最新、最強のAGA治療薬「ザガーロカプセル」
11月に入り、AGA治療に画期的な変化が起こります。
それが、最強のAGA治療薬「ザガーロ」の認可です。
今回はザガーロについて説明をさせていただきます。
※新宿AGAクリニックでは率先して利用開始しております。
ザガーロのポイント
・11月から新薬利用が開始される
・プロペシア同様、発毛促進を行う
・生殖系の障害が起こりにくいのが、メリット(副作用のEDなど)
ついに新薬治療開始!ザガーロに関して
「ザガーロカプセル」は2015年9月28日に厚生労働省の薬事承認がおりたばかりの、最近のAGA、薄毛の治療薬です。11月には処方開始になると思います。イギリスに本社を置くグラクソ・スミククライン(GSK)株式会社(http://glaxosmithkline.co.jp/)より発売になります。
世界で二カ国目の認可です。新薬ということで心配になる方もおられるかもしれませんが、すでにこの薬品は世界102カ国以上で前立腺肥大の治療薬として安全に処方されている薬です。プロペシアも前立腺肥大の薬のうれしい副作用として増毛効果が認められたことから実用化された薬です。イメージ画像、非常に生えそうな印象です。
成分は「デュタステリド」で、現在も日本では「アボルブカプセル」という薬として前立腺肥大の治療薬として発売されていました。海外では「アボダート」という名前で発売されています。
ザガーロの効能
作用機序はプロペシア(フィナステリド)の作用機序である5α還元酵素の2型を阻害するだけでなく、5α還元酵素の1型2型の両方を阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン)濃度を低下させることで毛髪数を増加させます。プロペシアより5α還元酵素の2型はこのザガーロカプセルにおいては、3倍ほど抑える効果があります。
飲み方は一日一回で食事には関係なく飲むことができます。
併用禁忌の薬はありません。
注意点としては、女性、20歳未満の男性、子作り中の男性、重度の肝機能障害の方は服用できません。
献血は6か月の休薬の後であれば可能です。(日本赤十字社の規定によります)
PSA(前立腺の腫瘍マーカー)を半分の値にします(健康診断時にこの薬の服用のお話をしていただければ問題ありません)
このお薬は、経皮吸収されることから、妊産婦、授乳中の女性、小児がカプセルから漏れた薬剤に触れることのないようにしてください。(カプセル状なので心配はないと思いますが)漏れた薬剤に触れた場合には、直ちに石鹸と水で洗ってください。
この辺りはプロペシアと全く同じです。
ミノキシジル製剤(内服、外用)の併用に関しては作用機序が全く違いますので、行っていただいたほうが効果的です。もちろんオーダーメイド発毛メソセラピーも並行して行っていただけます。相乗効果が見込めます。
ザガーロの処方に関して
海外での第Ⅱ相臨床試験(PhaseⅡ)で報告された本剤の効果は、6か月時における毛髪数のベースラインからの変化量は、ザガーロ0.5mg群でそれぞれ89.6本、フィナステリド1mg群で56.5本、プラセボ群(何も使わない場合)で-4.9本であり、ザガーロ0.5mg群で6か月時において、プラセボ群と比較して毛髪数が有意に増加しました。
毛の太さに関してもプロペシア(フィナステリド)に比べザガーロの方が有意に改善しました。
この結果は、欧米人での結果であり、AGAのこの性質の薬は日本人においては欧米人に比べ有意に効果が高いことがわかっています。ですので、日本人には上記以上の効果が期待できることになります。
また海外の臨床試験ではフィナステリド(プロペシア)1㎎の6か月投与で効果が不十分な患者をデュタステリド(ザガーロ)0.5㎎へ切り替え6か月間の投与で77%方に改善率が示されています。このようにフィナステリド(プロペシア)で効果が満足できていない方がザガーロ0.5㎎に切り替えることで満足いただけると思います。
新宿AGAクリニックでは悪玉ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の値を血液検査で測定することが可能です。その血液検査の値でプロペシア、ザガーロカプセルのどちらがDHTをしっかり下げてくれているのか?そちらを確認しながら最適な処方をさせていただくことも可能です。
副作用に関してはプロペシアと同様の勃起不全、射精不能、性欲減退(リビドー減退)などがみられるようです。
プロペシア(フィナステリド)では10%ほど生殖系の障害がみられるということでしたが、ザガーロカプセルの場合は0.5mgの場合は8%、0.1mgの場合は5%とほぼ半数でした。
当院では、EDの副作用に関しては患者の皆さまからよくご質問を受ける大切なお話しと思っております。当院では勃起機能改善薬のバイアグラをはじめ、レビトラ、シアリスの処方もしくは安価な海外のバイアグラ製剤などの提案、プロペシア(フィナステリド)製剤の減薬や、飲み合わせの事も考えフィナステリドの他の製品の種類変更などで丁寧に対応しております。それに加え、ED、勃起障害などの副作用対策でザガーロへの変更は非常に有用であると考えます。0.1mgであれば、ほほ半分以下に抑えられることになります。しかも増毛効果はプロペシア(フィナステリド)以上です。
当院でもザガーロカプセル0.1mg,0.5mgともに最初のロットでの導入を予定しております。11月のうちに入荷できるとおもいます。残念ながら価格に関してはまだ発表になっておりません。お待ちください。
もちろん、ザガーロカプセルと同一成分のアボルブカプセル0.5mg、もしくは格安な海外のデュタステリド製剤もご用意しております。
ザガーロについての まとめ
◆ザガーロのポイント◆
・11月から新薬利用が開始される
・プロペシア同様、発毛促進を行う
・生殖系の障害が起こりにくい(副作用のEDなど)
新宿AGAクリニックではプロペシアで満足できなった方、副作用のEDが心配な方、ご相談いただければ適正な処方をご案内させていただきます。
当院ではAGA治療はもちろん、円形脱毛症や抜毛症、女性の薄毛(FAGA)まであらゆる薄毛のお悩みに対応できるクリニックです。
お一人で悩まずお気軽に当院までご相談ください。
無料カウンセリングのご予約はこちらから。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
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