ホホバオイルの頭皮への使い方とは?毎日使っても大丈夫なのか | 新宿AGAクリニック
ホホバオイルの頭皮への使い方とは?毎日使っても大丈夫なのか

ホホバオイルの頭皮への使い方とは?毎日使っても大丈夫なのか

ホホバオイル


人工心臓の潤滑油としても用いられており極めて安全性が高いホホバオイルは、頭皮をはじめ全身の保湿ケアを行う際にも有益とされています。


頭皮の乾燥は皮脂の分泌量を増加させたり、髪の毛の成長を阻害したりするため、肌の乾燥が気になる方はホホバオイルを使ってケアすることがおすすめです。


こちらの記事では、ホホバオイルの特徴や正しい使い方、頭皮ケアに関するQ&Aについて解説します。頭皮の乾燥に悩まされている方は参考にしてください。

 

ホホバオイルとは


ホホバオイルはメキシコ原産のホホバの種子を原料として作られる植物性油脂です。ホホバは水分が少ない砂漠の過酷な環境でも生育できることから、水分を保持する力が非常に強いとされています。


また、地球上に存在するオイルの中で唯一、人工心臓の潤滑油として用いられるほど安全性が高いとされています。そんなホホバオイルは以下の3つの特徴から、頭皮ケアをする際にも有益とされています。

 

  • 肌に浸透しやすい
  • 頭皮に有効的な成分が含まれている
  • 保湿力に優れている


はじめに、ホホバオイルが頭皮ケアにとって有益な3つの理由について見ていきましょう。

肌に浸透しやすい


ホホバオイルの原料となるホホバの種子は、その重量の半分以上を長鎖のアルコールと脂肪酸のエステルが占めています。ホホバオイルは97%がワックスエステルによって構成されており、肌に浸透しやすい点が特徴です。


というのも、人間の肌にもワックスエステルがおよそ30%含まれているためです。オイルと言うとベタベタするイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、人間の肌と分子構造が似通っているホホバオイルは、サラッとした使用感も特徴となっています。

頭皮に有効的な成分が含まれている


ホホバオイルには頭皮ケアに有効な以下のような成分が含まれています。

 

成分 期待できる効果
ビタミンA 細胞分裂を正常化して頭皮を守る
ビタミンE 血行を促進して頭皮の栄養状態を保つ
オレイン酸 紫外線から頭皮を守る
リノレン酸 皮脂の過剰な分泌を抑制する
ステアリン酸 肌を酸化や乾燥から守る
カロチノイド 肌の炎症を抑える
アミノ酸 頭皮のうるおいを保つ

 

ビタミンAには細胞分裂を正常化して頭皮を守る働きがあることで知られています。そのため、ビタミンAが不足すると肌がカサカサに乾燥しやすくなるとされています。その点でホホバオイルが有益と言える訳です。


ビタミンEには血行を促進する働きがあるため頭皮の健康を保ったり、髪の毛を成長させたりする際に必要な栄養素を頭皮へと送り届けやすくなります。


他にも、頭皮を紫外線のダメージから守ったり、肌を酸化や乾燥、炎症から守ったりする成分が多く含まれているため、毎日の頭皮ケアにとってホホバオイルは有益と考えられています。

保湿力に優れている


肌の表面にある角層は、皮脂膜と細胞間脂質、天然保湿因子によって乾燥や外部の刺激から守られています。中でも天然保湿因子には水分を角層内に蓄え、肌のうるおいを保つ働きが期待されています。


天然保湿因子のおよそ4割がアミノ酸によって構成されていますが、ホホバオイルには17種類ものアミノ酸が含まれているため、保湿力にも大変優れているという訳です。

ホホバオイルが頭皮にもたらす2つの効果


頭皮ケアにホホバオイルを用いた場合、以下2つの効果が期待できます。

 

  • 乾燥などによる頭皮湿疹・炎症を抑える
  • 頭皮を洗浄し臭いや抜け毛を防止する


ここでは、ホホバオイルが頭皮にもたらす2つの効果について解説します。

乾燥などによる頭皮湿疹・炎症を抑える


ホホバオイルを頭皮ケアに用いると、乾燥が原因となって引き起こされる頭皮の湿疹や、炎症を抑える効果が期待できます。


もともと人間の肌にはバリア機能が備わっており、機械的刺激やウイルス細菌など外部の侵入者から肌を守っているため、スキンケア商品に含まれる成分も浸透しにくい点が特徴です。


