頭のぼこぼこしたできものの原因とは?セルフケア方法も解説! | 新宿AGAクリニック
頭のぼこぼこしたできものの原因とは?セルフケア方法も解説!

頭のぼこぼこしたできものの原因とは?セルフケア方法も解説!

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髪の毛を洗っている時に指の腹で頭皮をマッサージしていたら、ぼこぼこしたできものが見つかることは珍しくありません。しかし、なぜぼこぼこしたできものができているのか、原因が分からないと不安になる方もいらっしゃるでしょう。


こちらの記事では、頭にぼこぼこしたできものができる原因や疑われる病気の可能性、およびセルフケアの方法などについて解説しています。頭のできものの原因を知って、病気かどうかの疑問を解決したい方は参考にしてください。

 

頭のぼこぼこしたできものの原因・病気


始めに、頭にぼこぼこしたできものができる原因や、考えられる病気の可能性について見ていきましょう。主な原因や病気としては以下のような例が挙げられます。

 

  • 乾癬
  • 脂漏性皮膚炎
  • 頭皮ニキビ
  • 脂肪腫・悪性腫瘍
  • ストレスや生活習慣の影響

乾癬


頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つが、乾癬(かんせん)を発症していることです。乾癬は炎症性の皮膚疾患の一種で、皮膚が赤みを帯びて盛り上がり、カサカサとした銀色のフケのような鱗屑(りんせつ)を認める点が特徴です。


感染を発症した場合には赤みを帯びた頭皮のぼこぼこ、およびかゆみが見られますが、一般の方には湿疹との鑑別が困難です。


乾癬の原因に関しては、現在に至るまでハッキリしたことが分かっていません。ただ、何らかの免疫異常に加え、環境要因が加わることで発症リスクを高めるのではないかと考えられています。

脂漏性皮膚炎


脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)を発症していることも、頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つです。脂漏性皮膚炎は皮膚の常在菌であるマラセチアが異常繁殖することで起こります。


その他の炎症性皮膚疾患とは異なり、脂漏性皮膚炎の初期にはかゆみを伴わないことも多く、発症に気づくのが遅れるケースも少なくありません。マラセチアは皮脂をエサとして繁殖するため、頭皮や髪の毛がベタベタしている方で、頭にぼこぼこしたできものが見られる場合は注意しましょう。

頭皮ニキビ


頭皮ニキビも頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つです。ニキビは医学的に尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれており、毛嚢(もうのう)を中心に見られる炎症性の皮膚疾患です。


毛嚢の内部には常在菌の一種であるアクネ菌が生息していますが、何らかの原因によりアクネ菌が繁殖することでニキビの発症リスクを高めます。


毛嚢の内部には皮脂腺が存在しており、皮脂が大量に分泌されると毛嚢が表皮の方へ向かって盛り上がり、いわゆる白ニキビができやすくなります。

脂肪腫・悪性腫瘍


脂肪腫や悪性腫瘍も、頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つです。脂肪腫は皮下に脂肪がたまってできた腫れものを意味しますが、発症の原因に関してはハッキリしたことが分かっていません。


頭皮に柔らかいできものができており、圧痛(押した時に痛むこと)がないようであれば、脂肪腫の疑いがあります。また、紫外線にさらされる機会が多い頭皮には、悪性腫瘍ができる可能性もあります。


できものが大きく左右非対称の形をしており、色むらがある場合は悪性黒色腫の疑いもあるため、速やかに医療機関を受診しましょう。

ストレスや生活習慣の影響


ストレスや生活習慣などの影響で、頭にぼこぼこしたできものができるケースもあります。血行不良にともない老廃物が血管内に留まると、頭皮にぼこぼこした隆起を引き起こす可能性があります。


もともと頭皮には毛細血管が多く分布しており、血行不良を引き起こしやすい箇所の1つです。血行不良状態が継続した場合、抜け毛や薄毛などのトラブルにつながる恐れもあるため注意が必要です。


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痛いできものと痛くないできものの違い


頭のぼこぼこしたできものには、痛みをともなうものと、痛くないものの2種類があります。基本的に炎症をともなう皮膚疾患の場合には、痛みをともなうことが一般的です。


例えば毛穴が詰まって炎症を引き起こすニキビや、毛包炎などの場合には痛みやかゆみをともなうことが多くなっています。また、頭皮に細菌感染を起こしている場合にも痛みをともなうことが一般的です。


一方、脂肪腫のようなしこりの場合は、痛みをともなわないことが一般的です。ただし、脂肪腫が大きくなったケースでは、まわりの皮膚が引っ張られるような痛みを生じる可能性もあります。


また、悪性腫瘍の場合は初期段階では痛みをともなわないケースも多いため、自分の判断で放置せずに必ず専門医の診察を受けましょう。

頭のぼこぼこしたできもののセルフケア


頭のぼこぼこしたできものを改善するためのセルフケア法としては、以下の3つがあげられます。

 

