急激に悪化する円形脱毛症って治る?その効果的な治療法について | 新宿AGAクリニック
急激に悪化する円形脱毛症って治る?その効果的な治療法について

急激に悪化する円形脱毛症って治る?その効果的な治療法について

円形脱毛症は10円ハゲと呼ばれることもあるため、コイン大の脱毛斑ができるようなイメージをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。実際にはコイン大の脱毛斑が複数できる、多発性円形脱毛症を発症される方も少なくありません。

 

脱毛斑が1つだけの場合は1年以内に回復するケースも多いのですが、多発性円形脱毛症を発症した場合、治療期間が長くなる傾向にあります。こちらの記事では、多発性円形脱毛症が治る確率やその前兆、および早く治す方法について詳しく解説しています。

多発性円形脱毛症とは

 

多発性円形脱毛症(多発型円形脱毛症)は、円形脱毛症の一種です。脱毛斑を1つだけ認める円形脱毛症のことを単発型円形脱毛症と言いますが、脱毛斑が複数箇所に認められる場合は、多発性円形脱毛症と呼ばれるようになります。

 

多発性円形脱毛症は単発型から移行するケースが多く、日本皮膚科学会が策定するガイドラインによると、脱毛斑の融合、縮小、拡大を繰り返し慢性化する傾向にある点が特徴です。円形脱毛症は一般的に頭部全体の25%未満に抜け毛が見られる場合は軽症とされ、25%以上の場合は重症とされています。

数個の脱毛が融合すると多発融合型

 

頭部に脱毛斑を複数認めるのが多発性円形脱毛症の特徴ですが、それぞれの脱毛斑が徐々に繋がり、広範囲に渡って抜け毛が見られるようになった場合、多発融合型の円形脱毛症と呼ばれるケースがあります。

 

多発融合型の円形脱毛症がさらに進行した場合、頭部全体に渡って髪の毛が抜け落ちる全頭型の円形脱毛症へと発展するケースもあるため注意が必要です。

 

円形脱毛症の診療ガイドラインによると、脱毛範囲が頭部全体の25%未満の場合、68%に回復が見られるとされていますが、脱毛範囲が50%以上になった場合、回復率は8%に低下するとされています。

生え際から帯状に脱毛すれば蛇行型

 

円形脱毛症には蛇行型と呼ばれるタイプもあります。蛇行型の円形脱毛症を発症した場合、後頭部から耳の脇にかけて、蛇が這ったように帯状の脱毛斑を認める点が特徴です。

 

単発型の円形脱毛症から蛇行型へと移行するケースもありますが、円形脱毛症全体で見た場合、蛇行型の占める割合は低いとされています。ただ、蛇行型の円形脱毛症は単発型や多発性円形脱毛症に比べ、回復率が低くなっています。

多発円形脱毛症は治るケースが多い?その確率とは

 

多発性円形脱毛症が治るかどうかについては、脱毛範囲がどれほど広がっているかにもよります。軽症例であれば半年から2年の治療で改善が見られることもありますが、重症例の場合は治療が数年に及ぶことも珍しくありません。

 

円形脱毛症ガイドラインによれば、脱毛範囲が頭部全体の25%未満である場合はおよそ68%に回復が見られ、脱毛範囲が50%未満の場合は32%に回復が見られるとされています。

 

一方、脱毛範囲が頭部全体の50%以上に及ぶ場合は回復率が8%にまで低下するとされています。また15歳以下で円形脱毛症を発症した場合や、蛇行型の円形脱毛症を発症したケースでは回復率が低くなることも分かっています。

多発性円形脱毛症が治る前兆

 

多発性円形脱毛症が治る前兆としては、以下の3点が挙げられます。

 

  • 産毛が生えてくる
  • 太い髪の毛が生えてくる
  • 毛が増え脱毛部との境目がわからなくなる

 

それぞれの前兆について詳しく解説します。

産毛が生えてくる

 

多発性円形脱毛症が治る前兆の1つとして、産毛が生えてくる点が挙げられます。男性に多く見られるAGAや、女性に多く見られるFAGAの場合は、徐々に髪の毛が薄くなっていくのに対し、円形脱毛症の場合は一定範囲の髪がごっそりと抜け落ちるといった特徴があります。