しかし、ホホバオイルに含まれるワックスエステルは人間の肌と非常に相性がよく、バリア機能を越えて浸透しやすくなっています。


先述したようにホホバオイルにはカロチノイドやステアリン酸など、頭皮を炎症や乾燥から守る成分が含まれており、頭皮ケアに用いることで湿疹や炎症の改善・予防効果が期待できます。

頭皮を洗浄し臭いや抜け毛を防止する


ホホバオイルに期待できるもう1つの効果が、頭皮をきれいに洗浄して臭い・抜け毛を防止することです。オイルで洗浄と聞くとピンと来ないかもしれませんが、ホホバオイルは頭皮クレンジングにも用いられています。


頭皮の不快な臭いの原因は、多くが蓄積した皮脂によってもたらされると考えられています。風邪で寝込むなどして2、3日シャンプーしなかったときに、頭皮から不快な臭いが漂うのは、蓄積した皮脂が酸化するためです。


ホホバオイルは人間の皮脂の分子構造が似通っているため、頭皮に残された皮脂と混じり合い、溶かしてくれる働きが期待されています。


そのため、洗髪の前にホホバオイルを頭皮になじませ、古くなった皮脂と混じり合わせてからシャンプーを行うと効果的です。

ホホバオイルの頭皮への正しい使い方


ここまでの解説で、ホホバオイルが良好な頭皮環境を保ったり、不快な臭いを改善・予防したりするのに効果的なことが分かりました。


しかし、ホホバオイルを洗髪する際にどのタイミングで使えばいいのか、またどうやって洗い流せばいいのか分からない方もいらっしゃると思います。


ホホバオイルを使った頭皮ケアは、以下の手順で行うと効果的です。

 

  • ブラシで頭皮の汚れを落とす
  • シャンプー前にホホバオイルを塗る
  • ドライヤー前にもホホバオイルを塗る


ここでは、ホホバオイルの頭皮への正しい使い方について解説します。

ブラシで頭皮の汚れを落とす


ホホバオイルを使って頭皮ケアを行う際には、事前にブラシで頭皮や髪の毛の汚れを落とし、洗髪時に髪が絡み合わないようにしておきましょう。


頭皮や髪の毛にとって避けるべきことの1つが摩擦です。洗髪時にゴシゴシ擦ると頭皮環境を悪化させるうえ、髪の毛へのダメージによって切れ毛を引き起こすリスクが増加します。


ブラッシングをしておけば手ぐしが通りやすくなるため、髪の毛に不要な摩擦を与えることがありません。また、ブラシで頭皮を適度に刺激すると、血行を促進する効果も得られます。

シャンプー前にホホバオイルを塗る


ブラシで頭皮や髪の毛の汚れを落としたら、ぬるま湯で予洗いをしましょう。予洗いを行うことで髪の毛や頭皮が柔らかくなり、ホホバオイルやシャンプーの効果を十分に発揮させることが可能です。


予洗いを終えたらシャンプーをする前に、ホホバオイルを頭皮に優しく擦り込みましょう。指先や爪で頭皮を刺激しないよう気をつけながら、指の腹でマッサージをするように擦り込むのがポイントです。


頭皮に付着している皮脂とホホバオイルを混ぜ合わせるようなイメージで擦り込むとより効果的です。ホホバオイルが頭皮全体に行き渡ったら、もう一度ホホバオイルを手に取り、頭皮に擦り込みましょう。


ホホバオイルを2回頭皮に擦り込んだら、オイルを流さずにシャンプーを行います。シャンプーをしたら、洗い残しがないようしっかりとすすぎましょう。


シャンプーには頭皮や髪の毛にとって刺激が強い成分も含まれているため、洗い残しがあると頭皮環境を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

ドライヤー前にもホホバオイルを塗る


洗髪を終えてタオルドライを行ったら、ドライヤーをかける前にもホホバオイルを塗りましょう。ドライヤーの前にホホバオイルを塗ることで、頭皮だけでなく髪の毛も保湿することが可能です。


