ぼこぼこしたできものが頭にできる6つの原因とは?セルフケアの仕方や痛いときの対処方法なども解説

頭には外後頭隆起や乳様突起などのぼこぼこした骨がありますが、通常は痛みやかゆみなどの症状をともなうことがありません。
明らかに周りの箇所と比べて盛り上がった箇所があり、痛みやかゆみなどの症状がある場合は、何らかの皮膚の病気を疑う必要があります。
本記事では頭のぼこぼこしたものの原因や考えられる病気の種類、気になる場合に受診すべき診療科などを紹介します。
生活習慣が原因でできる頭のぼこぼこへの対処法も紹介しているので、早期改善にお役立てください。
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目次
頭のぼこぼこしたできものの原因・病気

始めに、頭にぼこぼこしたできものができる原因や、考えられる病気の可能性について見ていきましょう。
主な原因や病気としては以下のような例が挙げられます。
- かさぶた
- 乾癬
- 脂漏性皮膚炎
- 頭皮ニキビ
- 脂肪腫・悪性腫瘍
- ストレスや生活習慣の影響
かさぶた
頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つがかさぶたです。
頭皮をひっかいた際にできた傷や、誤ったヘアケアによる頭皮へのダメージなどが原因で、ぼこぼこしたかさぶたができる可能性があります。
かさぶたは医学的に痂皮(かひ)と呼ばれており、何らかの原因によりできた傷口からの浸出液(体液や血液)が固まって発生し、細菌や外部の刺激から傷口を守る役目があります。
そのため、指で触れた際にかさぶたが気になるからといって、はがす行為は避けなければなりません。
かさぶたをはがして新たに傷が生じると、瘢痕を残す可能性もあるため注意が必要です。
乾癬
頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つが、乾癬(かんせん)を発症していることです。
乾癬は炎症性の皮膚疾患の一種で、皮膚が赤みを帯びて盛り上がり、カサカサとした銀色のフケのような鱗屑(りんせつ)を認める点が特徴です。
感染を発症した場合には赤みを帯びた頭皮のぼこぼこ、およびかゆみが見られますが、一般の方には湿疹との鑑別が困難です。
乾癬の原因に関しては、現在に至るまでハッキリしたことが分かっていません。
ただ、何らかの免疫異常に加え、環境要因が加わることで発症リスクを高めるのではないかと考えられています。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)を発症していることも、頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つです。
脂漏性皮膚炎は皮膚の常在菌であるマラセチアが異常繁殖することで起こります。
その他の炎症性皮膚疾患とは異なり、脂漏性皮膚炎の初期にはかゆみを伴わないことも多く、発症に気づくのが遅れるケースも少なくありません。
マラセチアは皮脂をエサとして繁殖するため、頭皮や髪の毛がベタベタしている方で、頭にぼこぼこしたできものが見られる場合は注意しましょう。
頭皮ニキビ
頭皮ニキビも頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つです。
ニキビは医学的に尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれており、毛嚢(もうのう)を中心に見られる炎症性の皮膚疾患です。
毛嚢の内部には常在菌の一種であるアクネ菌が生息していますが、何らかの原因によりアクネ菌が繁殖することでニキビの発症リスクを高めます。
毛嚢の内部には皮脂腺が存在しており、皮脂が大量に分泌されると毛嚢が表皮の方へ向かって盛り上がり、いわゆる白ニキビができやすくなります。
脂肪腫・悪性腫瘍
脂肪腫や悪性腫瘍も、頭にぼこぼこしたできものができる原因の1つです。
脂肪腫は皮下に脂肪がたまってできた腫れものを意味しますが、発症の原因に関してはハッキリしたことが分かっていません。
頭皮に柔らかいできものができており、圧痛(押した時に痛むこと)がないようであれば、脂肪腫の疑いがあります。
また、紫外線にさらされる機会が多い頭皮には、悪性腫瘍ができる可能性もあります。
できものが大きく左右非対称の形をしており、色むらがある場合は悪性黒色腫の疑いもあるため、速やかに医療機関を受診しましょう。
血行不良・老廃物
ストレスや生活習慣などの影響で、頭にぼこぼこしたできものができるケースもあります。
血行不良にともない老廃物が血管内に留まると、頭皮にぼこぼこした隆起を引き起こす可能性があります。
もともと頭皮には毛細血管が多く分布しており、血行不良を引き起こしやすい箇所の1つです。
血行不良状態が継続した場合、抜け毛や薄毛などのトラブルにつながる恐れもあるため注意が必要です。
痛いできものと痛くないできものの違い