 

そのような脱毛斑から細くて柔らかい産毛が生えてきた場合、円形脱毛症が回復に向かっていると考えられます。ただし、このような産毛は少しの衝撃で抜け落ちるケースも多いため注意が必要です。

太い髪の毛が生えてくる

 

元々生えていた髪の毛と同じように、長くて太い髪の毛が生えてくるようであれば、円形脱毛症が順調に回復へと向かっていると考えられます。

 

産毛の場合は些細な衝撃で抜け落ちるリスクが高いのですが、太くて長い髪の毛にまで成長した場合、少し引っ張ったくらいでは抜けなくなります。引っ張っても抜けない髪の毛が増えてくれば、徐々にもともとの毛髪量へと近づいていくでしょう。

毛が増え脱毛部との境目がわからなくなる

 

脱毛斑に生える髪の毛の量が増え、元々生えている髪の毛との境界線が分からなくなって来た場合、多発性円形脱毛症が治る前兆と考えられます。円形脱毛症の特徴の1つが、脱毛斑と周囲の髪の毛が生えている部分とにハッキリとした境界線を生じる点です。

 

AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の場合は、脱毛部位と髪の毛が生えている部分との明確な境界線はそれほど見られません。円形脱毛症が回復に向かった場合、AGAやFAGAと同じように、脱毛斑が明瞭ではなくなってきます。

多発性円形脱毛症の進行が止まらない・重症化する原因って?

多発性円形脱毛症の進行が止まらない・重症化する原因としては以下の4点が挙げられます。

 

  • 自己免疫疾患である場合
  • アトピー性皮膚炎を合併している場合
  • 遺伝による発症の場合
  • 精神的ストレスによる影響が大きい場合

 

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

自己免疫疾患である場合

 

円形脱毛症がなぜ起こるのかに関しては、長い間ハッキリとしたことがよく分かっていませんでした。現在、有力となっているのが自己免疫疾患説です。

 

自己免疫疾患とは、本来であれば自分の身体を守るべき免疫細胞によって、身体の特定の部位が攻撃される病気を意味します。

 

円形脱毛症の場合、免疫細胞によって毛包が攻撃され、髪の毛が抜け落ちると考えられています。それによって多発性円形脱毛症の症状が進行、および重症化すると考えられています。

アトピー性皮膚炎を合併している場合

 

多発性円形脱毛症の進行が止まらない、もしくは重症化する原因としては、アトピー性皮膚炎を併発している可能性が挙げられます。

 

円形脱毛症ガイドラインによるとアトピー性皮膚炎を持っている場合、円形脱毛症が重篤化する傾向にあるとされています。

 

47人の円形脱毛症発症者を対象とした研究によると、半数以上がアトピー性の疾患を持っており、アトピー性皮膚炎を持っている人は23%であったとされています。

遺伝による発症の場合

 

遺伝によって多発性円形脱毛症を発症した場合、症状の進行が止まらない、もしくは重症化する可能性があると考えられています。中国で行われた大規模な疫学的調査によると、円形脱毛症を発症した方のおよそ1割に、家族内発症があるということです。

 

またヨーロッパで行われた調査でも、一親等内で円形脱毛症を発症する確率は、そうでない場合と比べて10倍に達することが分かっています。一卵性双生児の場合は特に、円形脱毛症の発症率が5割を超えるとされています。

精神的ストレスによる影響が大きい場合

 

多発性円形脱毛症の進行が止まらない、もしくは重症化する原因としては、精神的なストレスの影響も挙げられています。ストレス性の疾患と円形脱毛症との関係については明確な因果関係を示すデータがありませんが、発症者の方にお話を伺うと、多くの方がストレスを感じていらっしゃいます。

 

医学的にも強いストレスによって自律神経のバランスが乱れると、血管が収縮し血液の循環を阻害することが分かっています。ストレスによって頭皮へ送られる血液の量が減少した場合、毛髪の成長に悪影響を及ぼすことは十分に考えられます。

