花粉症が薄毛を悪化させる可能性があるって本当!?
今年も花粉症の方にはつらいシーズンがやってきました。
実は花粉症と薄毛にはちょっとした関係がある事をご存知でしょうか。
あまり知られていませんが、花粉症と薄毛にはいくつかの関係性があります。
今回は花粉症と薄毛の関係について少しお話してみようと思います。
目次
花粉症が引き起こすむくみが薄毛に影響?
花粉症は水毒(体に余分な水分がたまった状態)と言われており、涙や鼻水はその余計な水分を体外に出すための生理現象であるようです。
花粉症により余分な水分が体内に停滞することにより起こる現象が「むくみ」です。
顔や足などは比較的顕著にむくみが表れやすい場所ですが、実はこのむくみが頭皮にも起きているのです。
この頭皮のむくみが薄毛に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
では、このむくみの現象が何故薄毛に影響をもたすのかについて次の項で解説していきます。
何故むくみは薄毛に悪影響なの?
先程ご説明をさせていただきましたように、花粉症により余計な水分が溜まってしまうということは体内でどんなことが起きているのでしょうか。
むくみは頭皮の血行不良を引き起こします。血流が悪くなっている状態はというのは、抜け毛・薄毛にとって非常に良くない状態です。
むくみによる血行不良が起きると、頭皮環境を整えるための外用薬の浸透が悪くなったり、毛穴に汚れが溜まりやすくなる、頭皮の柔軟性が損なわれるなど様々な頭皮環境の悪化を招きます。
その結果、せっかくの薄毛対策を妨げることがあるのです。
ではどのようにこの問題を解消していけば良いのでしょうか。
次の項ではその部分について解説していきます。
花粉症に対する薄毛対策は何をしたら良いの?
では、実際に花粉症を患ってしまい、同時に薄毛の進行も感じている場合どのような対策をとったら良いのでしょうか。
AGAクリニックの目線からその対策法について考えてみます。
①花粉をなるべく早く落として持ち込まない
外出から戻り室内に入る時、体や衣服、頭皮にも花粉がかなり付着している状態です。
室内に入るときは入り口で付着した花粉を払い落とし、髪についた花粉も早く落とした方がベターです。
その為、なるべく早めに入浴し洗髪を済ませるのがおすすめです。
②髪の毛に有効なビタミンをたっぷり摂取する
花粉症は粘膜の状態を悪くしてしまいます。かゆみが起きるのその為です。
粘膜を掻きむしったり、必要以上に強くこするシャンプーは頭皮環境を悪化させます。
その結果、健康な毛髪の成長を害し、抜け毛・薄毛の進行を早めてしまう可能性も出てきます。
そうした事態を予防するために効果的なのが、髪に有効なビタミンが豊富に含まれた食材やサプリメントをしっかりと摂る事です。
ビタミンは豊富な食材は、ほうれんそうやにんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜です。緑黄色野菜には、髪自体の健康を促進させる働きがあるビタミンAに変化する、βカロテンが豊富に含まれています。
しかし、このような野菜から得られるビタミンを現代の食生活で十分に摂取することはなかなか大変です。
当院ではそのようなお悩みに対して、毛髪に有効なビタミンを豊富に含有したオリジナルサプリメントをご用意しています。
当院オリジナルサプリの詳細はこちらから。
また、タンパク質も髪の毛を構成する大切な栄養素になりますので魚・肉・大豆類・卵などバランスよく摂取することでより良い髪の成育環境へと導きます。
AGA治療薬で血流改善&薄毛の進行を食い止める!
このように花粉症は薄毛にとって悪影響を及ぼす可能性があることをご説明致しました。
しかし、これはあくまで頭皮環境へ及ぼす影響であり、根本的な薄毛の原因にはAGAの進行が進んでいる場合が多いです。
AGA治療薬の中には血流改善効果のあるお薬もある為、血行不良による薄毛へのダメージを和らげることができると考えられます。
AGA治療について、改めて詳しい治療方法をご紹介致します。
AGAの進行を食い止める
AGAの進行を食い止めるには、AGAの原因となる悪玉ホルモンの産生を阻害する薬を使用する必要があります。
悪玉ホルモンであるDHTの産生を抑える薬には、フィナステリドやデュタステリドがあります。
当院ではどちらのお薬も処方が可能です。
◆フィナステリド◆
フィナステリドを摂取することで、5α還元酵素と男性ホルモンとの結びつきを防ぎます。
こうすることで、DHTが作られにくくなり、ヘアサイクルの乱れを抑制します。
抜け毛予防に効果を発揮します。AGA初期症状の方に適したお薬です。
◆デュタステリド◆
AGAの原因であるDHTを生成する5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、フィナステリドではⅡ型しか抑制できないのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方の働きを抑える事ができます。
フィナステリドよりも高い効果が期待され、特に中等度以上の患者様に対しては標準的な治療薬となりつつあります。
発毛を促進する
市販の外用薬のCMでも耳にする事の多いミノキシジル。
ミノキシジルの持つ発毛促進効果とは一体どんなものなのでしょうか。
◆ミノキシジル◆
ミノキシジルは血行促進効果により、頭皮の血流を改アップし発毛を促す成分です。
ミノキシジルには内服薬と、頭皮に局所的に作用させる外用薬があります。
また、ミノキシジルにも実はむくみの副作用があげられます。ただし、ミノキシジルの服用によるむくみが起きる頻度は特に男性では低く、花粉症によって起こるむくみとはタイプも違います。
花粉症が血行不良によるものなのに対し、ミノキシジル内服によるむくみは血管の血流量が上がることで起こるタイプになります。起きた場合も一時的な場合が多いですが、日ごろからストレッチや入浴で代謝を良くしていくことで解消されていく場合が多いです。
◆オーダーメイド発毛メソセラピー◆
発毛を速やかに促すには、各種の成長因子が必要不可欠です。
成長因子を補うことにより、止まっていた髪の成長サイクルを、正常化し発毛を実現します。
当院では、常に最新の医学研究の知見をもとに、最善の施術方法を採用しております。
メソセラピーを行うことにより、より早期の発毛を実現し、
最終的な発毛結果もさらに高い効果を期待できます。
まとめ
今回は花粉症が及ぼす薄毛への悪影響について説明していきました。
しかし、花粉症が直接的な薄毛の原因である場合は少なく、根本的な原因はAGAの進行にあることがほとんどです。花粉症をはじめとする様々なアレルギー疾患や、季節性の脱毛などをきっかけに薄毛に気が付き受診される患者様は多くいらっしゃいます。
新宿AGAクリニックでは、AGA治療はもちろん、円形脱毛症や抜毛症、女性の薄毛(FAGA)まであらゆる薄毛のお悩みに対応できるクリニックです。
お一人で悩まずお気軽に当院までご相談ください。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
«前へ「【重要】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う遠隔診療送料無料対応についてのご案内」 | 「筋トレで薄毛になるという噂。その真相は…?」次へ»