軟毛とは細く柔らかい髪質のこと|ダメージを抑える方法やAGAとの関係も | 新宿AGAクリニック
軟毛とは細く柔らかい髪質のこと|ダメージを抑える方法やAGAとの関係も

軟毛とは細く柔らかい髪質のこと|ダメージを抑える方法やAGAとの関係も

軟毛とは

髪の毛が柔らかいことを軟毛ということがありますが、軟毛の方は髪の毛にダメージを受けやすいため、髪の毛が硬い方に比べ、慎重なヘアケアが求められます。軟毛の方の中には、将来薄毛になるのではないかと心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


もともと軟毛の場合はそれほど心配する必要はありませんが、もともと髪の毛が硬かったのに、いつの間にか軟毛になっていた場合は注意が必要です。こちらの記事では、軟毛の方のヘアケア方法やはげのリスクについて解説しています。自分が軟毛なのか知りたい方や、軟毛の特徴および髪のダメージを極力抑える方法を知りたい方は参考にして下さい。

 

軟毛とは|ダメージに弱い髪質と言われる理由


軟毛は見た目が柔らかそうな髪の毛のことで、猫っ毛と言われることもあります。軟毛はダメージに弱い髪質といわれていますが、その理由としては次の3点が挙げられます。

 

  • キューティクルに厚みがない
  • メラニン色素が少ない
  • 枝毛になりやすい


軟毛はその名の通り柔らかい髪の毛であるため、硬い髪の毛(剛毛)に比べた場合、ダメージを受けやすいのが特徴です。ダメージに弱い髪質と言われる3つの理由については、次項以下で詳しく解説しています。

キューティクルに厚みがない


軟毛がダメージに弱い髪質と言われる理由の1つが、キューティクルに厚みがないためです。髪の毛は大きく分けると、キューティクルとコルテックス、そしてメデュラの三層構造となっています。


髪の毛の中心にあるのがメデュラで、タンパク質から作られており、多孔質構造となっています。メデュラの働きについてはハッキリとしたことがよく分かっていませんが、髪の毛に対する熱や衝撃などを緩和する役目があるのではないかと考えられています。


メデュラの外側にあるのがコルテックスで、髪の毛全体の85%から90%を占めています。コルテックスに含まれている水分量やたんぱく質、メラニンによって、髪の毛の柔軟性や色が左右されます。


髪の毛のもっとも表面にあるのがキューティクルで、髪の毛を外部の刺激から守る役目を持ちます。軟毛の場合、髪の毛を守るキューティクルに厚みがないため、ダメージに弱いと考えられています。

メラニン色素が少ない


軟毛がダメージに弱い髪質と言われる理由として、メラニン色素が少ない点も挙げられます。メラニン色素は髪の毛を始め、肌や目の色などを構成する色素です。


メラニン色素は大きく分けてユーメラニン(真メラニン)と、フェオメラニンの2つに分類されます。ユーメラニンは黒もしくは褐色をしており、フェオメラニンは黄赤色をしているのが特徴です。


白人の髪の毛にはフェオメラニンが多く含まれているため、金髪や赤みを帯びた髪の色になる傾向があります。日本人の髪の毛にはユーメラニンとフェオメラニンの両方が含まれており、割合によって髪の毛の色が変化します。


メラニン色素には有害な紫外線から髪の毛や皮膚を守る働きもあります。軟毛の場合はメラニン色素自体が少ないため、ダメージに弱い髪質とされています。

枝毛になりやすい


軟毛がダメージに弱い髪質と言われる理由としては、枝毛になりやすい点も挙げられます。先ほど解説したように、髪の毛はキューティクルとコルテックス、およびメデュラの三層構造となっています。


髪の毛の太さや硬さに大きく関わっているのが、髪の毛全体の85%〜90%を占めるコルテックスです。そのコルテックスをキューティクルが覆っているのですが、何らかの影響によってキューティクルが剥がれ落ちると、コルテックスから水分やタンパク質が流出してしまいます。


髪の毛から水分やタンパク質が抜け落ちると、ちょっとした刺激で髪の毛が裂けてしまい、結果として枝毛になるリスクが高くなるのです。


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軟毛へのダメージを抑える方法


軟毛はダメージに弱い髪質であるため、普段から髪の毛にかかるダメージを抑えることが重要です。髪の毛へのダメージを抑える方法としては、以下のような例が挙げられます。

 

  • 髪を傷めないようにシャンプーをする
  • シャンプー後のトリートメントを忘れない
  • シャワーを終えたらドライヤーでしっかり乾燥させる


髪の毛へのダメージを抑えるためには、毎日のヘアケアを適切な方法で行う必要があります。次項以下で、それぞれのやり方について詳しく解説します。

髪を傷めないようにシャンプーをする


軟毛へのダメージを抑えるためには、髪を傷めないようにシャンプーをする必要があります。そのためには、正しいシャンプーのやり方を覚えておくことが重要です。シャンプーは以下の手順で行うのが基本です。

 

  • 髪の毛を洗う前にしっかりとブラッシングしておく
  • 38度程度のぬるま湯で予洗いをする
  • 手のひらでシャンプーを泡立てて数箇所に付ける
  • 頭皮や髪の毛を擦らないよう指の腹で優しく洗う
  • 濯ぎ残しがないようにしっかりと洗い流す
  • ドライヤーの前にしっかりとタオルドライを行う


