フィナロイドはフィナステリドが主成分のAGA治療薬|効果や適切な飲み方など | 新宿AGAクリニック
フィナロイドはフィナステリドが主成分のAGA治療薬|効果や適切な飲み方など

フィナロイドはフィナステリドが主成分のAGA治療薬|効果や適切な飲み方など

フィナロイド


男性に見られる薄毛の大部分をAGA(男性型脱毛症)が占めています。AGAには進行型という特徴があるため、いったん発症したら根気強く治療を続けていかないと、薄毛が徐々にですが確実に進行してしまいます。


その際にネックとなるのが治療費です。治療費の大部分を薬代が占めるため、少しでも安価な商品を利用しようとインターネットで検索をかけた結果、フィナロイドに行きついた方もいらっしゃることでしょう。


こちらの記事では、フィナロイドの特徴や服用方、効果が実感できるまでの期間、副作用、および使用上の注意点などを解説しています。フィナロイドの詳細を知りたい方はお役立て下さい。

 

フィナロイドとは


フィナロイドはフィリピンにある製薬会社のロイドラボラトリーズ(Lloyd Laboratories,Inc)が製造・販売しているAGA(男性型脱毛症)の治療薬です。


ロイドラボラトリーズでは米国食品医薬品局(FDA)や世界保健機関(WHO)、国際標準化機構(ISO)などのガイドラインを守り、様々なジェネリック医薬品を開発していることで知られています。


多くの女性が利用しているゼニカルと呼ばれるダイエット薬も、ロイドラボラトリーが製造している主力製品の1つです。またロイドラボラトリーズの営業所は日本にもあり、我々が日常的に服用している治療薬がロイドラボラトリーズ製であることも珍しくありません。


FDAやWHOの承認を受けてジェネリック医薬品を製造しているため、比較的安心して利用できると言えるのではないでしょうか。

フィンペシアとの違い


フィンペシアもフィナロイドと同じくジェネリックのAGA治療薬です。フィナステリドはインドの大手ジェネリック医薬品メーカーであるシプラ社によって製造・販売されています。


従業員の総数が2万人を超えるインド国内で最大級の医薬品メーカーで、HIV関連の医薬品でトップシェアを誇ることで知られています。フィナロイドとフィンペシアは主成分が同じであるため、効果・効能および副作用も似通ったものとなります。

プロペシアとの違い


プロペシアは世界で初めてのAGA治療薬で、有効成分としてフィナステリドを配合しています。もともとはアメリカにあるメルク社の日本法人であるMSD株式会社が製造販売元となっていましたが、2021年の6月4日にオルガノン日本法人がMSDから独立したため、2022年現在ではオルガノンがプロペシアの製造・販売を行っています。


フィナロイドやフィンペシがプロペシアのジェネリックであるのに対し、プロペシアは正規のAGA治療薬です。ただ主成分はいずれも同じであるため、効果・効能や副作用も共通しています。

フィナロイドの効果を実感できるのは半年前後


フィナロイドを服用する方にとって気になることの1つが、効果がいつごろ実感できるのかという点ではないでしょうか。フィナロイドに限った話ではありませんが、AGA治療薬は服用したからといってすぐに効果が出ることはありません。


一般的にAGA治療薬の効果が実感できるのは、服用開始からおよそ半年とされています。しかし、フィナロイドの主成分であるフィナステリドを継続的に服用した場合、ほぼすべての方が薄毛の改善、もしくは現状維持の効果を実感しているといったデータもあります。

フィナロイドは1日1回1錠服用する


AGA治療に用いられる内服薬は、1日1回、1錠を服用するのが基本的であり、フィナロイドに関しても例外ではありません。一般的な風邪薬などとは異なり、食後に飲まなければならないといった決まりもなく、食前と食後で効果・効能に違いもありません。


