ザガーロの副作用と服用する際の注意点について | 新宿AGAクリニック
ザガーロの副作用と服用する際の注意点について

ザガーロの副作用と服用する際の注意点について

ザガーロ 副作用

男性に見られる薄毛の大半を占めるAGA(男性型脱毛症)は、思春期以降に見られる進行型の脱毛症として知られています。そのため、AGAの発症が疑われる場合、可能な限り早めに治療を始めることが重要です。


AGAの治療法は様々ですが、基本的には投薬治療が中心となっています。ザガーロは投薬治療で用いられる代表的な医薬品の1つです。こちらの記事では、ザガーロの特徴や効果、価格の目安、服用する際の注意点などを紹介しています。

 

AGA治療薬ザガーロとは


ザガーロはデュタステリドを有効成分として配合した、代表的なAGA治療薬の1つです。デュタステリドはイギリスのグラクソ・スミスクライン株式会社が開発した有効成分で、もともとは前立腺肥大症の治療薬として用いられていましたが、日本と韓国ではAGAの治療薬としても用いられています。


国内では厚生労働省からの認可を受け、2016年の6月から販売が開始されました。AGA治療薬としての先行薬であるプロペシアよりも高い効果が期待されており、薄毛に悩まされている男性にとっては明るい材料となっています。

ザガーロのジェネリックはある?


ザガーロは2016年に発売が開始された比較的新しい治療薬であるため、基本的にザガーロのジェネリック(後発医薬品)はありません。


しかし、ザガーロの有効成分であるデュタステリドを利用したジェネリックはいくつかあります。国内では沢井製薬や東和薬品からデュタステリドカプセルが、日新製薬からデュタステリド錠が販売されています。

ザガーロの価格


ザガーロにはジェネリックがないため、正規品を購入する場合、1ケ月あたりの費用はおよそ7,500円から9,000円となっています。価格に幅があるのはAGA治療が自費診療であり、クリニックによって独自に価格が設定されるからです。先行薬であるプロペシアに比べるとやや高額となっています。

ザガーロの購入場所


ザガーロはAGAクリニックで処方してもらうのが基本ですが、デュタステリドのジェネリック錠の場合、個人輸入で購入することも可能です。ただし、後述するような注意点があります。

AGAクリニックで処方してもらう


ザガーロは原則として、AGAクリニックで処方してもらう必要があります。ザガーロは医療用医薬品であり、一般用医薬品と比べた場合、副作用のリスクも高くなっています。そのため、医師の診察を受けた上で処方してもらう必要があるのです。

個人輸入は危険


デュタステリド錠のジェネリックの場合、個人輸入や代理店から購入することが可能です。しかし、輸入品には粗悪品や偽物が混じっている可能性があるだけでなく、自己判断で服用した場合、副作用が起こっても国による救済措置が受けられないため注意が必要です。

ザガーロの効果


ザガーロには、主に抜け毛を予防する効果が期待されています。AGAによる抜け毛を引き起こす原因の1つが、5α-リダクターゼと呼ばれる酵素の働きです。


5α-リダクターゼの働きによって、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が生成されると、抜け毛を引き起こす有害なサイトカインが産生されます。


ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、5α-リダクターゼの働きを阻害する作用があります。そのため、ザガーロには抜け毛を予防する効果が期待されるのです。

効果を実感できるまでの期間


ザガーロを始めとするAGA治療薬の効果が実感できるまでには、平均するとおよそ6ヶ月の期間が必要とされています。中には3ケ月で効果を実感される方もいれば、1年近くたってから効果があらわれ始める方もいらっしゃいます。


効果が実感できるまでの期間に差があるのは、人それぞれヘアサイクルの周期が異なるからです。タイミングよく服用を開始すれば早く効果が実感できることもありますが、基本的に6ヶ月はAGA治療薬の服用を続ける必要があると覚えておきましょう。

効果が出ない場合もある?


