育毛シャンプーに効果はない?発毛への効果や選び方、使い方を解説

育毛シャンプーに効果はない?発毛への効果や選び方、使い方を解説

毎日の頭皮の汚れはしっかり落とせていますか?

 

育毛剤などでどんなに栄養を補給しても、毛穴に余分な脂や整髪料などが残ったままでは栄養が入っていきません。

 

それどころか頭皮のかゆみや炎症を引き起こし、頭皮の血行不良や頭皮が固くなるなど悪影響を及ぼします。

 

自身の頭皮環境に合ったシャンプーを選び、しっかりケアする事が薄毛、脱毛を予防し育毛につながります。

育毛シャンプーに発毛効果はない?

 

はじめに、育毛シャンプーについて以下の3点を解説します。

 

  • 育毛シャンプーだけで髪を生やすのは難しい
  • 育毛シャンプーで期待できること
  • 育毛シャンプーで期待できないこと

 

育毛シャンプーに関する誤解も紹介するので、使用する際の参考にしてください。

育毛シャンプーだけで髪を生やすのは難しい

 

育毛シャンプーだけで髪を生やすのは、難しいです。

 

育毛シャンプーはそもそも頭皮環境を整えるために使用するヘアケア商品の1つで、発毛効果が明示できるのは医薬品のみです。

 

仮に医薬部外品の育毛シャンプーであっても医薬品ではないため、直接的な発毛効果は期待できないと覚えておきましょう。

育毛シャンプーで期待できること

 

育毛シャンプーに発毛効果は期待できませんが、だからといってヘアケアに取り組む際に役に立たない訳ではありません。

 

育毛シャンプーには主に以下の効果が期待できます

 

  • 血液の循環を促して髪の毛の成長をサポートする
  • 頭皮のかゆみや炎症を抑える
  • 髪の毛にハリやコシを与える
  • 頭皮環境を整えて抜け毛を予防する

 

育毛シャンプーには直接的な発毛効果はありませんが、継続的な使用で頭皮環境が整うと、抜け毛を予防したり髪の毛の成長をサポートしたりする効果が得られます。

育毛シャンプーで期待できないこと

 

育毛シャンプーで期待できないことは、直接的な発毛効果です。

 

育毛シャンプーはあくまでも頭皮環境を整えるためのヘアケア商品であり、医学的な発毛効果は期待できません。

 

ただし、育毛シャンプーで頭皮環境を整えたうえで、薄毛治療薬を使用すると発毛をサポートすると考えられます。

育毛シャンプーと育毛剤・発毛剤の違い

 

育毛シャンプーと育毛剤、発毛剤の主な違いは以下のとおりです。

 

  育毛シャンプー 育毛剤 発毛剤
分類 医薬部外品・化粧品 医薬部外品 医薬品
主な成分 センブリエキス・アラントインなど ノコギリヤシ・イソフラボンなど ミノキシジル
効果 頭皮環境の改善 発毛のサポート 発毛促進

 

それぞれについて、次項でさらに詳しく解説します。

育毛シャンプーとは

 

育毛シャンプーは医薬部外品もしくは化粧品に分類されるヘアケア用のアイテムの1つです。

 

通常のシャンプーと同じように使用しますが、配合されている成分に違いがあります。

 

育毛シャンプーには、主に以下の成分が配合されています。

 

有効成分 期待できる効果
グリチルリチン酸ジカリウム アラントイン 頭皮の炎症を鎮めてかゆみや赤みを改善・予防する
センブリエキス ショウガエキス 頭皮の血行を促進して栄養状態を改善する
ケラチン コラーゲン 髪の毛にハリやコシを与える

 

上記の成分のはたらきで頭皮環境を改善すると、抜け毛を予防したり発毛をサポートしたりする効果が得られます。

育毛剤・発毛剤とは

 

育毛剤と発毛剤はしばしば同じ目的で用いられると誤解されますが、以下の違いがあります。

 

  期待できる効果 分類
育毛剤 髪の毛の成長をサポートする 医薬部外品
発毛剤 発毛を促進する 医薬品

 

育毛剤が髪の毛の成長をサポートするためのヘアケア商品であるのに対し、発毛剤は新たな髪を生やすための医薬品です。

 

一般的に育毛剤はドラッグストアや薬局で購入できますが、発毛剤は医師の診察および処方を受ける必要があります。

ミノキシジル配合の発毛剤との違い

 

育毛シャンプーと育毛剤には髪の毛の成長をサポートする成分が配合されていますが、発毛剤(外用薬)にはミノキシジルが配合されています。

 

ミノキシジルには毛母細胞の死滅を抑制したり、発毛シグナルを促進したりする作用があります。

 

薄毛治療のクリニックではさまざまな方法で発毛をサポートしますが、発毛効果が認められている成分はミノキシジルです。

 

薄毛の治療にはフィナステリド内服薬やデュタステリド内服薬などの医薬品も用いられますが、これらは抜け毛を予防するのが目的です。

育毛シャンプーはどのような人におすすめ?