しかし、フィナロイドを始めとしたAGA治療薬は、どのタイミングで服用しても良いだけに、かえって飲み忘れが多くなる傾向にあります。そのため夕食後に服用するなど、自分なりにルールを決めておくことが重要です。

グレープフルーツジュースを摂取するときはタイミングに注意


フィナロイドを始め、フィナステリドを有効成分とするAGA治療には基本的に併用禁忌がありません。しかしグレープフルーツを食べる場合、フィナロイドを摂取するタイミングに注意する必要があります。


グレープフルーツも併用禁忌という訳ではないのですが、成分の1つであるフラボノイドが肝臓の代謝を下げる可能性があるとされています。フィナロイドとグレープフルーツを、間を開けずに摂取すると、効果が十分に発揮できなくなったり、逆に効果が強くなり過ぎたりするため注意が必要です。

フィナロイドの効果を得るためにはミノキシジルとの併用がおすすめ


フィナロイドを始めとしたフィナステリド配合のAGA治療薬を服用する場合、ミノキシジルとの併用がおすすめです。フィナロイドにはAGAを引き起こす原因の1つ、5α-リダクターゼの働きを阻害し、抜け毛を予防する効果が期待されています。


一方、ミノキシジルには発毛を促進し、毛母細胞の死滅を抑制する働きがあります。フィナステリド配合の治療薬が守りのAGA治療薬と呼ばれ、ミノキシジルが攻めのAGA治療薬と呼ばれるのはそのためです。


フィナステリドとミノキシジルでは作用機序が異なるため、両剤を併用しても特に問題ありません。むしろミノキシジルと併用することでフィナロイドの有効成分が効率的に頭皮へと送り届けられるため、単剤で服用するよりも高い発毛効果が期待できます。

フィナロイドの服用をやめるとAGAの進行が再開する


フィナロイドを利用する際の注意点は、自己判断で服用を中断した場合、AGAの進行が再開する点です。AGAは進行型の脱毛症であるため、フィナロイドの服用で改善が見られたとしても、服用をやめると再び抜け毛が増え始めます。


フィナロイドに限らず、AGA治療を継続的に行う必要があるのはそのためです。副作用が心配でフィナロイドの服用をやめるのであれば、自分の判断ではなく医師に相談すると良いでしょう。また、自分なりにAGA治療のゴールを設定しておくと、フィナロイドの服用をやめる判断が付きやすくなります。

フィナロイドの副作用


フィナロイドを始めとしたAGA治療薬には副作用のリスクがあります。AGA治療薬に限った話ではありませんが、医薬品というものは化学的に製造されている以上、副作用のリスクをゼロにすることは困難です。フィナロイドの副作用としては主に以下のような例が挙げられています(プロペシアの添付文書に準拠)。

 

副作用 1~5%未満 1%未満 発症頻度不明
過敏症     掻痒感・浮腫など
生殖器 性欲減退 男性機能低下 精液の質の低下など
肝臓     肝臓の数値上昇
その他     抑うつ・めまいなど


フィナロイドの有効成分であるフィナステリドには、主に男性機能に関する副作用が報告されています。その他の副作用は発症頻度不明です。それぞれの副作用について、さらに詳しく解説します。

初期脱毛


フィナロイドの副作用として、初期脱毛が挙げられることもあります。初期脱毛はAGA治療薬の利用を開始してから2週間乃至1ヶ月頃に見られる一次的な抜け毛量の増加です。


せっかくAGA治療を始めたのに抜け毛の量が増えると、焦って治療薬の服用をやめてしまうケースもあります。しかし、初期脱毛は発毛効果の裏返しといった側面もあるため早計は禁物です。