ザガーロには先行薬のプロペシアよりも高い効果が期待されています。ザガーロの効果が出ない場合、正しく服用できていない可能性があります。ザガーロは1日に1錠飲むだけで良いのですが、飲み忘れがあると薬の効果が十分に得られなくなります。


また、先述したようにザガーロの効果が出るまでには、ある程度の期間が必要となります。ザガーロの効果がないと感じる方の中には、効果が出ないからと自己判断で服用を中止する方も少なくありません。

ザガーロの服用方法


ザガーロの服用方法は、決まった時間に1日1錠飲むだけです。風邪薬のように食後に飲まなければならないといった決まりもありません。ただし、飲み忘れを防ぐために夕飯後に服用するなど、自分なりにルールを決めておくとよいでしょう。


ザガーロには原則として併用禁忌薬がありませんが、一部の治療薬を服用している場合、薬の効果が薄れたり、逆に効きすぎたりする可能性もあります。そのため、他の病気を治療している方などは、医師に相談するよう心がけましょう。

ザガーロを服用する際の注意点・副作用


次に、ザガーロを服用する際の注意点や副作用をご紹介します。ザガーロの添付文書によると、ザガーロには次のような副作用の可能性があるとされています。

 

種類 1%以上 1%未満 頻度不明
男性機能の低下 性機能不全   精巣痛など
皮膚症状     多毛症・体毛が抜ける
神経系   頭痛・抑うつ症状 めまい・味覚異常
過敏症   発疹 蕁麻疹・むくみなど
消化器   腹部の不快感 排便障害
その他   乳房の女性化・乳房痛 倦怠感

ザガーロの服用が禁止されている人


ザガーロには男性ホルモンにアプローチする働きがあるため、原則として女性の服用は禁止されています。また、未成年者に関する有効性や安全性は確認されていません。


ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、ジヒドロテストステロンの生成を抑止する働きがあります。しかし、ジヒドロテストステロンは、男児の外生殖器の成長に欠かせないホルモンでもあります。


そのため、男児を妊娠中の女性はとくに注意が必要です。詳しくは後述しますが、肝機能障害がある方は医師に相談する必要があります。

抜け毛の増加


ザガーロを継続的に服用した場合、一時的に抜け毛の量が増えることもあります。この現象は初期脱毛と呼ばれており、ザガーロによってヘアサイクルの周期が正常化し、発毛が活発化した証拠でもあります。


通常は治療を始めて1〜3ケ月もすれば初期脱毛は治まってきます。あまりにも長く続くようであれば、担当医に相談すると良いでしょう。

肝臓など臓器への影響


ザガーロに限った話ではありませんが、医薬品はすべて肝臓に負担をかけるものです。国内での報告例はありませんが、海外ではザガーロの服用によって肝機能障害を起こしたケースがごく稀にですがあります。そのため、肝機能障害がある方の服用は慎重に検討する必要があります。

鬱など精神状態への影響


ザガーロを服用した場合、1%未満の確率ではありますが、抑うつ症状や気分の落ち込みなど、精神状態に影響を与えるケースがあるとされています。


ただし、ザガーロとうつ症状との因果関係については、現在のところハッキリとしたことが分かっていません。仮にザガーロの服用で精神状態が不安定になるようであれば、いったん服用を中止して医師に相談しましょう。

AGA治療に関するご相談なら


AGA治療に関するご相談なら、新宿AGAクリニックまでお気軽にお問い合わせください。新宿AGAクリニックでは、正規品のザガーロはもちろんのこと、ジェネリックのデュタステリド錠も取り扱っています。


ある程度の発毛効果が得られれば、現状を維持する方向に切り替え、プロペシアのジェネリックを服用する方法もあります。新宿AGAクリニックでは男性の薄毛はもちろん、女性の薄毛や円形脱毛症など、薄毛全般の治療をおこなっています。


そのため、新宿AGAクリニックでは1人1人に合った治療を提供することが可能です。カウンセリングは無料で行っていますので、薄毛に関するお悩みや費用に関する相談など、なんでもカウンセラーまでお問い合わせください。

 

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