AGA治療をするデメリットとは?副作用や費用について解説!
AGAは男性にみられる代表的な脱毛症ですが、現在ではAGA治療専門のクリニックで、薄毛改善のための治療を受けることが可能です。 しかし、AGA治療にもデメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、AGA治療のデメリットについて、解説します。
目次
AGA治療にはどのようなデメリットがある?
AGA治療の主なデメリットについて、詳しくご紹介します。
AGA治療薬による副作用がある
まず、AGA治療薬による副作用がある点です。 AGAの治療には、プロペシアやザガーロ、ミノキシジルなどの治療薬が用いられています。
治療薬は効果が高いですが、副作用もあります。 それぞれの治療薬を使用することで起こり得る副作用について、ご紹介します。
プロペシアやザガーロの副作用
プロペシアやザガーロの主な副作用としては、勃起機能不全や射精障害、オーガズム障害といった男性機能の低下が挙げられます。
また、海外では肝機能障害などの副作用も報告されています。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルは大きく分けて、外用薬と内服薬の2つに分類されます。 外用薬には大きな副作用がありませんが、人によっては頭皮の痒みや赤み、アレルギー反応がみられることがあります。
内服タイプのミノキシジルは、めまいや動悸、息切れなどの症状を引き起こすことがあります。
初期脱毛が起こる
AGA治療を行った場合、初期脱毛が起こることもあります。 初期脱毛は、治療を開始してから数週間経った時に、抜け毛の量が増えることです。
AGAの治療を開始したのにも関わらず、初期脱毛がみられるとショックを受けてしまい、治療薬の服用等を中止してしまうケースがあります。 しかし、初期脱毛は治療において特に心配する必要はありません。
治療によって新しく髪の毛が生えてくると、それまであった弱い髪の毛が押し出され、抜け落ちるのです。 初期脱毛は2ヶ月ほどすると落ち着いてくるため、自己判断で治療薬の服用を中止するのではなく、担当医に相談するようにしましょう。
通院に時間を取られる
通院に時間を取られることも、AGA治療を行う上でのデメリットです。 当院を始め、AGA治療専門のクリニックは、駅から徒歩数分圏内に位置していることが多いです。
しかし、通院をすることが手間になり、治療を行うことを避けてしまう方もいるでしょう。 AGAには進行型という特徴があり、発症した場合、根気よく治療を続けることが求められます。 この際、通院に時間を取られるという点がデメリットになり得るのです。
ただし、法改正に伴ってオンライン診療の幅が広がってきています。
詳しくは、以下をご覧ください。
費用がかかる
費用がかかることもデメリットの一つです。
AGAの治療は審美目的で行われるため、原則として健康保険が適用されません。 このため、治療費や医薬品に掛かる代金等、全額自己負担となります。
AGAの治療にかかる費用は、薄毛の程度にもよりますが、平均すると1ケ月あたり15,000円~30,000円とされています。 しかし、ある程度の発毛がみられたら、現状維持を目指す治療に切り替えることも可能です。 この場合は、治療費を抑えることが可能です。
【関連記事】AGA治療で後悔してしまうケースとは?治療をやめるとどうなる?