髪の毛を洗う時には、極力、髪の毛に対する刺激を排除するのが基本です。髪の毛を洗う前にしっかりとブラッシングをしておくことで、髪の毛を洗っている最中に髪の毛同士が絡まるのを避けられます。洗髪中も髪の毛を擦らないよう意識し、洗い終えたらタオルに水分を吸わせるようにして、優しくタオルドライを行いましょう。

シャンプー後のトリートメントを忘れない


軟毛へのダメージを抑えるためには、シャンプーをした後のトリートメントも忘れないようにしましょう。シャンプー後に髪の毛が濡れているときは、キューティクルが開いてダメージを受けやすい状態になっています。


その状態で髪の毛に対して牽引力などが加わると、簡単に切れ毛や抜け毛を起こしてしまいます。そのため、シャンプーの後にトリートメントを行い、髪の毛を外部の刺激から守ることが重要です。


トリートメントを行う場合、事前に軽く髪の毛を絞っておきましょう。水分が多いとキューティクルが開きっぱなしとなるためです。また、水分をある程度切っておくことで、トリートメントの成分が髪の毛に馴染みやすくなります。トリートメントを行う際には髪の毛の中ほどから先に付けるよう意識し、頭皮には付けないよう気をつけましょう。

シャワーを終えたらドライヤーでしっかり乾燥させる


シャワーを終えたら、ドライヤーで髪の毛をしっかり乾燥させることで、軟毛へのダメージを抑えることが期待できます。先ほどもお話したように、髪の毛が濡れていると、髪の毛を覆っているキューティクルが開きっぱなしとなり、外部からのダメージを受けやすくなります。


そのため、シャワーを終えたらしっかりとタオルドライを行い、その後、ドライヤーでしっかりと乾かすよう心がけましょう。ただし、ドライヤーの温度が高すぎたり、髪の毛との距離が近すぎたりすると、かえって髪の毛にダメージを与える結果となりかねません。


ドライヤーを行うときには髪の毛から15センチメートルほど離し、一ヶ所を集中的に乾かさないようにしましょう。温風で8割方髪の毛が乾いたら、冷風で仕上げるようにしましょう。


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軟毛にまつわるQ&A


ここまで軟毛がダメージを受けやすい理由や、軟毛へのダメージを抑える方法について解説してきましたが、軟毛に関しては次のような疑問もよく寄せられています。

 

  • 軟毛のうねりとくせ毛は同じもの?
  • 軟毛だとはげやすいの?


代表的な疑問としては、上記の2点が挙げられています。軟毛という言葉を聞いた場合、くせ毛をイメージする方も多いようです。また、軟毛の場合、はげるのではないかと心配になる方もいらっしゃるようです。それぞれの疑問について、詳しくお答えします。

軟毛のうねりとくせ毛は同じもの?


軟毛という言葉を聞いた場合、くせ毛をイメージされる方も多いようですが、結論から申し上げますと、軟毛とくせ毛とは別物です。軟毛はその名の通り、単に髪の毛が柔らかくて細いことを意味します。くせ毛は大きく分けて次の4タイプに分類されます。

 

  • 縮毛
  • 捻転毛
  • 波状毛
  • 連珠毛


縮毛は縮れ毛とも呼ばれており、アフリカ系の方に多く見られるタイプのくせ毛です。髪の毛が乾いているときはもちろんのこと、濡れていてもチリチリと縮れているのが特徴です。


捻転毛は髪の毛1本1本が捻じれるように縮れているのが特徴で、ダメージヘアと勘違いされやすくなっています。波状毛は日本人に多く見られるタイプのくせ毛で、髪の毛が波を打ったようにウェーブしているのが特徴です。


連珠毛は1本の髪の太さが一定ではない、珍しいタイプのくせ毛です。軟毛自体はくせ毛とは別物ですが、軟毛の方であってもくせ毛になる可能性はあります

軟毛だとはげやすいの?


軟毛の方の中には、軟毛だとはげやすいのではないかと心配されている方もいらっしゃることでしょう。もともと軟毛の方の場合、加齢によって抜け毛の量が増えたり、細くなったりすることで、髪の毛全体のボリュームが減少する可能性はあると言えます。


ただ、軟毛だからといってはげるリスクが高いわけではありません。問題となるのは、もともと髪の毛が太くて硬かったのに、年齢とともに軟毛化したようなケースです。


軟毛化は男性に見られる代表的な薄毛であるAGAの前兆ともされています。AGAを発症した場合、髪の毛が成長する時期の短縮によって、短くて細い髪の毛が増える傾向にあります。


そのような毛穴が増えることで、徐々にAGAが進行し、薄毛の範囲が広がっていくのです。そのため、軟毛が気になり始めたら、なるべく早めに専門医に見てもらうことが重要です。

軟毛によってAGAの心配があるなら駅前AGAクリニックへ相談


軟毛自体は髪の毛の性質に過ぎないため、直ちにはげと結びつけて考える必要はありません。しかし、年齢とともに軟毛化が進んでいるような場合は、AGAを発症している疑いもあるため注意が必要です。


また、女性であっても更年期を迎えると、ホルモンバランスの変化によって、髪の毛がさらに細くなる可能性もあります。そのような場合、なるべく早めに駅前AGAクリニックまでご相談下さい。


駅前AGAクリニックでは、男性の薄毛はもちろんのこと、女性の薄毛や円形脱毛症など、抜け毛や薄毛に関する全てのお悩みに応えています。カウンセリングは無料で承っているので、髪の毛や頭皮に関するお悩みがある方は、お気軽にご連絡下さい。

 

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