AGA治療で後悔するケース6つ|副作用の疑問や治療中断のリスクも
AGAは男性型脱毛症とも言われており、男性の薄毛の大半を占めると考えられています。AGAは思春期以降に発症する脱毛症で、20代の方でも10%、30代になると20%、40代になると30%の方がAGAを発症するとも言われています。
AGAが厄介なのは、進行型の脱毛症である点です。そのため、AGAの発症が疑われる場合、なるべく早めに治療を受ける必要があります。しかし、中にはAGAの治療を躊躇っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
AGA治療をはじめたいが勇気が出ないという方や、実は後悔している人が多いのではないかと不安に思っている方のために、こちらの記事ではAGA治療で後悔してしまう代表的なケースや、後悔しないために注目すべきポイントについて解説しています。
目次
AGA治療で後悔してしまう6つのケース
AGA治療で後悔してしまうケースとしては、以下の6例が挙げられます。
- 自己判断で内服薬を購入し副作用が現れたとき
- 治療をはじめても効果を感じられないとき
- 初期脱毛が現れたとき
- 治療を続けていると費用がかさむと感じるとき
- 治療をやめてAGAの進行が更に進んだとき
- 自分に合ったクリニック選びができていないとき
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
自己判断で内服薬を購入し副作用が現れたとき
AGA治療で後悔してしまうケースの1つが、自己判断で内服薬を購入し副作用が現れたときです。AGA治療薬は医療用医薬品であるため、原則として医師の診察を受けた上で、処方してもらわなければなりません。
しかし、薄毛や抜け毛が気になり始めた方の中には、海外製のAGA治療薬を個人輸入したり、輸入代理店から購入したりして、自己判断で服用される方がいます。
海外製のAGA治療薬には粗悪品や偽物が混じっている可能性があるだけでなく、仮に自己判断で医薬品を服用した場合、国による救済措置が受けられません。そのような場合に後悔する方がいらっしゃるようです。
治療をはじめても効果を感じられないとき
AGA治療で後悔してしまうケースとして多いのが、治療をはじめてもなかなか効果を実感できないときです。風邪のときに風邪薬を飲むようなケースとは異なり、AGA治療薬は服用したからといって、みるみる効果が現れる類のものではありません。
AGA治療薬の効果が現れるのは早くても3ヶ月、平均すると6ヶ月から1年とされています。その間に効果が出ないからといって治療を中断してしまうと、費用が無駄になるだけでなく、治療を再開してからさらに6ヶ月から1年の期間が必要となってしまいます。
初期脱毛が現れたとき
AGA治療で後悔してしまうケースとしては、初期脱毛が現れたときも挙げられます。初期脱毛は、AGA治療を開始してから2週間〜1ケ月で現れる、一時的な抜け毛量の増加を意味します。
せっかくAGA治療を始めたのに抜け毛の量が増えると、慌てて治療薬の服用を中止してしまうようなケースが少なくありません。実際には初期脱毛は発毛効果の裏返しであり、治療過程で初期脱毛が起こる可能性について知っておかないと、後悔する可能性が高くなります。
治療を続けていると費用がかさむと感じるとき
AGA治療を続けていると費用がかさむように感じるときも、AGA治療で後悔してしまう原因の1つです。AGA治療で費用がかさむように感じる理由は主に以下の2点です。
- AGA治療にかかる費用は月額15,000〜30,000円と幅広い
- 保険適用ではないため全額負担
それぞれについて詳しく解説します。
AGA治療にかかる費用は月額15,000〜30,000円と幅広い
後述するように、AGAには原則として健康保険が適用されません。そのため、ケガや病気の治療のように、どのような治療をしたから、どれだけの治療費が必要といった指針もありません。