ドライヤーをかけるときは髪の毛から20センチメートルほど離し、熱風が一ヶ所に集中しないよう気を付けましょう。また、8割程度乾いたら冷風に切り替えて仕上げるのがポイントです。

ホホバオイルでの頭皮ケアに関するQ&A


ホホバオイルを用いた頭皮ケアに関しては、以下4つの質問が多く寄せられています。

 

  • ホホバオイルは頭皮に毎日使ってもいいの?
  • ホホバオイルは洗い流さなくてもいいの?
  • ホホバオイルは無印でも大丈夫なのか?
  • ホホバオイルで頭皮ケアをしても臭いが消えない場合は、どうしたらいい?


ここでは、ホホバオイルでの頭皮ケアに関する4つの質問にお答えします。

ホホバオイルは頭皮に毎日使ってもいいの?


ホホバオイルを使う頻度は、目的によって左右されます。例えばスキンケア目的で用いるのであれば、毎日使っても特に問題ありません。


しかし、ホホバオイルで過保護にすると、肌が本来持っているバリア機能を衰えさせてしまう可能性もあるため、毎日使うのであればホホバオイルの含有量が計算して配合されている美容クリームなどを使用することがおすすめです。


保湿やクレンジング目的でホホバオイルを利用するのであれば、1週間に1回から2回に留めましょう。毎日のようにホホバオイルを使って保湿やクレンジングを行うと、かえって毛穴にダメージを与える可能性があります。


また、頭皮マッサージの際にホホバオイルを用いる場合、1ヶ月に1回程度で十分な効果が得られるとされています。ホホバオイルの使用頻度は、目的によって変える必要があることを覚えておきましょう。

ホホバオイルは洗い流さなくてもいいの?


ホホバオイルを使って洗髪する際には、オイルを流さずにシャンプーを行い、シャンプーの成分が頭皮に残らないよう、しっかりと洗い流す点がポイントだと説明しました。


ホホバオイルには保湿作用があるため、特に重点的に洗い流す必要はありませんが、オイルであることには変わりがないため適度に洗い流すか、もしくは使用量に気を付ける必要があります。


ホホバオイルが頭皮に残ってべたつくようであれば、ティッシュペーパーなどを利用して適度に拭き取るとよいでしょう。

ホホバオイルは無印でも大丈夫なのか?


ホホバオイルはさまざまなメーカーから販売されていますが、無印良品のホホバオイルは100%ピュアオイルのため、使用にあたって特に問題はありません


肌になじみやすくサラッとした使用感が特徴のため、べたつきが気になる男性にもおすすめです。妊娠中でも利用可能ですが、念のために主治医に相談してから使用するとよいでしょう。

ホホバオイルで頭皮ケアをしても臭いが消えない場合は、どうしたらいい?


ホホバオイルを使ってセルフケアを行っても頭皮の臭いが消えない場合、雑菌の繁殖などが原因で頭皮環境の悪化を引き起こしている可能性があります。


特に、ホホバオイルを使い始めてから臭いが強くなった場合、ホホバオイルの使い過ぎ、もしくは皮脂をエサとしている常在菌の異常繁殖の可能性などが疑われます。


セルフケアで頭皮の臭いが改善しないようであれば、医療機関を受診することが先決です。仮に頭皮トラブルに伴わない抜け毛が見られるようであれば、AGAクリニックを受診するのがおすすめです。

AGA治療に関するご相談なら新宿AGAクリニックへ


ホホバオイルは天然由来の成分で製造されており、人間の肌と分子構造が似通っていることから、スキンケアやヘアケア目的で用いられています。


頭皮ケアにもホホバオイルは効果的ですが、続けても頭皮の臭いが消えないようであれば、何らかの頭皮トラブルを引き起こしている可能性があるため注意が必要です。

 

仮に頭皮トラブルにともない抜け毛が見られるようであれば、新宿AGAクリニックの受診をおすすめします。新宿AGAクリニックでは、男性だけでなく女性の髪や頭皮の悩みも専門的に扱っています。


カウンセリングは無料で受けられるため、髪の毛や頭皮に関するお悩みや治療法に関するご質問など、なんでもカウンセラーまでお問い合わせください。

 

 

 


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