 

育毛シャンプーは以下のような人におすすめです。

 

  • 頭皮のベタつきや汚れが気になる人
  • フケやかゆみが気になる人
  • 頭皮環境を整えたい人
  • 薄毛対策の一環としてシャンプーを見直したい人
  • AGA治療と併用して頭皮ケアをしたい人

 

それぞれについて解説します。

頭皮のベタつきや汚れが気になる人

 

育毛シャンプーは頭皮のベタつきや汚れが気になる人におすすめです。

 

特に市販のシャンプーを使用しても頭皮のベタつきや汚れが気になる人は、洗浄力のマイルドなアミノ酸系シャンプーを使用してみるといいでしょう。

 

市販のシャンプーは合成界面活性剤を含む商品が多く、泡立ちがよく洗浄力に優れている反面、頭皮を守るべき皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。

 

頭皮を守るべき皮脂が失われるとかえって皮脂の分泌量が増加し、毎日シャンプーしているのに頭皮のベタつきや汚れが気になる結果となりかねません。

 

育毛シャンプーは洗浄力がマイルドであるため、頭皮にとって必要な皮脂を残しつつ、汚れを効果的に洗い流す効果が期待できます。

フケやかゆみが気になる人

 

フケや頭皮のかゆみが気になる人にも育毛シャンプーがおすすめです。

 

フケは主に乾性フケと脂性フケとに分類され、それぞれに以下の特徴があります。

 

  乾性フケ 脂性フケ
形状 粒が小さい 粒が大きい
状態 カサカサしている ベタベタしている
目立つ場所 肩口や襟首 頭皮や髪の毛の根元
白っぽい 黄色っぽい
発生原因 頭皮や空気の乾燥・頭皮の洗いすぎ・紫外線によるダメージなど 脂質の多い食事・洗髪回数の不足・ホルモンバランスの乱れ・マラセチア菌の増殖など

 

乾性フケは主に頭皮の乾燥が原因で増えるため、洗浄力がマイルドで頭皮に適度なうるおいを与える成分を配合した育毛シャンプーが適しています。

 

脂性フケは主に皮脂の過剰な分泌が原因で起こるため、しっかりと皮脂を洗い流せる育毛シャンプーを選ぶのがおすすめです。

頭皮環境を整えたい人

 

育毛シャンプーは、頭皮環境を整えたい人にもおすすめです。

 

頭皮環境が悪化する原因はさまざまですが、自分の肌質に合っていないシャンプーも頭皮環境を悪化させる一因です。

 

毎日シャンプーしているのに頭皮のかゆみや赤みが出る人や、頭皮がベタつく人、フケが出る人は、肌質に合っていないシャンプーを使用している可能性があります。

 

頭皮環境の悪化は抜け毛や切れ毛のリスクを高めるため、早めに育毛シャンプーで対策するのがおすすめです。

薄毛対策の一環としてシャンプーを見直したい人

 

育毛シャンプーは、薄毛対策の一環としてシャンプーを見直したい人にもおすすめです。

 

薄毛はさまざまな原因が複雑に絡み合った結果として起こりますが、肌質に合わないシャンプーも抜け毛のリスクを高めます。

 

健康な人の1日の抜け毛はおよそ50〜100本とされ、季節によっては150本〜200本程度に増える時期があります。

 

ただし、以前と比べて抜け毛の量が明らかに増えている方は、脱毛症を発症している可能性が疑われます。

 

育毛シャンプーに発毛効果はありませんが、薄毛対策の一環としてシャンプーを見直すことは、抜け毛を予防するにあたって重要なポイントの1つです。

AGA治療と併用して頭皮ケアをしたい人

 

AGA治療と併用して頭皮ケアをしたい人にも、育毛シャンプーはおすすめです。

 

AGAは男性に見られる代表的な脱毛症で、主に遺伝が原因で起こりますが、頭皮環境の悪化も抜け毛のリスクを高める一因です。

 

ミノキシジル配合の外用薬を使用すれば発毛を促進できますが、頭皮の状態が悪かったり不潔だったりすると、有効成分の浸透が妨げられます

 

育毛シャンプーで頭皮環境を良好に保ったうえでミノキシジル外用薬を使用すると、発毛効果を高めることが期待できます。

男性・女性で育毛シャンプーの選び方は違う?

