髪の毛を増やすために有効な方法とは?効果的なサプリや食べ物はある?
年齢や遺伝など様々な原因により、髪の毛全体のボリュームが減少したり、抜け毛の量が増えたりするケースがあります。
このような際に、髪の毛を増やしたいと考えることもあるでしょう。
今回の記事では、髪の毛を増やす方法や増やす上での注意点をご紹介します。
髪の毛を増やす上で大切なこと
まずは、髪の毛を増やす上で大切なことを解説します。
髪の毛を増やすためのアプローチ法は人によって様々であるため、知っておくことが必要です。
薄毛や抜け毛の原因を知る
髪の毛を増やす際、薄毛や抜け毛の原因を知ることが重要です。
原因を知ることで、適切な対策をとることができます。
薄毛は、男性にも女性にみられる症状ですが、原因は様々です。
また、抜け毛も問題がないケース、注意が必要なケースがあるため、薄毛や抜け毛の原因を突き止めることが重要なのです。
専門のクリニックに相談
薄毛や抜け毛の原因を知りたいのであれば、薄毛治療専門のクリニックで相談することが有効です。
薄毛や抜け毛の原因は、複数の要因が絡み合って起こっていることも少なくありません。
このため、自分で薄毛や抜け毛の原因を突き止めることは中々難しいものです。
専門のクリニックでは無料カウンセリングを実施しているところもあるため、このようなクリニックで一度話を聞いてみると良いでしょう。
AGAなどの脱毛症
脱毛症には色々な種類がありますが、中でも男性に多く見られる薄毛であるAGA(男性型脱毛症)の場合は、専門のクリニックで治療を受ける必要があります。
AGAは思春期以降に発症し、徐々に進行するという特徴があります。
仮にAGAを発症している状態で何も対策をしなかった場合、薄毛は確実に進行します。
AGAに伴う抜け毛を食い止めるのに、頭皮マッサージや育毛剤などのセルフケアを行ってもそこまで意味がありません。
根本的に改善するためには、専門のクリニックで治療する必要があるのです。
血行不良
血行不良によって薄毛や抜け毛が目立つようになっている場合もあります。
血液は、髪の毛が成長するための栄養素を頭皮へと送り届けており、血行不良になると、頭皮に栄養が適切に送り届けられなくなります。
これにより、徐々に薄毛や抜け毛が目立つようになるのです。
栄養不足
髪の毛の生成に必要な食べ物を摂取していないと、髪の毛の成長を促進することができません。
髪の毛も私たちが食べたものからできていることを覚えておきましょう。
内臓等の病気
内臓などの病気が原因で、薄毛や抜け毛が目立つようになることもあります。
薄毛や抜け毛に伴い、何らかの不調がみられる場合、内科や消化器科など、専門の病院を受診することが必要です。
セルフケアでは限界がある
セルフケアによって抜け毛や薄毛の「予防」をすることは可能ですが、髪の毛を根本的に増やすことは難しいです。
ただ、薄毛や抜け毛の原因によっては、改善が期待できるケースもあるため、まずは自分で改善を図ることは大切であり、深刻な場合は、専門のクリニックを受診するようにしましょう。
髪の毛を増やすために効果的な方法
次に、髪の毛を増やすための方法や、髪の毛の成長に有効な方法をご紹介します。
シャンプーを正しく使用する
髪の毛を増やすためには、頭皮の状態を良好に保つことが欠かせません。
このためには、シャンプーを正しく使用することが重要です。
頭皮や髪の毛に優しいシャンプーを使用し、洗い残しがないよう注意しましょう。
シャンプーの洗い残しは頭皮の炎症の原因となり、頭皮環境の悪化を招いてしまいます。
食べ物やサプリを適切に摂取する
髪の毛は食べたものから作られているため、食べ物やサプリメントを適切に摂取することも必要です。
髪の毛はたんぱく質の一種であるケラチンから作られますが、たんぱく質を摂取し、直ちにケラチンへと変化するわけではありません。
髪の毛の元となるケラチンに変化する際、重要な働きを持つのが亜鉛です。
また、頭皮へと栄養を送り届けるためには、ビタミン類を摂取し、血液の流れをスムーズに保つ必要があります。
このため、髪の毛を成長させるためには、たんぱく質だけを摂取するのではなく、亜鉛やビタミン類も同時に摂取することが大切です。
日常の食事で賄い切れない栄養素に関しては、サプリメントを利用するのも良いでしょう。
【関連記事】髪の成長に重要なタンパク質、不足していませんか?