クリニックでAGA治療をするメリット
AGAの治療として海外製のジェネリック等を購入し、費用を抑えようとする方もいらっしゃいます。 しかし、自己判断で治療薬を服用することには大きなリスクが伴います。
副作用のリスクを最低限度に抑え、発毛効果を最大限に発揮するためにも、AGA治療は専門のクリニックで行うことが重要です。 AGA治療専門のクリニック治療をするメリットについて、ご紹介します。
適切な治療を行うことができる
まず、自分に合った適切な治療を受けることができるメリットがあります。 AGAの原因や薄毛の状態は人によって様々であるため、全ての方に同じ治療を行っても、効果がみられないこともあります。
AGA治療専門のクリニックには、一般的な皮膚科等とは異なり、AGAの治療に特化した医師が在籍しており、患者様一人一人に適した治療をご提供しています。
マイクロスコープ検査がある
多くのAGA治療専門のクリニックでは、マイクロスコープを用いた検査が受けることが可能です。
AGAを発症しているかどうかという点は、問診や視診でおおよその判断をすることが可能です。 しかし、頭皮の状態や治療効果が確実に出ているかどうかを明確に調べるためには、マイクロスコープで髪の毛の状態を確認することが有効です。
無料カウンセリングがある
AGA治療専門のクリニックでは、無料カウンセリングを実施しているケースが多いです。
AGAの治療は長く続ける必要があるため、治療を始めることに躊躇する方も少なくありません。 しかし、躊躇している間にもAGAの症状は確実に進行してしまうため、無料カウンセリングによって医師に相談し、希望に合った治療が受けることが大切です。
治療薬以外にも施術を受けられる
AGA治療専門のクリニックでは、投薬治療以外の発毛を促進する施術を受けることが可能です。
例えば、頭皮下にグロースファクターという、髪の毛の成長因子を直接注入するメソセラピーという施術を行うことで、投薬治療よりも高い発毛効果を実感して頂くことが期待できます。 また、オリジナルのサプリメントや育毛剤を利用することで、よりAGA治療の効果を高めることもできるでしょう。
治療後のケアもある
治療後のアフターケアを受けられることも、AGA治療専門のクリニックを受診する大きなメリットです。
先述したように、AGAの治療薬自体は、海外から安価なものを購入することが可能です。 しかし、海外製のジェネリックには粗悪品も多く出回っており、期待した効果が得られないことも少なくありません。
また、自己判断で海外製のジェネリックを服用した場合、副作用が起こったとしても、国による救済措置を受けることができません。 AGA治療専門のクリニックで治療をしていれば、副作用が出たとしてもすぐにケアすることが可能です。
AGA治療を行わないとどうなる?
AGA治療専門のクリニックを受診することにはデメリットもありますが、メリットの方が多いです。 では、仮にAGAの治療を行わなかった場合、どのようなことが起きるのでしょうか。
確実に薄毛が進行する
AGA治療を行わなかった場合、AGAによる薄毛が確実に進行します。
日本皮膚科学会が策定する、男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインには、AGAに関して、思春期以降に発症し、徐々に進行する脱毛症という説明が記載されています。 AGAは進行型の脱毛症であるため、発症が疑われるにも関わらず、対策を講じなかった場合、薄毛が徐々にかつ確実に進行してしまうのです。
このため、AGAの発症が疑われる場合、できるだけ早めに対処することが求められます。
治療が難しくなる
AGAの治療を行わずに薄毛が進行した場合、治療が難しくなるという事態に陥ることもあります。
AGAの進行によって薄毛の範囲が広くなり過ぎると、治療薬だけでは改善が期待できないこともあります。 また、頭皮が露出した状態を続けることで、頭皮環境が悪化した場合、毛母細胞が活動を停止してしまう可能性もあります。 この場合、治療薬ではなく、植毛が必要になるケースもあります。
植毛の手術をすると傷跡が残ってしまうだけでなく、治療費も投薬治療よりも高額であることが一般的です。 このため、AGAの進行が進まないうちに、投薬治療で対処することが求められるでしょう。
AGA治療に関するご相談なら
AGAは進行型の脱毛症であるため、発症が疑われる場合、できるだけ早めに治療を開始することが大切です。
しかし、AGAの治療は長期間に渡って行うため、ある程度の費用がかかったり、副作用があったりする等のデメリットはあります。 ただ、AGA治療によってある程度の改善がみられれば、治療方法を変更し、治療費を抑えることも可能です。
また、治療をオンラインで受けることができるクリニックもあります。 新宿AGAクリニックでは、初月に関しては1ケ月あたり1,800円からAGA治療を受けて頂くことが可能です。
また、薄毛に関するお悩みや、治療費に関するご相談等、無料カウンセリングで承っております。 不安な点やご不明点がありましたら、まずはお気軽に無料カウンセリングまでご相談ください。
【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
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