フィナロイドの効果によってヘアサイクルが整い、新たに髪の毛が生えてきた場合、弱々しく成長した髪の毛が、新たに生えてきた髪の毛によって押し出されて抜け落ちます。


これが初期脱毛のメカニズムです。初期脱毛は通常、AGA治療の開始から2ヶ月乃至3ヶ月で終わるのが一般的です。

男性機能の低下・性欲減退


フィナロイドを始めとしたフィナステリドを有効成分として配合する医薬品の代表的な副作用が、男性機能の低下や性欲(リビドー)減退です。


フィナロイドと同様にフィナステリドを含むプロペシアの添付文書によると、利用者の1〜5%未満に性欲の減退が、1%未満に男性機能の低下が見られたと報告されています。


男性機能低下の内容は、勃起機能不全やオーガズム障害、射精障害、精液量の減少などです。また発症頻度は不明ながら、精子濃度の減少や無精子症、精子の運動性低下、形態異常といった精液の質の低下も、フィナステリドの副作用とされています。


生殖器に関するその他の副作用としては、いずれも頻度不明ながら睾丸痛や血精液症も挙げられています。

抑うつ


フィナステリドを配合するフィナロイドに起こり得る副作用としては、抑うつ症状も挙げられます。抑うつ症状が起こる頻度も不明とされています。


抑うつ症状は大きく分けて、身体症状と精神症状の2つに分類されます。よく見られる身体症状は食欲不振や易疲労感(疲れやすいこと)、不眠症などです。


精神症状としては、何もやる気が起きないことや、常に気分が落ち込んでいることなどが挙げられます。しかし、フィナロイドの服用と抑うつ症状との関係については、ハッキリとしたことがよく分かっていません。


抑うつ症状の原因は環境の変化や身体的・精神的ストレス、個々人の性格、認知機能の低下など実に様々です。仮にフィナロイドの服用中に抑うつ症状が見られた場合、服用を中止して専門医の診断を受けましょう。

過敏症


フィナロイドを始めとしたフィナステリド配合の医薬品を服用した場合、発症頻度は不明ながら過敏症を発症したという報告もあります。


過敏症の内容としては掻痒感(かゆみを感じること)や発疹、蕁麻疹、血管浮腫などが挙げられています。浮腫はいわゆるむくみのことで、フィナステリドの副作用として浮腫が起こった場合、顔や唇、舌、喉といった箇所がむくみやすいとされています。


フィナロイドの服用で過敏症が起こるのはアレルギー反応が原因ではないかと考えられています。そのため、過去に5α-リダクターゼの働きを阻害する医薬品の服用でアレルギー反応が見られた方の場合、フィナロイドの服用を避けるようにしましょう。

肝機能障害


肝機能障害もフィナロイドの副作用の1つです。肝機能障害の内容としては、AST(GOT)やALT(GPT)、γ-GTPといった肝臓の数値上昇が挙げられています。


フィナロイドと同じくフィナステリドを有効成分とするプロペシアの添付文書によると、肝機能障害の発症頻度は不明とされています。また肝機能障害の副作用は海外で報告されているものの、国内での発症例は今のところないということです。


そもそも医薬品の有効成分は主に肝臓で代謝されるため、どのような医薬品であれ肝臓への負担を増すことには変わりありません。フィナロイドを始めとしたフィナステリド錠だけが、肝機能障害のリスクを高めるわけではないということです。

AGA治療に適切な薬をお探しなら新宿AGAクリニックへ


AGA治療の適切な薬をお探しなら、新宿AGAクリニックまでご相談ください。海外では様々なAGA治療薬のジェネリックが製造・販売されています。


しかし、個人で海外製のジェネリックを輸入した場合、粗悪品や偽物を掴まされる可能性があります。また自分の判断で海外製のジェネリックを服用している場合、効果が表れているのか判断に困るケースもあるでしょう。


新宿AGAクリニックでは、600パターンにも及ぶ治療薬及び治療法の組み合わせから、1人1人に合った最適な治療を提案しています。


ジェネリックのAGA治療薬も利用しているため、予算の都合がある方にも対処可能です。まずは新宿AGAクリニックの無料カウンセリングまで、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

>>無料カウンセリングのご予約はこちらから

 


  |  

#