頭のぼこぼこしたできものには、痛みをともなうものと、痛くないものの2種類があります。
基本的に炎症をともなう皮膚疾患の場合には、痛みをともなうことが一般的です。
例えば毛穴が詰まって炎症を引き起こすニキビや、毛包炎などの場合には痛みやかゆみをともなうことが多くなっています。
また、頭皮に細菌感染を起こしている場合にも痛みをともなうことが一般的です。
一方、脂肪腫のようなしこりの場合は、痛みをともなわないことが一般的です。
ただし、脂肪腫が大きくなったケースでは、まわりの皮膚が引っ張られるような痛みを生じる可能性もあります。
また、悪性腫瘍の場合は初期段階では痛みをともなわないケースも多いため、自分の判断で放置せずに必ず専門医の診察を受けましょう。
頭のぼこぼこしたできもののセルフケア

頭のぼこぼこしたできものを改善するためのセルフケア法としては、以下の3つがあげられます。
- 血行不良ならマッサージ
- 健康な頭皮を保つため生活習慣を整える
- 頭皮環境を整えるための清潔保持や乾燥防止
具体的なセルフケアの方法について解説します。
血行不良ならマッサージ
頭のぼこぼこしたできものが血行不良による場合は、頭皮マッサージで血液の循環を促進することが効果的です。
頭皮マッサージは以下の手順で行いましょう。
- マッサージの前に手を温める
- 首の後の筋肉を指の腹で緩める
- 両手の人差し指から小指で側頭部をマッサージする
- 指の腹全体で頭皮をつかみマッサージする
頭皮マッサージをする際には、指先や爪で皮膚を傷つけないよう気を付けましょう。
健康な頭皮を保つため生活習慣を整える
頭のぼこぼこしたできものを改善・予防するためには健康な頭皮を保つために、生活習慣を整える必要があります。
例えば睡眠不足にともない皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)の周期が乱されると、本来であれば剥がれ落ちるべき角層が表皮に留まり、皮脂が排出されにくくなるためニキビができやすくなります。
また、脂質を多く含む食事やストレスも、皮脂の分泌量を増大させる可能性があります。
十分な睡眠時間と栄養バランスの取れた食事を意識し、適度にストレスを発散するよう努めましょう。
頭皮環境を整えるための清潔保持や乾燥防止
頭のぼこぼこしたできものを改善・予防するためには、頭皮環境を整えるために清潔保持や乾燥防止を意識することも重要です。
例えば、頭皮を不潔にしていると皮脂の過剰な分泌により、ニキビや吹き出物ができやすくなります。
また、頭皮が乾燥しているとかえって皮脂の分泌量を増大させる可能性があります。
皮膚への刺激が少ないシャンプーで洗髪を行い、洗顔後と同様に頭皮を保湿するよう意識しましょう。
頭皮のぼこぼこがかゆい・押すと痛い場合の対処法

頭皮のぼこぼこがかゆいものの、痛みや化膿(かのう)などの症状が認められない場合は、正しい方法でシャンプーしたり、ドライヤーのかけ方を見直したりすると改善できる可能性があります。
ぼこぼこした部分を押すと痛い場合は、専門の医療機関を受診して原因を突き止める必要があるでしょう。
ここでは、頭皮のぼこぼこがかゆい場合の対処法や、医療機関を受診すべき具体的なケースについて解説します。
頭皮のぼこぼこがかゆい場合
頭皮のぼこぼこがかゆい場合は、毎日のシャンプーやドライヤーのやり方を見直して、改善が見られるか経過を観察してみましょう。
シャンプーは以下の手順で行うのが基本です。
- シャンプーの前にブラシで髪の毛をとかしておく
- 髪の毛だけでなく頭皮も予洗いする
- 手のひらでシャンプーをしっかりと泡立てる
- 何箇所かに分けてシャンプーを付ける
- 指の腹でマッサージするイメージで頭皮を洗う
- すすぎ残しがないよう十分に洗い流す
頭皮を洗う際は指の先や爪で皮膚を傷つけないよう、指の腹で優しく洗うのがポイントです。
湯温は36~38℃程度に設定し、熱すぎるお湯で頭皮を守るべき皮脂まで洗い流さないよう気をつけてください。
シャンプーを終えたら毛先から水滴が落ちない程度にタオルドライを行い、髪の毛を持ち上げるようにして根元からドライヤーで乾燥させます。
場所を変えながらドライヤーの温風で髪の毛を乾かし、8割方乾いたら冷風で仕上げましょう。
頭皮の乾燥が気になる方は、ドライヤーの後に頭皮用のローションやクリームで保湿してください。
かゆみを改善したい方は、ドライヤーの後に育毛剤を使用するのも効果的です。
頭皮のぼこぼこを押すと痛い場合
頭皮のぼこぼこを押すと痛い場合は、何らかの皮膚の病気を発症している疑いもあるため、専門の医療機関を受診して原因を突き止める必要があります。
頭皮のぼこぼこから出血している場合や化膿が見られる場合、明らかな変色がある場合などは自分の判断で放置せず、速やかに専門医の診察を受けましょう。
頭のぼこぼこしたできものが気になる場合に受診すべき診療科

