側頭部の薄毛の原因とは?男性・女性別の原因や改善策を解説
側頭部の薄毛の原因とは?男性・女性別の原因や改善策を解説

側頭部の薄毛の原因とは?男性・女性別の原因や改善策を解説

側頭部


側頭部の薄毛は男性だけでなく、女性にとってもデリケートなお悩みの1つです。脱毛症が原因で側頭部がスカスカになるケースもあれば、甲状腺機能障害をはじめとする内科系疾患が抜け毛を引き起こすケースもあります。


本記事では側頭部の地肌が見えるほどスカスカの薄毛になる原因や、考えられる病気の可能性について解説します。抜け毛の原因ごとの改善策も紹介しているため、側頭部の薄毛にお困りの方は参考にしてください。

 

側頭部の地肌が見えるほどスカスカの薄毛になる原因


側頭部の薄毛は男性だけでなく、女性にも多く見られる髪の毛に関するお悩みの1つです。


はじめに、側頭部の地肌が見えるほどスカスカの薄毛になる理由について、男女共通の原因および男性と女性に特有の原因をそれぞれ紹介します。

男性・女性共通


側頭部の地肌が見えるほどスカスカの薄毛になる男性・女性共通の原因としては以下の例が挙げられます。

 

  • 脱毛症
  • 甲状腺機能障害
  • 眼精疲労
  • 肩こり
  • ストレスなど


男性・女性に共通してみられる側頭部の薄毛の原因として脱毛症が挙げられます。


特に円形脱毛症の1つ「蛇行型円形脱毛症」を発症すると、後頭部から側頭部にかけて蛇が這(は)った跡のような抜け毛を引き起こす点が特徴です。


甲状腺機能障害(甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症)を発症すると、身体の不調だけでなく抜け毛を引き起こすケースが少なくありません。


眼精疲労や肩こりなど血行不良が原因で起こる不調にともない、抜け毛が見られるケースがあります。


また、ストレスも自律神経のバランスを乱し、髪の毛の成長を妨げるため注意が必要です。

男性特有


男性に特有の側頭部の薄毛は、AGA(男性型脱毛症)の進行にともない発生するケースがあります。


AGAは男性に見られる進行型の脱毛症で、症状が進行するに従い薄毛の範囲が広がっていく点が特徴です。


ただ、AGAは一般的に前頭部や頭頂部から進行していくため、側頭部だけがはげあがることはあまり多くありません

女性特有


側頭部の地肌が見えるほどスカスカの薄毛になっている女性は、びまん性脱毛症を発症している可能性があります。


びまん性脱毛症は女性に多く見られる脱毛症で、髪の毛全体のボリュームが減少し、地肌が透けて見える点が特徴です。


びまん性脱毛症の原因は更年期や出産後のホルモンバランスの乱れやストレス、自律神経の乱れなどさまざまです。


また、若い女性であっても過度のダイエットによる栄養不足が原因で、側頭部の薄毛を発症する可能性があるため注意しなければなりません。

頭頂部が薄毛(ハゲ)になる原因


男性の頭頂部が薄毛(ハゲ)になる原因としては、AGA(男性型脱毛症)の発症が挙げられます。AGAの発症には体内の酵素の一種である5αリダクターゼが深く関わっています。


5αリダクターゼは頭頂部や前頭部の毛包に多く分布しているため、AGAを発症するといわゆる「O字ハゲ」や「M字ハゲ」になりやすいのです。


女性の頭頂部が薄毛(ハゲ)になる原因としては、FAGA(女性型脱毛症)の発症が挙げられます。


女性の体内でもわずかながら男性ホルモンが分泌されており、何らかの原因で女性ホルモンの分泌量が減少すると、男性と同様に頭頂部の抜け毛を引き起こすリスクが増加します。


更年期や出産後に抜け毛の量が増えるのは、女性ホルモンの分泌量が減少し、相対的に体内の男性ホルモンの量が増加するためです。

眼精疲労で側頭部がスカスカになった場合の改善策


側頭部がスカスカになる原因として、眼精疲労も挙げられています。


眼精疲労が直接的に抜け毛を引き起こす訳ではありませんが、血行不良により目や頭皮の栄養状態が低下すると、目の疲れや抜け毛を起こしやすくなると考えられます。


眼精疲労で側頭部がスカスカになった場合は、以下の対処を試みるのがおすすめです。

 