 

男性と女性とでは頭皮の状態が異なる傾向にあるため、自分に合った育毛シャンプーを選ぶことが大切です。

 

ここでは、男性と女性とに分けておすすめの育毛シャンプーを紹介します。

男性におすすめの育毛シャンプー

 

男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあるため、以下の成分を配合した育毛シャンプーがおすすめです。

 

  • 硫化セレン
  • シクロピロクスオラミン
  • ケトコナゾール
  • カプリロイルグリシン
  • グリチルリチン酸ジカリウムなど

 

皮脂の分泌量増加にともない抜け毛が増えている場合、脂漏性脱毛症を発症している可能性が疑われます。

 

脂漏性脱毛症は常在菌の一種であるマラセチアが増殖して起こるため、ケトコナゾールやシクロピロクスオラミンを配合した育毛シャンプーがおすすめです。

女性におすすめの育毛シャンプー

 

女性は男性に比べて頭皮が乾燥している傾向にあるため、以下の成分を配合した育毛シャンプーがおすすめです。

 

  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • ブチレングリコール
  • ラウリン酸ポリグリセリル-10
  • ジンクピリチオン
  • ティーツリーエキスなど

 

毎日のシャンプーにもかかわらず乾性フケが目立つ方は、真菌(皮膚の常在菌)の繁殖を抑制する効果が期待できるジンクピリチオンを配合した育毛シャンプーを選ぶと良いでしょう。

 

頭皮の乾燥にともなってかゆみや赤みが見られる方は、抗菌・抗炎症作用を持つティーツリーエキスを配合した育毛シャンプーも効果的です。

育毛シャンプーの正しい使い方

①予備洗い

 

ぬるま湯で髪の毛の表面の汚れをすすぎます。

 

その後、指の腹を使用し頭皮についた汚れをマッサージしながら洗い流してください。

 

髪を濡らした後、すぐにシャンプーを使うと、シャンプーの泡で満足し汚れが残る事があります。

②シャンプーを塗布

 

適量を手に取り泡立てながら、指の腹でマッサージするようにまんべんなく洗いましょう。

 

ゴシゴシと強くこすりすぎてしまうと頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

 

乾燥によるフケや頭皮の炎症の原因になることがあります。

 

皮脂は細菌の侵入から頭皮を守る役割もしています。適度な皮脂は必要なわけです。

 

流し残しのないようにしっかりとお湯やぬるま湯で洗い流していきます。

 

シャンプーが残らないよう注意してください。

③トリートメント

 

シャンプー後にトリートメントを使用する方は、頭皮にべったりと付かないように注意してください。

 

毛先を中心に塗布するよう意識してみましょう。

 

毛穴に入り込みしっかり洗い流せないと、毛穴に成分が残り、かゆみやフケの原因となってしまい頭皮環境が悪化してしまう恐れがあります。

④タオルドライ

 

タオルでゴシゴシとこすると、髪が引っ張られ抜け毛の原因に。

 

タオルを軽くおさえるようにして余分な水分をタオルに吸収させましょう。

 

その後しっかりドライヤーで乾かしましょう。

 

頭皮が濡れている状態が続くと細菌の繁殖の原因やフケ、かゆみの原因になってしまいます。

 

しかし、乾かしすぎも髪の毛に必要な水分がなくなってしまいパサパサになってしまいます。

 

至近距離でドライヤーをあて続けると、髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性が高まります。

 

ドライヤーを適度に離して風をあて、常に手を動かして乾かすのがよいでしょう。

育毛シャンプーを使っても抜け毛が増えるのはなぜ?

 健康な方でも、髪の毛は1日に50~100本程度抜け落ちます。

 

季節の変わり目など本数が増える事があります。

 

特に秋に増えることがあると言われています。

 

そのほとんどが洗髪時に抜けるといわれています。

 

髪の毛が絡まったことにより抜けてしまったり、余計な摩擦による髪や頭皮への負担は避けたいところです。

 

育毛シャンプーだけで発毛につなげることは難しいのが現状です。

 

あくまでも頭皮環境をよくするものと理解してください。

 

もちろん内服治療、外用治療、AGA発毛メソセラピー治療とともに育毛シャンプーを使い頭皮をケアすることができればベストです。

 

抜け毛予防・育毛のためにしていることが逆効果にならないよう、正しい知識と方法でヘアケアをしていきましょう。

 

そして1日でも長く1本でも多く髪を健やかに保つためのケアを続けましょう。

オススメの育毛シャンプーは?

新宿AGAクリニックでは、特におすすめのシャンプーは設けておりません。

 

値段が高いシャンプーがいいということも全くありません。

 

安くて、アレルギー、かぶれなどがなく、しっかりと汚れが落とせて、正しい方法で洗髪していただければ十分と考えてります。

 

育毛シャンプーで発毛することはまず考えにくく、薄毛(AGA)治療にシャンプーの種類は大きく影響しません。

 

もちろん、「どのシャンプーがお勧め?」「このシャンプーでいいの?」「詳しい洗髪方法は?」などの質問、指導は喜んで行っております。

 

お気軽に当院までご相談ください。

 

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大藪 顕

大藪 顕 新宿AGAクリニック院長

【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長

【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医

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