  • 血行不良ならマッサージ
  • 健康な頭皮を保つため生活習慣を整える
  • 頭皮環境を整えるための清潔保持や乾燥防止


具体的なセルフケアの方法について解説します。

血行不良ならマッサージ


頭のぼこぼこしたできものが血行不良による場合は、頭皮マッサージで血液の循環を促進することが効果的です。頭皮マッサージは以下の手順で行いましょう。

 

  1. マッサージの前に手を温める
  2. 首の後の筋肉を指の腹で緩める
  3. 両手の人差し指から小指で側頭部をマッサージする
  4. 指の腹全体で頭皮をつかみマッサージする


頭皮マッサージをする際には、指先や爪で皮膚を傷つけないよう気を付けましょう。

健康な頭皮を保つため生活習慣を整える


頭のぼこぼこしたできものを改善・予防するためには健康な頭皮を保つために、生活習慣を整える必要があります。


例えば睡眠不足にともない皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)の周期が乱されると、本来であれば剥がれ落ちるべき角層が表皮に留まり、皮脂が排出されにくくなるためニキビができやすくなります。


また、脂質を多く含む食事やストレスも、皮脂の分泌量を増大させる可能性があります。十分な睡眠時間と栄養バランスの取れた食事を意識し、適度にストレスを発散するよう努めましょう。

頭皮環境を整えるための清潔保持や乾燥防止


頭のぼこぼこしたできものを改善・予防するためには、頭皮環境を整えるために清潔保持や乾燥防止を意識することも重要です。


例えば、頭皮を不潔にしていると皮脂の過剰な分泌により、ニキビや吹き出物ができやすくなります。また、頭皮が乾燥しているとかえって皮脂の分泌量を増大させる可能性があります。


皮膚への刺激が少ないシャンプーで洗髪を行い、洗顔後と同様に頭皮を保湿するよう意識しましょう。


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頭のぼこぼこしたできものに対する治療薬


頭のぼこぼこしたできものに対しては、以下の2つの治療薬を用いることが一般的です。

 

  • 抗炎症薬
  • 抗生物質


ただし、自分の判断で治療薬を使用した場合、十分な効果が得られない可能性もあるため、まずは専門医の診察を受けることが重要です。

抗炎症薬


抗炎症薬はその名の通り、炎症を鎮めるための治療薬です。頭皮のぼこぼこに痛みだけでなくかゆみや膿(うみ)も見られる場合には、炎症を起こしている可能性もあるため抗炎症薬が用いられます。


抗炎症薬の多くに配合されている成分の1つがステロイドです。ステロイドには痛み物質の1つであるプロスタグランジンの生成を抑止する働きがあり、非ステロイド性の消炎鎮痛剤よりも高い抗炎症作用を持つ点が特徴です。

抗生物質


頭のぼこぼこしたできものに対しては、抗生物質が用いられることもあります。抗生物質には強力な殺菌作用があるため、アクネ菌の増殖にともなうニキビや、マラセチアの異常繁殖による脂漏性皮膚炎の治療にも用いられています。


抗生物質を使用する場合は医師の指示に従い、用法・用量を守ることが重要です。自分の判断で使用を中止した場合は薬剤耐性菌が出現し、薬が効きにくくなる可能性があります。ただし、何らかの副作用が見られる場合には使用を中断し、担当医に相談しましょう。

頭のぼこぼこしたできものが気になる場合に受診すべき診療科


頭のぼこぼこしたできものが気になる場合は、主に以下の2つの診療科を受診することが一般的です。

 

  • 皮膚科
  • かかりつけの内科


診療科を選ぶ際のポイントについて解説します。

皮膚科


頭のぼこぼこしたできものが気になる場合は、皮膚科や専門のクリニックを受診することが一般的です。皮膚科を受診する判断基準の1つが、何らかの症状が肉眼で見えるかどうかです。


頭皮は自分で確認しにくい箇所ではありますが、ぼこぼこしたできものが肉眼で確認出来る場合は、皮膚科や専門のクリニックを受診すると良いでしょう。

かかりつけの内科


頭のぼこぼこしたできものが気になる場合、かかりつけの内科で見てもらう方法もあります。内科では風邪(かぜ症候群)やインフルエンザ、アレルギー性の疾患、悪心など、一般的によく見られる症状に最初に対応する診療科です。


何らかの症状がある場合に、どこに行って良いか分からないようであれば、まずはかかりつけの内科で見てもらうと良いでしょう。

頭皮環境の悪化が気になる場合は新宿AGAクリニックへ


頭皮環境の悪化が気になる場合は、新宿AGAクリニックまでご相談ください。頭皮のぼこぼこの原因は実にさまざまですが、多くのケースで頭皮環境の悪化が見られます。


皮脂の分泌量が過剰な場合や、頭皮に赤みやかゆみが見られる場合には、頭皮環境の悪化が疑われます。頭皮環境の悪化を放置した場合、脂漏性皮膚炎の発症にともない、抜け毛の量が増える可能性もあるため注意が必要です。


新宿AGAクリニックでは男性だけでなく女性の薄毛や円形脱毛症など、抜け毛のお悩み全般にお応えしています。無料カウンセリングも行っているので、抜け毛や薄毛に関するお悩みや、治療に関するご相談など、お気軽にカウンセラーまでお問い合わせください。

 

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