  • ツボを押す
  • 目を温める
  • 定期的に目を休ませる
  • 遠くを見る


それぞれ詳しく解説します。

ツボを押す


眼精疲労で側頭部がスカスカになった場合、ツボ押しを試してみましょう。眼精疲労の改善に効果的なツボの1つが攅竹(さんちく)です。


眉頭の下あたりに位置する攅竹をツボ押しすると、目にあらわれるさまざまな症状を改善する効果が期待できます。


また、人差し指と親指の付け根に位置する合谷(ごうこく)は、首から上に見られる不調を緩和する万能穴(ばんのうけつ)として知られています。


ツボ押しを行う場合は気持ちよく感じる程度の力で1回につき3〜5秒程度を、3〜5回繰り返すと良いでしょう。

目を温める


眼精疲労による側頭部のスカスカを改善するためには、目を温めて血液の循環を促すと良いでしょう。薬局やドラッグストアでホットアイマスクを購入すれば、簡単に目を温めることが可能です。


家に目を温めるグッズがない方は、タオルをぬらして適度に絞り、ビニール袋やラップでくるんで1分ほどレンジで温める方法があります。レンジで温めたら適度に冷まし、目頭を中心に温めると効率的に目の疲れを緩和できます。

定期的に目を休ませる


眼精疲労を避けるためには、定期的に目を休ませるのが効果的です。


現代人はパソコンやテレビ、スマホなどで目を酷使する方が多いため、意識してVDT(Visual Display Terminals)作業を減らす必要があります。


特に暗い部屋でスマホの明るい画面を見るなどすると、目にかかる負担が大きいため注意が必要です。

遠くを見る


眼精疲労を避けるために、遠くを見て目のピント機能を調整する方法があります。目を動かす際には筋肉を使いますが、筋肉は使い過ぎよりもむしろ使わない(同じ位置を保つ)と疲れやすくなります。


近くと遠くを繰り返してみると目の筋肉が収縮して血液の循環が促されるため、眼精疲労を改善・予防する効果が期待できるのです。


顔の30センチメートルほど前に親指を立て、爪と遠くとを交互に見ると簡単にピント機能を調整できます。仕事・読書の合間や、スマホを見る際の息抜きとして、定期的に目の筋肉をストレッチするのがおすすめです。

甲状腺機能低下症による側頭部の薄毛は改善できる?


側頭部の薄毛や抜け毛が甲状腺機能低下症にともない起こっている場合は、原疾患の治療で薄毛の改善が期待できます。


甲状腺は喉仏の下部にある臓器の一種で、甲状腺ホルモンを分泌するはたらきがあります。


甲状腺ホルモンは新陳代謝と深く関わっているため、甲状腺の機能が低下すると髪の毛の成長にも悪影響を及ぼすのです。


甲状腺機能低下症を発症すると、抜け毛以外にも以下のような症状が見られます。

 

  • 疲れやすい
  • 寒さを感じる
  • 身体がむくむ
  • やる気が起きない
  • 便秘になる
  • いつも眠い
  • 記憶力が低下する
  • 体重が増える


抜け毛にともない上記の症状が見られる方は、内分泌科や耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。


内分泌科や耳鼻咽喉科では薬物療法や食事療法で甲状腺機能低下症の改善を図ります。

AGA治療に関するご相談なら新宿AGAクリニックへ


側頭部の薄毛は脱毛症や甲状腺機能障害、眼精疲労、肩こり、ストレスなどさまざまな原因で発症リスクが増加します。そのため、まずは何が原因で側頭部の薄毛が起こっているのか突き止めることが重要です。


抜け毛以外に身体の不調が見られる方は内科を受診しましょう。抜け毛以外の症状が無い方は、AGA専門のクリニックを受診するのがおすすめです。


新宿AGAクリニックでは男性だけでなく、女性の薄毛も専門的に治療しています。カウンセリングは無料でおこなっているため、まずはメールか電話でお気軽にお問い合わせください。


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