AGA治療を行う際の初診料や再診料、診察料、検査料金、治療薬代などは全て、クリニックが任意で設定できるようになっています。AGA治療にかかる費用は、平均すると月額15,000〜30,000円と幅広いのですが、高額の治療費を払ってもなかなか効果が実感できないと、後悔する結果となるでしょう。
保険適用ではないため全額負担
AGAのように外見を良くするための治療(審美目的の治療)には、原則として健康保険が適用されません。二重瞼にする手術やエラの除去手術、脂肪吸引などが保険適用外であるのもそのためです。
また、AGAの治療に費やした代金は、所得税法上の治療費には該当しないため、医療費控除の対象ともなりません。そのため、AGA治療に伴う経済的負担は全額自己負担です。AGA治療を始めてなかなか効果が実感できないと、費用面でも後悔する可能性が高くなります。
治療をやめてAGAの進行が更に進んだとき
AGA治療で後悔する理由として多いのが、治療を途中でやめることにより、AGAの進行が更に進んだときです。AGAは進行型の脱毛症であるため、原則として完治することがありません。そのため、自分なりのゴールを設定することが重要です。
ところが、AGA治療を開始してある程度、髪の毛が生えたからといって、自己判断で治療をやめてしまうと、再び薄毛が進行し始めます。慌てて治療を再開しても、元の状態に戻るまで時間が必要となるため、後悔する結果となるのです。
自分に合ったクリニック選びができていないとき
AGA治療で後悔してしまうのは、自分に合ったクリニック選びができていないせいなのかもしれません。AGAクリニックの中には男性の薄毛だけを専門としているクリニックもあれば、女性の薄毛や円形脱毛症の治療を得意としているクリニックもあります。
また、医師の経験や実績、人柄などが様々であれば、スタッフや受付、カウンセラーの方にも様々な性格の方がいらっしゃいます。AGAは自費治療であるからこそ、自分に合ったクリニックを選ぶことが重要なポイントです。
AGA治療の後悔と関連するQ&A
AGA治療を始めたいけど、後悔している人が多いのではないかと不安に思っている方からは、以下のような疑問が多く寄せられています。
- クリニックで処方されたAGA治療薬でも副作用が現れる可能性はあるの?
- AGA治療を途中でやめたらどうなる?
- AGAの治療は一生続けるもの?
それぞれの疑問についてお答えします。
クリニックで処方されたAGA治療薬でも副作用が現れる可能性はあるの?
AGAクリニックで処方される治療薬は、基本的に厚生労働省による厳しい審査に合格したものばかりです。しかし、化学的に製造された医薬品である以上、副作用の可能性がゼロという訳にはいきません。
とはいうものの、AGA治療薬の副作用はそれほど高いとは言えません。代表的なAGA治療薬であるプロペシアの場合、男性機能低下といった副作用のリスクはあるものの、性欲の減退が全体の1.1%、勃起機能不全が全体の0.7%程度でしかありません。
AGA治療を途中でやめたらどうなる?
AGA治療を途中でやめた場合、数ヶ月経つとふたたび薄毛が目立つようになります。AGAは進行型の脱毛症であるため、いったん発症が確認された場合、原則として完治することがありません。
現在のところ、AGAを根本的に改善する治療法はないため、AGAの進行を遅らせるための対症療法が行われています。そのため、治療を中止すると、再びAGAの進行スピードが速まってしまうのです。
AGAの治療は一生続けるもの?
AGA治療に関して多く寄せられるのが、AGAの治療を一生続けるのかどうかという疑問です。AGAは進行型の脱毛症であるため、治療をやめれば進行スピードが速くなることは先述の通りです。
では、一生治療を続けなければいけないかというと、必ずしもそうではありません。ある程度の発毛が見られれば、薬の量を減らしたり、現状維持の治療に替えたりすることが可能です。また、事前に医師と相談し、自分なりのゴールを設定する方法もあります。
【関連記事】薄毛を自分で治すことは可能?自分で治す際に有効な方法をご紹介!
