頭皮マイクロスコープから判ること
新宿AGAクリニックでは全ての患者様に頭皮マイクロスコープ検査を行っております。まずは現状をしっかり理解してもらうことが大切だからです。AGAの診断、治療に非常に重要な頭皮マイクロスコープ検査は、非常にたくさんの事を教えてくれます。
20代半ば男性、頭頂部のAGA患者様の頭皮マイクロスコープ画像を紹介します。
後頭部の頭皮マイクロスコープ画像
後頭部はAGAの患者様も薄毛のサイクルに入ることはありません。よって、ほぼ正常な頭皮の状態です。
毛は太く、密度も濃いです。一つの毛根に2.3本の毛が存在します。成長期にある毛根が多いと判断します。
頭頂部の頭皮マイクロスコープ画像
AGAの状態にある頭皮のマイクロスコープ画像です。
毛は細く、毛の入ってない毛根も見られます。一つの毛根に入っている毛の本数も1本のものが多いです。退行期、休止期にある毛根が多いと判断します。抜け毛はこれでは増える一方です。
頭皮マイクロスコープ検査から判ること。
外見上はそこまでわからなくても、マイクロスコープ検査では早期にAGA状態にあるかどうかを発見することができます。同時にAGAの状態にない部分(正常な部分)の状態も見ていただくことにより、治療により目指すべき状態も理解してもらうことができます。
治療を開始して外見の変化も大事ですが、マイクロスコープ検査で休止期、退行期にある毛根が減ってきていることを確認していくことは、今後の治療を続けていくモチベーションになっている患者様が多いです。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医