薄毛のリスクをチェックして早めに対策を!
薄毛になる原因には、様々な要因が絡み合っています。
遺伝などの先天的要因、生活習慣などの後天的要因など多岐にわたります。
今回は早めに対策は打てるように、ご自身の薄毛リスクをチェックしてみましょう。
目次
あなたの薄毛リスクをチェック!
では、次に挙げるチェック項目で当てはまるものを確認してみてください。
当てはまる項目が多いほど薄毛リスクは高くなります。
薄毛リスク10~20%
チェック項目① 頭皮が脂っぽい
チェック項目② フケっぽい
チェック項目③ 頭皮に赤みやかゆみがある
上記にあてはまる方は、頭皮環境が乱れている可能性が考えられます。
頭皮環境の乱れは洗いすぎても洗わなさすぎても起こります。すぐに薄毛になる訳ではありませんが、今のままの状態を続けると薄毛に悪影響が出てきてしまいます。
③の場合、脂漏性皮膚炎が疑われます。放置すると炎症によって、薄毛になるリスクが高くなってしまいます。ひどい場合には早めに皮膚科へ受診しましょう。また、できるだけ洗浄成分にマイルドな成分を使ったシャンプーを選び、優しく丁寧に洗うよう心がけましょう。
薄毛リスク30%~40%
- チェック項目① ストレスを常に感じている
- チェック項目② 脂っこい食事やジャンクフードが好き
- チェック項目③ 紙煙草や電子タバコを吸う
- チェック項目④ 毎日深酒してしまう
ストレスや乱れた食生活は細胞を傷つけ、健康面全般に対して悪影響です。
また、喫煙習慣も血管を収縮させ血流悪化の原因になり、毛根までしっかりと栄養が行きわたらなくなります。
インスタント食品などのジャンクフードは参加した油脂や糖質などが多く、栄養面ではマイナスなことだらけです。ビタミンやミネラル、タンパク質をしっかり取り、バランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。
薄毛リスク50%~70%
チェック項目① 髪が軟毛化してハリやコシがなくなってきた
チェック項目② クセ毛になるなど、髪質が変わってきた
チェック項目③ 抜け毛が増えた
薄毛は徐々に進行していきます。髪の成長期が短くなっていくことで、次第に進んでいきます。
髪の毛の寿命が短くなると髪は細く短くしか育つことができません。髪が細く軟毛化していくとコシがなくなり、クセも出やすくなります。
ハリやコシがなくなり、髪質の変化を自覚している方は、既に薄毛が始まってしまっている可能性が高いです。この段階であれば、まだご自身でのはっきりとした薄毛を自覚していないかもしれませんが、早めに専門医に相談することで、未来の髪の毛を維持することが可能です。
薄毛リスク80%~90%
チェック項目① 生え際のM字部分が薄くなってきている
チェック項目② 頭頂付近の密度が明らかに減ってきた
チェック項目③ 周囲から薄毛を指摘された
これらの項目に当てはまる場合は、既に症状はある程度進行している可能性が高いです。
症状に気づいていても、見て見ぬ振りをしないでしょうか?薄毛対策をせずに放置して症状が止まることはありません。
早く治療を始めればしっかりと回復しますが、あまりに進行してから始めても完全な回復ができないこともあります。
始めるのが遅すぎたということはありません。少しでも早く専門医を受診しましょう。
あてはまらなかった方は今のところ低リスク!
頭皮環境、生活環境など、このまま健康的にキープしていきましょう。
薄毛リスクの高い方におすすめの対策!
薄毛になりやすい生活習慣は、ほとんどの方がいずれかに該当してしまうと思います。
できることから意識することで、今後の進行を食い止めていきましょう。
生活習慣を改善する
日々の生活を変えることは容易ではありません。
それでも、少しづつ下記の生活習慣を意識していくことが大切だと考えます。
- 就寝前のスマホやパソコンは避け、質の良い睡眠をゆっくりとり、髪に重要なタンパク質を意識して、バランスの良い食生活を心がけましょう。また、過度な飲酒や喫煙はできるかぎり避けるようにしましょう。
関連記事「スマホの使い過ぎは薄毛に悪影響ってホント!?」はこちらから
頭皮環境を整える
頭皮の皮脂は悪いものと思われがちですが、皮脂が少なすぎても炎症などトラブルの原因になってしまいます。
洗髪は、なるべくマイルドな洗浄成分のシャンプーで、優しくマッサージするように丁寧に洗いましょう。
爪を立てて、ゴシゴシと強く洗う事はNGです。
ストレスは上手に発散する
現代社会の中で、ストレスがゼロな方はまず居ないでしょう。
精神的に窮屈になった時は、適度な運動をすることで気分が晴れやかになることが期待できます。
また、運動をすることで血行が良くなり、抜け毛や薄毛の減少も期待できます。
専門医に相談する
薄毛の兆候は見落とすと将来の薄毛のリスクが高くなります。
薄毛の中でもAGAは進行性の症状の為、放っておくと更に薄毛が進行していきます。
薄毛の前兆に気づいたら早めに専門医療機関を受診し相談する事が重要です。
まとめ
今回は薄毛リスクのチェックと、ハイリスクな場合の対策についてお話しました。
思い当たる事が多い方は、出来る範囲で改善を心がけてみてください。
様々な対策を心がけても、既に進行が気になっている場合には早めに専門医へご相談ください。
新宿AGAクリニックでは、AGA治療はもちろん、円形脱毛症や抜毛症、女性の薄毛(FAGA)まであらゆる薄毛のお悩みに対応できるクリニックです。
お一人で悩まずお気軽に当院までご相談ください。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
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