AGA治療で後悔しないために注目すべきポイント
AGA治療で後悔しないために、注目すべきポイントは次の4点です。
- まずは生活習慣の改善を
- AGAの治療薬を自己判断で購入しない
- 内服治療以外にも治療パターンがあるクリニックを選ぶ
- 最低でも半年は治療を続ける
それぞれについて解説します。
まずは生活習慣の改善を
AGA治療で後悔しないためには、まず生活習慣を改善する必要があります。AGAの原因は主に遺伝なのですが、生活習慣が乱れていると、AGA以外の抜け毛を併発する可能性があります。
例えば疲労状態やストレス、不眠などが継続すると、自律神経のバランスに乱れが生じ、髪の毛の成長に悪い影響を与える可能性があります。また、暴飲暴食や偏った栄養バランスの食事を続けていると、髪の毛が成長するための栄養が不足し、結果として抜け毛のリスクを高めてしまいます
AGAの治療薬を自己判断で購入しない
AGA治療で後悔しないためには、AGAの治療薬を自己判断で購入しない点も重要なポイントです。AGAの治療薬を海外から購入する理由の多くは、安いからという安易なものです。
ただ、AGAクリニックで検査をしてみないと、そもそも抜け毛がAGAによって起こっているのかどうか判断することができません。AGA以外の原因で抜け毛が起こっている場合、いくらAGA治療薬を服用しても効果が得られないばかりか、副作用のリスクばかりが高くなるため絶対にやめましょう。
内服治療以外にも治療パターンがあるクリニックを選ぶ
先ほどもお話したように、AGA治療で後悔される方の中には、自分に合ったクリニック選びができていない方もいます。特に内服治療しか行っていないクリニックを選んだ場合、治療効果が実感できなくても、それ以外の選択肢がありません。
AGAクリニックの中には、内服治療以外にも外用薬や、注入療法、レーザー治療、自毛植毛など様々な治療法で薄毛の改善に取り組んでいる治療院があります。AGA治療で後悔しないためにも、最初から治療パターンを豊富に用意しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
最低でも半年は治療を続ける
AGA治療で後悔しないためには、最低でも半年は治療を続けることが重要です。先述したように、AGA治療は風邪の治療のように、すぐに効果が現れる性質のものではありません。
AGA治療の効果が現れるまでには早くても3ヶ月、平均すると6ヶ月から1年程度を要します。また、半年の治療を続けたからといって、必ずしも発毛効果を自覚できるとは限りません。だからこそAGAクリニックで治療を受けて、治療開始前と半年後の状態を画像などで見比べ、医師の判断を仰ぐ必要があるのです。
AGA治療をするべきか迷うならまず行動しよう</2>
AGA治療をするべきか迷っている場合、まずは行動するのが先決です。AGAは進行型の脱毛症なので、迷っている間にも薄毛は進行してしまいます。ここでは、発毛サロンや皮膚科、およびAGAクリニックの違い、およびAGAクリニックの無料カウンセリングについてご紹介しています。
発毛サロン・皮膚科・AGA専門のクリニックの特徴を比較
薄毛が気になる場合、発毛サロンと皮膚科、AGA専門のクリニックのいずれに行って良いのか分からない方もいらっしゃることでしょう。そこで、三者の違いを以下の表で簡単にご紹介します。
発毛サロン | 皮膚科 | AGA専門のクリニック | |
治療法・施術法 | 頭皮マッサージ・育毛剤 | AGA治療薬 | AGA治療薬・注入療法・自毛植毛など |
医師の在籍 | なし | 皮膚科医が在籍 | AGA治療の専門医が在籍 |
無料カウンセリング | あり | 実施していない場合もあり | あり |
オンライン診療 | なし | なし | あり |
できるだけ早くクリニックを受診し無料カウンセリングを受けてみる
繰り返しになりますが、AGAは進行型の脱毛症であるため、発症が疑われる場合、なるべく早めに治療を開始することが重要です。しかし、いきなり治療薬を服用するのは不安という方もいらっしゃることでしょう。
その場合、まずはAGA専門のクリニックの無料カウンセリングを受ける方法があります。無料カウンセリングでは、AGA治療薬に関する質問や、費用に関する相談など、専門のカウンセラーが何でも相談に乗ってくれます。
AGA治療で後悔しないためには新宿AGAクリニックへ相談
AGA治療で後悔する理由の多くが、治療過程に関する知識の不足、および費用の問題と考えられます。AGA治療の効果は、風邪やケガの治療とは異なり、ある程度の期間が必要となります。
また、治療過程で見られる初期脱毛に関しても、まったく起こらない方もいれば、長く続く方もいます。そのため、自己判断で治療薬の服用を中止するのではなく、担当医に相談して治療効果を検証・確認することが欠かせません。
新宿AGAクリニックでは、男性の薄毛だけではなく、女性の薄毛や円形脱毛症など、薄毛や抜け毛に関するお悩み全般を取り扱っています。治療法も内服薬だけでなく、外用薬や注入療法など合計600パターン以上の治療法から、1人1人に合った治療を提供しています。まずは無料カウンセリングまでお気軽にお問い合わせ下さい。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
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