AGAを発症したら終わり?効果的な治療法や継続の必要性 | 新宿AGAクリニック
AGAを発症したら終わり?効果的な治療法や継続の必要性

AGAを発症したら終わり?効果的な治療法や継続の必要性

aga 発症したら終わり


男性に見られる脱毛症にはさまざまな種類があるのですが、中でもAGA(男性型脱毛症)を発症したら終わりといわれることがあります。AGAは現在、病院や専門のクリニックで治療できる時代となっていますが、発症したら終わりとはどのような意味なのでしょうか。


本記事ではAGAを発症したら終わりといわれる理由や治療によって期待できる効果、およびいつまで治療を続ければよいのかについて解説します。AGAを発症したかもしれないと心配している方は参考にしてください。

AGAを発症したら終わりと言われる理由は?


脱毛症にはさまざまな種類がありますが、AGAを発症したら終わりといわれるのには3つの理由があります。

  • 進行性の脱毛症のため治療は進行予防のみのため
  • 効果を実感できるまでに半年〜1年以上かかるため
  • ヘアサイクルが終わると発毛させられないため


AGAを発症したら終わりと言われる3つの理由について解説します。

進行性の脱毛症のため治療は進行予防のみのため


AGAを発症したら終わりと言われる理由の1つが進行性の脱毛症のためです。日本皮膚科学会が策定する男性型および女性型診療ガイドラインには、AGAについて思春期以降に発症して徐々に進行する脱毛症と記載されています。


もちろん治療を受けることである程度の発毛は期待できるものの、原則としてAGAが完治することはありません。ただし、治療効果は人によってさまざまで、年齢や症状の程度によっては満足できるだけの発毛が見られるケースもあります。

効果を実感できるまでに三か月〜半年以上かかるため


治療の効果を実感できるまでに三か月〜半年以上かかることも、AGAを発症したら終わりと言われる理由の1つです。AGAに限った話ではありませんが、脱毛症の治療効果は風邪薬を服用した場合のようにすぐにあらわれることがありません。AGA治療の効果が出ないと感じる場合には、次のような理由も考えられます。

  • 治療の効果を実感できない人もいる
  • 薬の用法用量が適切でない場合も


AGA治療の効果が感じられない理由について、さらに詳しく解説します。

治療の効果を実感できない人もいる


AGA治療を受けた方の中には、効果を実感できない方もいます。その理由の1つが効果を実感できるまでに三か月〜半年以上かかることですが、もう1つ初期脱毛の問題もあります。


AGA治療を行うと、数週間から1ヶ月ほど経過したときに、一時的に抜け毛の量が増えることも珍しくありません。実は、初期脱毛は新しく生えてきた髪の毛に弱々しい髪の毛が押し出される現象なのですが、抜け毛が増えたことで治療の効果がないと感じる方もいるのです。


初期脱毛は通常、治療を始めてから2〜3ヶ月程度で治まることが一般的です。あまりにも長く抜け毛が続く場合は、自己判断で治療をやめるのではなく医師に相談しましょう。

薬の用法用量が適切でない場合も


AGA治療の効果が感じられない場合、薬の用法用量が適切でない可能性も疑われます。AGA治療にはプロペシアやザガーロ、ミノキシジルの内服薬などが用いられますが、1日に1錠服用することが一般的です。


また、AGA治療薬は風邪薬などのように、食前や食後に飲むなどの決まりがありません。それだけに、飲み忘れてしまう可能性があります。飲み忘れがあると治療薬の効果が十分に期待できません。


また、自己判断で海外から輸入したAGA治療薬を服用した場合、国内正規品ほどの効果が期待できないこともあります。

治療は長期的に継続が必要のため


治療を長期的に継続する必要があることも、AGAを発症したら終わりと言われる理由の1つです。AGAには原則として完治という概念がないため、治療をやめると再び薄毛が進行するだけでなく、治療前の状態に戻ることも少なくありません。


また、いったん治療を中止してから再び再開した場合、髪の毛が生えてくるまでまた半年から1年を要します。ある程度の発毛が見られた場合には、治療法を変更する方法もあるため、自己判断での中断は推奨できません。

ヘアサイクルが終わると発毛させられないため


AGAを発症したら終わりと言われる理由としては、ヘアサイクルが終わると発毛させられないこともあげられます。ヘアサイクルは髪の毛が生えてから抜け落ちるまでの周期で、通常は4年から6年で髪の毛は生え変わります。


AGAを発症した場合、ヘアサイクルが半年から1年に短縮されるため、抜け毛の量が増える訳です。また、生涯に繰り返されるヘアサイクルの回数には上限があるため、早めに治療を始めなかった場合に、効果が得られないとあきらめてしまう傾向にあります。


【関連記事】AGA治療の効果がないと感じる原因5つ!治療にかかる期間とは

AGAが発症した場合の治療法


AGAを発症した場合、適切な治療により発毛および抜け毛の予防が期待できます。主な治療法としては以下の3つがあげられます。

  • フィナステリドなどで抜け毛予防
  • ミノキシジルなどで発毛促進
  • 薬剤の服用で効果がなければ植毛や光治療など


AGAの主な治療法について解説します。

フィナステリドなどで抜け毛予防


AGAを発症した場合に用いられる代表的な治療薬が、フィナステリド配合したプロペシアなどの医薬品です。プロペシアにはAGAの原因となる5α-リダクターゼの働きを阻害し、抜け毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する作用があります。


