M字ハゲの基準とは?|2つの原因と対策も解説 | 新宿AGAクリニック
M字ハゲの基準とは?|2つの原因と対策も解説

M字ハゲの基準とは?|2つの原因と対策も解説

M字はげ

額の生え際が両サイドから後退した結果、M字はげと呼ばれる薄毛を発症することがあります。

 

どちらかというと欧米の方に多く見られるM字はげですが、日本人であってもM字はげを発症する方は少なくありません。

 

また、薄毛といった場合遺伝をイメージされる方が多いかもしれませんが、M字はげに関しては遺伝以外の要素が原因で発症する可能性もあります。

 

今回の記事では、M字はげの基準や原因、治療方法などについて詳しく紹介しています。薄毛に悩んでいる方や、自分がM字はげなのかどうか基準が知りたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

M字ハゲの基準

それではまず、自分がM字はげなのかどうか知りたい方のために、M字はげの基準について見ていきましょう。

M字はげには明確な基準がないありません。しかし、次のような例に当てはまる場合、M字はげを発症している

疑いがあります。

生え際が指2本以上後退している

M字はげかどうかを自分で確認する方法として、額の生え際がどの程度後退しているかチェックするという方法があります。まず、額の生え際がどこなのかを確認しましょう。

 

鏡に向かって眉毛を可能な限り上に挙げてみましょう。その時にできるシワの一番上の部分が生え際、つまり額と頭皮との境界線となります。

 

次に、手を横にして一番上にできたシワに当てがいます。その際、髪の毛の生え際まで指の幅3本以内であれば正常と言えます。それ以上に額が後退している場合、M字はげを発症している疑いがあります。

ハミルトン・ノーウッド分類の基準を満たしている

AGA治療専門のクリニックでは、ハミルトン・ノーウッド分類と呼ばれる指標を参考に、M字はげに当てはまるかどうかを判断しています。同時に頭頂部も知らない間に薄毛になっていることも多いですので鏡を使って見てみると良いでしょう。

 

ハミルトン・ノーウッド分類は、男性に多く見られる薄毛であるAGA(男性型脱毛症)の進行度合いを、Ⅰ型からⅦ型までに分類した指標としてよく知られています。

 

耳から頭頂部へと引いた線と、額の両サイドの後退している部分の幅を確認し、その幅が2㎝以内である場合、M字はげを発症していると判断します。

昔の写真と比べる

昔の写真と比べてみると良いかもしれません。明らかに後退しているようですとAGAの確率が高いです。心配でしたら現在の生え際の写真を撮り、数ヶ月後にチェックしてみるといいかもしれません。

M字ハゲの2つの原因

M字はげを発症した場合、額の両サイドが徐々に後退していきます。

 

では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。M字はげの原因としてはホルモンの乱れと外的なダメージという、2つのケースが挙げられています。

AGA(男性型脱毛症)

ホルモンバランスの乱れによるM字はげの原因として挙げられるのが、AGA(男性型脱毛症)です。AGAは男性にもっとも多く見られる薄毛の代表例で正式名称を、Andeogenetic Alopeciaと言います。

 

直訳すると男性ホルモンに起因する脱毛症となります。男性ホルモンとしてはテストステロンがよく知られていますが、AGAによる抜け毛を引き起こすのは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンです。

 

ジヒドロテストステロンが、男性ホルモン受容器であるアンドロゲンレセプターと結合することで、抜け毛を引き起こす有害なサイトカインが産生され、その結果、AGAに伴うM字はげが進行するのです。

AGAは遺伝する可能性がある

AGAによる抜け毛は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが、アンドロゲンレセプターと結合することで起こるという話でした。

 

ジヒドロテストステロンはテストステロンが強力化したものなのです。その強力化に際して5α-リダクターゼと呼ばれる酵素の働きが必要となります。

 

5α-リダクターゼの活発度は遺伝によって左右されるため、AGAは遺伝する可能性があります。そのため、M字はげが気になる場合は父親にも同様の症状があるかどうか確認するのも一つの方法となります。

20代でもAGAを発症する可能性がある

日本皮膚科学会が策定する男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインによると、AGAは思春期以降に発症し、徐々に進行する脱毛症という風に定義されています。

 

つまり、10代の後半や20代前半の若い方であっても、AGAを発症する可能性があるという訳です。いわゆる若はげも、AGAに伴う薄毛であるケースが大半と考えられます。

 

AGAは日本人男性のおよそ3割の方が発症する脱毛症とされています。その内、20代で発症される方の割合は、およそ1割と考えられています。

牽引性脱毛症

M字はげの原因としては、外的なダメージも挙げられています。

 

