洗うようにしましょう。
専門医に相談する
薄毛の兆候は見落とすと将来の薄毛のリスクが高くなります。
薄毛の中でもAGAは進行性の症状の為、放っておくと更に薄毛が進行していきます。
薄毛の前兆に気づいたら早めに専門医療機関を受診し相談する事が重要です。
当院では一般的な男性型脱毛症(AGA)治療をはじめ、女性の薄毛(FAGA)、円形脱毛症、抜毛症など様々な薄毛のお悩みに対応致しております。
お一人で悩まず、お気軽に新宿AGAクリニックまでご相談下さい。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医