多発性円形脱毛症をできるだけ早く治すには

 

多発性円形脱毛症をできるだけ早く治すためには、以下の3点に気を付ける必要があります。

 

  • 食事や睡眠など生活習慣を正す
  • ストレスがあれば解消する
  • 専門の医療機関で治療を受ける

 

それぞれの方法について詳しく解説します。

食事や睡眠など生活習慣を正す

 

多発性円形脱毛症をできるだけ早く治すためには、食事や睡眠などを始めとする生活習慣を正すことが重要です。食事や睡眠習慣の乱れが直接的に円形脱毛症の発症に繋がるわけではありませんが、髪の毛の成長に悪影響を与えることは間違いないでしょう。

 

髪の毛は私たちが食べたものから作られるだけでなく、睡眠中に細胞分裂が活発化することで成長します。そのため、普段から栄養バランスのとれた食事を心がけ、質の高い睡眠をとるよう意識する必要があります。

ストレスがあれば解消する

 

ストレスがあれば解消することも、多発性円形脱毛症をできるだけ早く治すことに繋がります。ストレス状態が長く続いた場合、自律神経のうち交感神経が優位に傾き、血行不良を引き起こしやすくなります。

 

髪の毛は毛母細胞が毛細血管から栄養を受け取ることで成長しますが、血行不良に陥った場合、栄養不足のために丈夫な髪の毛が育たなくなり、円形脱毛症からの回復を遅らせる結果となるのです。ストレスの自覚がある場合、自分なりのストレス解消法を実践するようにしましょう。

専門の医療機関で治療を受ける

 

多発性円形脱毛症をできるだけ早く治すのであれば、専門の医療機関で治療を受けることが早道といえるでしょう。薄毛を専門とするクリニックなどでは、次のような方法で円形脱毛症の改善を図っています。

 

治療法

対象

ステロイド・塩化カルプロニウム外用薬

単発型・多発性円形脱毛症

セファランチン・グリチルリチン内服薬

単発型・多発性円形脱毛症

ステロイド局所注射

単発型・多発性円形脱毛症の症状が長引いた場合

ステロイド内服薬

重症例の円形脱毛症

局所免疫療法

上記の治療法で効果が出ない重症例の円形脱毛症

 

円形脱毛症の治療法は症状の程度により異なります。始めはステロイドや塩化カルプロニウムの外用、およびセファランチンやグリチルリチンの内服から始め、症状が長引くようであればステロイド局所注射を試みるのが一般的です。

 

症状が急に進む場合や、頭部全体に渡って抜け毛が見られる場合、短期間に限ってステロイド内服薬を用いるケースもあります。上記の治療では改善が見られない場合、人工的に頭皮のかぶれを起こし、症状の回復を促す局所免疫療法が行われるケースもあります。

多発性円形脱毛症に関するご相談なら

 

多発性円形脱毛症は、単発型の円形脱毛症よりも症状が進行した状態であるため、放置していると症状が長引く可能性もあります。脱毛範囲が頭部全体の25%未満であれば68%の回復が期待できるものの、25%以上50%未満になると回復率は32%にまで低下します。

 

仮に脱毛範囲が50%を超えてしまうと、回復率が8%と極端に低下するため注意が必要です。円形脱毛症の治療は皮膚科で受けることも出来ますが、新宿AGAクリニックでも円形脱毛症の治療を行っています。

 

皮膚科医とは異なり、新宿AGAクリニックの医師は抜け毛や薄毛に関する専門科であるため、幅広い治療法の中から、一人ひとりに合った最適の方法を提案することが可能です。カウンセリングは無料で受けられるため、治療を始めるか迷っている方はお気軽にご相談下さい。

 

>>無料カウンセリングのご予約はこちらから

 

 

【監修者】

大藪顕(新宿AGAクリニック院長)

経歴

平成14年 大阪医科大学卒業

平成14年 大阪医科大学形成外科

平成16年 城山病院形成外科・美容外科

平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)

平成18年 大手美容外科形成外科部長

多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験

平成28年 新宿AGAクリニック院長

資格

日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医

 


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