頭のぼこぼこしたできものが気になる場合は、主に以下の2つの診療科を受診することが一般的です。
- 皮膚科
- かかりつけの内科
診療科を選ぶ際のポイントについて解説します。
皮膚科
頭のぼこぼこしたできものが気になる場合は、皮膚科や専門のクリニックを受診することが一般的です。
皮膚科を受診する判断基準の1つが、何らかの症状が肉眼で見えるかどうかです。
頭皮は自分で確認しにくい箇所ではありますが、ぼこぼこしたできものが肉眼で確認出来る場合は、皮膚科や専門のクリニックを受診すると良いでしょう。
かかりつけの内科
頭のぼこぼこしたできものが気になる場合、かかりつけの内科で見てもらう方法もあります。
内科では風邪(かぜ症候群)やインフルエンザ、アレルギー性の疾患、悪心など、一般的によく見られる症状に最初に対応する診療科です。
何らかの症状がある場合に、どこに行って良いか分からないようであれば、まずはかかりつけの内科で見てもらうと良いでしょう。
頭のぼこぼこしたできものに対する治療薬

頭のぼこぼこしたできものに対しては、以下の2つの治療薬を用いることが一般的です。
- 抗炎症薬
- 抗生物質
ただし、自分の判断で治療薬を使用した場合、十分な効果が得られない可能性もあるため、まずは専門医の診察を受けることが重要です。
抗炎症薬
抗炎症薬はその名の通り、炎症を鎮めるための治療薬です。
頭皮のぼこぼこに痛みだけでなくかゆみや膿(うみ)も見られる場合には、炎症を起こしている可能性もあるため抗炎症薬が用いられます。
抗炎症薬の多くに配合されている成分の1つがステロイドです。
ステロイドには痛み物質の1つであるプロスタグランジンの生成を抑止する働きがあり、非ステロイド性の消炎鎮痛剤よりも高い抗炎症作用を持つ点が特徴です。
抗生物質
頭のぼこぼこしたできものに対しては、抗生物質が用いられることもあります。
抗生物質には強力な殺菌作用があるため、アクネ菌の増殖にともなうニキビや、マラセチアの異常繁殖による脂漏性皮膚炎の治療にも用いられています。
抗生物質を使用する場合は医師の指示に従い、用法・用量を守ることが重要です。
自分の判断で使用を中止した場合は薬剤耐性菌が出現し、薬が効きにくくなる可能性があります。
ただし、何らかの副作用が見られる場合には使用を中断し、担当医に相談しましょう。
AGA治療に関するご相談なら新宿AGAクリニックへ
頭にぼこぼこができる原因は機械的刺激によるかさぶたや皮膚炎、頭皮ニキビ、脂肪腫などさまざまです。
主な症状がかゆみだけの場合は、シャンプーやドライヤーのやり方を見直し、改善が見られるか経過を観察するのがおすすめです。
頭皮のぼこぼこを押すと痛い場合や出血、化膿、明らかな変色が見られる場合は、専門の医療機関を受診して原因を突き止める必要があります。
頭皮のぼこぼこにともない抜け毛が見られる方は、新宿AGAクリニックまでご相談ください。
何らかの脱毛症を併発している場合は、抜け毛の改善に特化した治療を行う必要があります。
カウンセリングは無料で行っているため、抜け毛が気になる方は専門のカウンセラーまでお気軽にお問い合わせください。

【 経歴 】
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長、多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
【 資格 】
日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、麻酔科標傍医、日本レーザー医学会認定医
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