AGA治療においては守りの治療薬に位置付けられており、積極的に発毛を促すというよりは、現状を維持することが目的です。プロペシアは国内での特許期間を過ぎているため、各製薬会社からジェネリックのフィナステリド内服薬が多く販売されており、比較的安価で治療を続けられる点がメリットの1つです。

ミノキシジルなどで発毛促進


ミノキシジルもAGAを発症した場合に用いられる代表的な治療薬の1つです。ミノキシジルには血管を拡張して血液の循環を促進し、髪の毛の成長を促す働きがあります。


また、ミノキシジルには毛母細胞の死滅を抑制し、発毛シグナルを活発化させる作用もあることから、AGA治療においては攻めの治療薬に位置付けられています。

薬剤の服用で効果がなければ植毛や光治療など


AGA治療薬の服用で効果が期待できない場合や、体質的に投薬治療が難しい場合には、植毛や光治療などを行うケースもあります。


植毛には人工毛を移植する術式と自毛を移植する術式の2つがありますが、AGA治療のガイドラインでは自毛植毛を推奨しており、人工毛植毛はおこなうべきでないとされています。代表的な光治療は低出力レーザー治療やLED光治療などです。

AGAを発症したら治療は生涯継続すべき?


AGAは進行型の脱毛症のため、治療をやめると再び薄毛が進行しはじめます。では、AGAを発症したら治療は生涯継続すべきなのでしょうか。AGA治療を続けるかどうかに関しては以下の判断基準があります。

  • 個人の頭髪の価値観による
  • 年代による
  • ヘアスタイルによっては薄毛が気にならないことも


AGA治療をいつまで続けるかに関する判断基準について解説します。

個人の頭髪の価値観による


AGAを発症した場合に治療を生涯継続するかどうかに関しては、個人の髪の毛に対する価値観によると言わざるを得ません。若い方の場合は薄毛がコンプレックスとなり、就職や結婚などを考えた場合にディスアドバンテージとなることもあるでしょう。


しかし、職業によっては薄毛がディスアドバンテージにならない可能性があるだけでなく、もともと髪の毛が薄いことを気にしない方もいるでしょう。髪の毛に対して重きを置かないのであれば、AGA治療をやめるという選択肢もあります。

年代による


AGAを発症した場合に治療をいつまで継続するかどうかに関しては、年齢的な要素も絡んできます。薄毛は誰にとってもコンプレックスとなり得ますが、ライフステージの変化にともないそれほど気にならなくなることもあるでしょう。


男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインによると、AGAの発症率は年齢とともに高くなり、50代以降では40%以上の方が発症するとされています。そのため、周囲に薄毛の方が増える50代以降になれば、治療をやめるという選択肢も出てくるでしょう。

ヘアスタイルによっては薄毛が気にならないことも


ヘアスタイルもAGA治療をいつまで継続するかどうかの判断基準の1つです。頭の形や髪の毛の生え方、ヘアスタイルによっては、薄毛が気にならないケースもあるためです。


また、薄毛であっても似合うヘアスタイルに変えることで、治療を続けなくてもよいと判断できる可能性もあります。薄毛の方に似合うヘアスタイルとしては、ソフトモヒカンやショートカット、ツーブロックなどがあげられます。

AGAは発症したら早めに治療の開始を


AGAの発症が疑われる場合には早めに治療の開始を検討することがおすすめです。早期の治療がおすすめの理由として以下の3点があげられます。

  • 生涯に繰り返されるヘアサイクルには上限がある
  • 薄毛の範囲が狭い内に治療を始めることで費用が抑えられる
  • 若い方が治療効果を実感しやすい傾向にある


AGAは進行型の脱毛症のため、治療開始が遅れるほど回復が困難です。継続するかどうかは後で判断するとして、まずは専門のクリニックに相談することがおすすめです。


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少しでもAGAが気になっているなら早めに新宿AGAクリニックへ


少しでもAGAが気になっている場合は、早めに新宿AGAクリニックへご相談ください。AGAは男性に見られる代表的な脱毛症で、いったん発症したらゆっくりと確実に進行する点が特徴です。


しかし、早期に治療を開始することで抜け毛を予防し、年齢相応の毛髪量まで近づけることが期待できます。AGA治療をいつまで続ければよいか分からない場合には、専門医やカウンセラーと相談して、ゴール地点を設定する方法もあります。


AGA治療は症状の進行がそれほど進んでいない内に始めることがおすすめです。新宿AGAクリニックでは無料カウンセリングも行っているため、治療方法に関するご質問や費用に関するご相談など、お気軽にカウンセラーまでお問い合わせください。

 

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【監修者】

大藪顕(新宿AGAクリニック院長)

経歴

平成14年 大阪医科大学卒業

平成14年 大阪医科大学形成外科

平成16年 城山病院形成外科・美容外科

平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)

平成18年 大手美容外科形成外科部長

多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験

平成28年 新宿AGAクリニック院長

資格

日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医

 


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