外的なダメージによる薄毛としては、牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)がよく知られています。いつも同じ箇所で髪の毛を結ぶなどして、髪の毛が強い力で引っ張られると抜け毛を引き起こす可能性があります。

 

また、牽引力が働いた箇所では血行不良が起こります。血行不良が起こると髪の毛を成長させるために必要なエネルギーが不足し、そのことが薄毛を引き起こす結果に繋がります。

m字ハゲの治療方法

前髪を下ろす髪型をしていると、M字はげに気づくのが遅れるケースもあります。

 

では、M字はげに気が付いた場合にどのように対処すれば良いのでしょうか。自分でできる対策法および専門家に頼るという2つの方法をご紹介します。

自分でできる対策

M字はげが気になり始めた場合や、まだそれほど薄毛が進行していない場合にまずは、自分でできる対策に取り組むことが重要です。

 

自分でできるM字はげへの対策としては、次のようなことが挙げられます。

生活習慣の改善

M字はげが気になる場合、生活習慣を改善することが重要です。M字はげは外的なダメージによって起こることもあるため、頭皮や髪の毛に対するダメージを予防することが求められます。

 

例えば夏の暑い日に日傘や帽子を用いずに外出すると、紫外線によるダメージが頭皮環境を悪化させ、抜け毛や薄毛のリスクを高めます。

 

また、睡眠不足や過労状態が続くと髪の毛の成長に悪影響を及ぼします。食習慣の乱れも頭皮や髪の毛にとって好ましくありません。そのため、まずは生活習慣の改善に取り組みましょう。

頭皮マッサージ

M字はげが気になる場合、頭皮マッサージを行うことも有効です。頭部には毛細血管が多いため、血行不良が影響し髪の毛の生育に悪影響を与える可能性があります。

 

また、頭頂部は頭皮が動きにくいことも、血行不良を招く要因となります。頭皮マッサージを行うことで血行を促進すれば、髪の毛が成長するためのエネルギーを頭皮へと送り届けることに繋がります。

 

頭皮マッサージを行う場合、指の腹を使って頭皮を動かすように優しくマッサージしましょう。爪や指先で頭皮を引っ掻くと、かえって頭皮環境の悪化を招くため注意が必要です。

発毛剤・育毛剤を使用する

額の後退が気になり始めた場合、発毛剤や育毛剤を使うといった方法もあります。

 

市販の発毛剤としては、ミノキシジルを配合したリアップシリーズなどがよく知られています。ミノキシジルには局所の血行を促進したり、発毛シグナルを活発化させたりする働きが期待されています。ミノキシジルは、厚生労働省が認める発毛成分の1つです。

 

育毛剤には、髪の毛の成長をサポートする成分が含まれており、現在生えている髪の毛を強く成長させる働きが期待できます。

部分増毛を行う

M字はげが気になる場合、部分増毛を行うという方法もあります。

 

部分増毛は、現在生えている髪の毛に人工毛を括りつけ、髪の毛のボリュームをアップさせる増毛法です。前髪の増毛法はサロンによっていろいろですが、副作用のリスクがなく、好きな本数だけ増やせるのがメリットです。

 

一方、定期的なメンテナンスが必要な点や、薄毛の根本的な改善には繋がらない点がデメリットとなっています。

専門のクリニックで治療を受ける

M字はげを根本的に改善したいのであれば、薄毛治療専門のクリニックで治療を受けるのが一番効果的です。幸いなことに、薄毛は現在、病院や専門のクリニックで治療できる時代となっています。

 

皮膚科とは異なり、薄毛治療専門のクリニックでは、投薬治療を始め注入療法や自毛植毛など様々な治療法を備えており、1人1人に最適なオーダーメイド治療を受けることが可能です。

AGA治療に関するご相談なら

M字はげは、男性に見られる代表的な薄毛であるAGA(男性型脱毛症)の典型的な症状の1つです。AGAを発症した場合、放置すると抜け毛や薄毛が徐々にですが、確実に進行する結果となります。

 

そのため、M字はげが疑われる場合や、額の後退が始まった場合、なるべく早めに専門医まで相談することが重要です。進行型の脱毛症であるAGAには、原則として完治という概念がありません。

 

ですが、適切な治療を受けることで、年齢相応の毛髪量にまで回復させたり、薄毛の進行を遅らせたりすることが期待できます。

 

新宿AGAクリニックでは、AGAのような男性にみられる薄毛だけでなく、牽引性脱毛症や円形脱毛症、女性の薄毛も専門的に扱っています。薄毛や抜け毛が気になる方は、まず無料カウンセリングまでご相談下さい。

 

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