頭皮の血行を良くする
髪の毛が成長するための栄養素は、血液によって頭皮へと運ばれます。
このため、頭皮の血行を良くすることも、髪の毛の成長に必要です。
適度な運動をする
頭皮への血行を促進するために、適度に身体を動かすようにしましょう。
特に、下半身などの大きな筋肉が衰えると、全身の血液循環に悪影響を及ぼすため、注意が必要です。
日ごろからウォーキングをするなど、血行を促進するように、意識しましょう。
頭皮のマッサージを行う
頭皮の血行を良くするには、頭皮のマッサージも効果的です。
お風呂に入っている時や、お風呂上りなどに指の腹で優しくマッサージしましょう。
ただし、指先や爪で頭皮をこすってしまうと、頭皮に傷がつき、細菌が繁殖する可能性もあるため、マッサージは優しく行うようにしましょう。
育毛剤を活用する
髪の毛の成長をサポートするのであれば、育毛剤を活用するという方法もあります。
ただし、育毛剤はあくまで現在生えている髪の毛を強く育てるものであり、新たに髪の毛を生えさせるものではないことを知っておきましょう。
髪の毛を増やす上での注意点
ここまで、髪の毛を増やすために効果的な方法をご紹介しましたが、髪の毛を増やす上でいくつかの注意点があります。
食べ物やサプリだけで増えることは少ない
髪の毛を増やす上で気を付けたいのが、食べ物やサプリメントを摂取しただけで、髪の毛が増えることは少ないということです。
抜け毛や薄毛の原因は、複数の原因が絡み合っていることが多く、食事やサプリメントを変更したからといって、髪の毛が生えてくることは考えにくいのです。
栄養バランスの取れた食事を摂取し、不足しがちな栄養素をサプリメントで補給することは大切ですが、さらに自分に合った髪の毛を増やす方法を実践する必要があります。
短期間で劇的に改善する可能性は低い
髪の毛を増やすのに有効な手段は色々ありますが、いずれも短期間で劇的に改善するようなことは期待できません。
髪の毛にはヘアサイクルという周期があります。
ヘアサイクルは、髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期のことで、通常2年から7年かけて髪の毛が成長し、抜け落ちます。
抜け毛が目立つ場合、ヘアサイクルに異常が生じているケースがほとんどです。
ヘアサイクルは髪の毛1本ごとに異なっているため、髪の毛が生えてくるまでに時間がかかってしまうのです。
しかし、ヘアケアをすることや血行の改善に努める必要はあります。
継続して改善に取り組むことで、徐々にヘアサイクルの周期が正常化し、髪の毛を増やすことが期待できます。
薄毛の対策はできるだけ早い方が良い
薄毛への対策はなるべく早めに行うことが重要です。
なぜなら、薄毛の範囲が広がれば広がるほど、毛母細胞の数が減少してしまうためです。
特に男性に見られる代表的な薄毛であるAGAには進行型という特徴があり、適切に対処しない限り、確実に毛母細胞が減少してしまうため、早期の対策が求められます。
髪の毛に関するご相談や治療について
髪の毛を増やしたいと思う方の多くが、すでに薄毛が気になり始めている方ではないでしょうか。
髪の毛を増やすための手段はいくつかありますが、即効性が期待できるような方法はありません。
このため、髪の毛の量を注視しながら、継続的に対処を続けることが求められます。
ただし、個人の努力だけでは中々薄毛を改善することが困難であることも事実です。
まずは専門のクリニックでカウンセリングを行い、適切な治療法、対策法を実践することが大切です。
新宿AGAクリニックでは、あらゆるタイプの薄毛治療を行っているため、幅広い薄毛のタイプに対応することが可能です。
もし自分では抜け毛や薄毛に対処しきれないという場合、なるべくお早めにご相談ください。
無料カウンセリングも行っておりますので、まずは電話かメールでお気軽にお問い合わせください。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
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